落語,お能カテゴリ 10ページ目


落語を聞きに

この日は夕方から、ヒロシさんに誘っていただき「(もんさんと行く落語会)第2回咲ノ会」に参加させていただいた。場所は上野桜木の「市田邸」という築約100年の日本家屋。こんな趣きが深く残る場所で落語を聞けるだなんて!と心浮き立たせつつ、早めに家を出て上野公園を散歩。

公園内をぷらぷらと歩き、上野東照宮を訪れて、不忍池で夕陽が落ちるのを見た。
shinobazu.jpg

ちと腹ごしらえと不忍池ほとりに並ぶ屋台でたこ焼きを買って頬張った。ハフハフ言いながら食べていたら、ふと耳に入ってきたBGMは「必殺仕事人 殺しのテーマ」。えらい渋い選曲。「夕焼け色に染まる不忍池のほとりでたこ焼きを食べながら必殺仕事人のテーマか。なかなか乙」と浸りながら「必殺仕事人」を聞き終えた。次は何の曲かしらとちょっと楽しみにしていたら、「チャララーン!」なんとまた必殺仕事人!中村主水再び!一人にもかかわらずプッと吹き出した。ちなみに3度目も「必殺仕事人 殺しのテーマ」でした。たぶんずっとそうなんだろう。すごいわ。

そして集合場所の公園口に戻った。そうしたらなんとわたくし集合時間を間違えており遅刻しちゃいました…。会場には開演の少し前に着けたとはいえ、お寒い中皆様をお待たせしてしまい、大変申し訳なく…。大反省…。これに懲りずにまた誘っていただきたいと切に願っております…。

気を取り直して落語会。林家たけ平さんと春風亭正太郎さんお二方の落語を楽しむ。市田邸という場所の雰囲気も手伝って、ぐーっと落語にのめり込めた。茶目っ気たっぷりの子供とお父ちゃんのおもしろ可笑しいやり取り、ちいとお色気ムードなお話、胸にくる人情話、いろいろ楽しめて大満足。

その後は一緒にお食事までさせていただいた。楽しかった!落語をもっと生で見たくなったなあ。私の写真の話も皆さん拾って広げてくださって嬉しかったなあ。おかげさまで少ししゃべりすぎた気もしたりして…。すみません。

落語会行くぞー。歌丸師匠に会いたいぞー。まずは笑点観に行きたい。なぜきゅうに笑点かというと、先日本屋さんで「笑点」のムック本を立ち読んだからです。

笑点 第4号 (日テレムック) (ムック) (日テレムック)
日本テレビ放送網
売り上げランキング: 5437

巻頭特集が歌丸師匠で、それを立ち読んだら「歌さんに会いたい」気持ちが盛り上がってしまったんです。「なぜ
そこまで盛り上がったのにムック本を買っていないのか!」お食事の場でほぼ全員に同時にツッコまれたような記憶が…(笑)。買います!買いますから!

pagetop

落語会で初対面

3度目の笑客亭(落語会)に行った。

会場があるビルに入ると、主催のもんさんがいらしたので、「あっ、どうも~。まぜごはんのayumitです~」とご挨拶。しかし「まぜごはんの」って・・・。なんか格好いい風だけど「まぜごはん」やし。知らない人が聞いたら「あの人はさぞかし美味しいまぜごはんを作るんだろう」って思うんだろか・・・。

会場に入ってある方を探す。あっ、きっとこの方だ!とピンときて「ヒロシさんですよね?」と声をかけた。
そうなんです、これまでお互いのブログのコメントでしかやり取りしていなかったヒロシさんにお会いしたのです!なんだか初めてお会いした気がまっったくせず(笑)。初っ端から「なんか不思議ですねぇ!面白いですねぇ!あははははー!」と笑い合った。

そして、お隣に座って落語を楽しませていただいた。今回も「ほんま無料でええんですか?」という楽しさ!最後の落語では、落語の間に別の小噺が挟まり、また元の落語に戻るというハプニングもあった。たしかにハプニングだったけれど、それもネタに変えて、仕舞いにはお客さんをも巻き込んで、会場が一体となったスペクタクルな落語だったと思う。

元の落語が戻ってきたときは盛り上がった。”おまっつぁん”という名前の人が出てくる噺だったのだけど、「よっ!おまっつぁん!」「帰ってきた!おまっつぁん!」とやんややんやの大喝采。帰り際、出口でその落語家さんが「ほんとにすみませんー」と謝ってらしたけど、これもライブの楽しさかと。私はとても楽しかった!

帰りは駅までヒロシさんとご一緒して、「ちりとてちん」があった日々がいかに素晴らしかったかという話を。朝8時を過ぎたらNHKにチャンネルを合わせワクワクしながらスタンバイ、ちりとての皆さんに泣かされ笑わされの濃密な15分を過ごし、mixiコミュで皆さんの感想を読み耽る、そして翌朝またテレビの前でスタンバイ。ああ、なんと幸せな日々であったか・・・。もうあの日々は戻らないのね、しくしくしく・・・。小浜へ旅行したいな。「ちりとてちん」の好きなシーンの場所を巡って、若狭塗箸をじっくり選んで買いたい。

おっと、「ちりとて」というキーワードが出たら、どんどん「ちりとて」の話になってしまう・・・。

この日の日記の締めを。初対面あり、スペクタクルな体験あり、楽しい落語会だった。笑客亭はこれが最後かもしれないと小耳に挟んだ。本当なら残念至極だなあ。

pagetop