落語,お能カテゴリ 6ページ目


人呼んでフーテンの寅と発します

「講談から学ぶ江戸しぐさ」という講座を受講。講師は講談師の宝井琴柑さん。お若くて可愛らしい感じだけど、しっかりと丁寧な説明で聞きやすかった。

まずは江戸しぐさのいくつかを時代背景とともに紹介。「傘かしげ」「肩引き」「こぶし腰浮かせ」などなど。江戸しぐさは商人の間で、商人対商人、商人対お客さん、いろんな場面でお互いが気持ちよく暮らせるコツとして生まれたんだそう。

歌舞伎や人形浄瑠璃など町人から生まれた文化がたくさんあるという話しも。江戸の街の町人たちはとてもパワフルだったのね〜。江戸の町人たちは「人間一生、物見遊山」と言って、『生まれてきたのは、この世をあちこち寄り道しながら見物するため。いろんな物を見て、見聞を広めて友だちを増やし、死んでいけばいい』と考えていて、物ではなく楽しい時間に価値を置いていた。だから、歌舞伎や相撲を見物したり、吉原や向島に行ったり、よく遊んだんだそう。さぞかし活気にあふれていたんだろうなあ。

おっと、江戸しぐさの話に戻して。最後は「人と接するときには、一呼吸おいて相手を思いやることで、お互い嫌な思いをせず、気持ちよく過ごせるんじゃないでしょうか」とまとめてらっしゃった。

つぎに体験「啖呵を切る」のコーナー。私の思っていたのと違った。「てやんでえ!べらんめえ!」ではなかった。香具師(やし)が品物を売る時の口上(バナナの叩き売りとか)も啖呵というんですね。

ということで、フーテンの寅さんの口上をみなさんで読み上げてきた。

「私、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。」から始まって、「焼けのやんぱち、日焼けのなすび、色が黒くて食いつきたいが、あたしゃ入れ歯で歯が立たないヨときた。」と続く。

まさか「名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」なんてやると思っていなかったから、ツボにハマってしまってだいぶん楽しい気持ちになってしまった。私はその気になって思い切り言いたかったのだけど、やはり周りの方々に合わせて、控え目に囁くようにしか言えず。でも、参加者のみなさん「四百、三百、百両だ。どうだ!」の「どうだ!」のとこは結構気合い入ってて、ほんとはもっと思い切ってやってみたいって思ってるのよねと思った。絶対家でやってみてると思う。

最後は講談を一席。演題は「夫婦餅」。両国で玉川屋を営む夫婦。相撲道楽の旦那のせいで店もつぶれてスッカラカンになった。元芸者の妻が以前出ていた郭の旦那が、その状況を見かねて、新たに店を出す軍資金をくれた。なのに、玉川屋の旦那、巡業帰りの相撲取りたちとバッタリ出会い、祝儀にと軍資金をあげてしまう。事情を聞いた郭の旦那が、祝儀を返してくれるよう横綱に頼むが「一度受け取ったものはわしのもんじゃ」と返してくれない。事情を話しても返してくれないなんて、「金の切れ目が縁の切れ目かい」と嘆く。見返してやれとまた軍資金をもらって、餅屋を華々しく開店。そうしたら!横綱たちが開店を祝うべく大盛り上がりでやってくる。「何しにきやがった!」「いや、だんなさま、聞いてください。いただいた祝儀をそのまま返してしまえば、だんなさまのメンツが立たない。苦しかったけど返さなかったんです。これは、開店のお祝いです」と祝儀にもらった五十両を渡した。で、餅屋は大変繁盛しました。というお話。

相手への思いやりがしみる人情噺でございました。そうそう、私はこれが初講談だったのですが、張り扇でタン!と釈台をたたくのが小気味よく、餅屋の開店を祝うべく横綱たちがやってくるシーンは、とても賑やか華やかで、私の気分も大いに盛り上がった。

この講座にもんさんもいらしていたので、帰りに落語談議を少々。興味深かったのは、お客さんが「おもしろかった!楽しかった!」って思うのは、その場が楽しい空気になっていたかということだなあという話し。いい空気が出来ていると、落語自体は噛んだりトチッたりしても全く気になりませんね、と。

「ああ、分かります!やっぱりあの楽しい空気を味わいたくて寄席に行きたいって思いますもん!」という話の流れで、「そんなわけで、もんさんからお借りしている志ん朝DVDボックスの返却が遅れているんですー。」と思わずお伝えできて、私はちょっと安心した。そうなんですよねー。一人で家で落語見てても、冷静に見て終わっちゃうんですよね。やっぱり寄席でたくさんのお客さんと一緒に見るのがいい!

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するっ亭するっ亭って

ともちゃんが「新春!するっ亭一門会」のときの写真を十数枚送ってくれた。(ありがとう!)

少し遠目のお写真をば。

!!!
高座に座ってる!
すごくそれっぽい!
笑ってしまうなあ~!いいなあ~!おもろいなあ~!

なぜか恥ずかしくて母には内緒にしてたけど、いきなりこの写真送り付けてみようかしらん。
「お母さん、変わらず元気にしてる?ところで、私、このまえ高座に上がって落語してん!」
びっくりするやろなあ~。

どうもすみません。いつまでも、するっ亭するっ亭ってうるさくて。

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まだまだ、するっ亭のお話で

するっ亭一門会が終わって3日経つのですが、いまだ興奮冷めやらずなもので。いろいろ思い出してしまうなあ。


↑店外はのメニュースタンドはこんなふうになっていたのか〜

ドングリさんと浅草に向かい、「モンブラン」(店員さんもお客さんもお年を召した方ばかりで和んだ)でコーヒー休憩中、羽織(トリだから噺に入る前におもむろに羽織を脱ぐ計画があった)を買っていないことがバレて、ドングリさんに「なぬう!」と軽く叱られたり。

会場入りして、更衣室にてお着物に着替えながら、「私たち、なんでこんな所でこんな事してるんやろね?」と、この無謀な挑戦を改めて不思議がって大笑いしたり。

会場にやってくる友人たちに照れながらごあいさつしたり。

出演の皆さまの勇姿を熱く見つめたり。

そして、自分の高座。いまだ高座から見た光景が何度も脳裏によみがえるー。よくやったなあ、私。笑ってしまう。

そうそう。終演後にカメラ仲間のみなさんと合流して、「カンパーイ!」とグラス合わせたとき、私が「はあ~!終わった~!」と言ったら、お隣に座っていたHさんに「何を言ってるのか!いま始まったんじゃないか!」と言われて、「あっ、そうかっ!私ったら!」と笑いながらブルルッと武者震いしたりもした。

「新春!するっ亭一門会」。たいへん無謀ではあったけど、やってよかった、本当に。なんだかどこを目指しているのかよく分からないけど(笑)、続けていきたいなあと思う。

2月にはドングリさんとの「ねぎらい合う会」と、出演のみなさんとの「ねぎま鍋打ち上げ」があるので、それまでは余韻に浸っていよう。

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やった!やり切った!

「新春!するっ亭一門会」無事終了!やり切った!楽しかった!

あんなに楽しくできるとは思ってなかったので、ちょっと自分に驚いている。一番緊張したのは自分の高座の前、もんさんの「初天神」のとき。でも、高座に上がると不思議とドキドキが消え、ふっつーにお客さんに話しかけている自分がおりました。カメラ仲間の皆さんは、あまりに私が普通にいつも通りに話し始めたもんだから「いつもと一緒やん!」とウケたみたい。

フリートークはもうちょっとネタを仕込めたらよかったけれど、まあまあこんなもんだろうなあという反応だった。

で、唐突に「毎日、寒い日が続きますね!」のところで、少しウケたのが嬉しかったなあ。「本当に唐突ですみません」って笑って言ってマクラに入れたので。

落語「たけのこ」は、もうちょっと溜めて言いたかった部分もあったけれど、概ね練習通りにやれた。すごく嬉しい!!

終わったあとは、もう、もう、充実感でいっぱい!お客さまからも「よかったですよ!」という声をけっこういただいた。ちょっと出来過ぎなくらいの展開。ああ、すごいすごい!

帰りにカメラ仲間の皆さんが飲んでるところへ乱入。「お疲れさま!よくやった!」とたくさん労ってもらえた。さすがカメラ好きな皆さま、三脚にビデオカメラ持参で来てくれていて、高座のすぐ下から煽りでバッチリ狙われていたのでした。それを使って、情熱大陸風のドキュメンタリームービーを作ってくれるって話しも!わらける!

ご出演の皆さまとは改めて打ち上げをやる予定。皆さまには感謝の意を心の底からお伝えしたい。また、一緒に落語会やってくれるといいな。

ああ、今日は忘れられない一日になった。ご出演の皆さま、わざわざお越しくださったお客様方、本当にありがとうございました!感謝しても仕切れないです!

気分が高揚していて文章まとまってないし、もっと書きたいことがある気がするけど整理つかないので、とりあえずこれにて!

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鶴瓶さん

ほぼ日の新春おいわい対談「鶴瓶さんと。-ネアカ元気でへこたれず」がすんごい面白かった!今年に入ってから、ほぼ日を読んでいなかったので、今日一気に14回分全部を読んだ。というか、途中で読むのをやめられなかったのですよ、面白くて!

落語の話、ぜんぶ訳してしまう通訳の角田さん(愛されキャラ)の話、落語に貢献したかった話、「面」が効いてない話、「ネアカ元気でへこたれず」の話、足首回して自分でねんざした話。わろた。

対談中、『突然ガバチョ!』『鶴瓶上岡パペポTV』『ざこば・鶴瓶らくごのご』とか懐かしすぎる番組タイトルも出てきた。YouTubeでパペポTVの動画が結構あったので見始めたら、これまた止まらなくなった。おもろい。

「『ネアカ元気で、へこたれず』。だから、ぼくは落語でも、そういう伝え方をするようにしてるんですよ。」という鶴瓶師匠の落語が聴きたいなあ!今年はチケット争奪戦参戦しよう。そういえば、年末のテレビ番組で、鶴瓶さんとたけしさんが対談していて、「小さいころ、落語家になりたかった」というたけしさんに、鶴瓶さんが「来年、落語会やりましょうよ。(明石家)さんまも誘いましょうよ」と言っていた。実現してほしいなあ。たけしさんはどっぷり古典?それともはちゃめちゃな新作?どっちも見たいなあ。

昨日は、文七の落語会に行こうと思っていたのだけど、仕事が終わらず、着いたのは終演後だった。とりあえず、オーナー谷田貝さんに「金曜日はお世話になります。よろしくお願いいたします!」とご挨拶だけさせてもらった。なみ丸さんと会えたので、カラオケボックスにて私の落語(のようなもの)を見てもらった。「いいと思いますよー」とのお言葉に心底ホッとした…!あんまりにホッとして、嬉しくて、なみ丸さんの笑顔に手を合わせて拝みたくなるほどだった。というのも、前回のお稽古がひどかったもんだから…。私自身もすごく楽しくやれたし、「これを本番でもやれたらなあああああ!」と祈るばかり。

新春!するっ亭一門会まであと2日!わお。

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チョーズでございますかぁ?

雷5656会館にて、「全国行脚、月亭二人旅」。月亭八光さんと月亭方正さんの落語会。

方正さん、「全国行脚といいながら、これが第一回目で二回目が決まってない。見切り発車もいいとこでしょう?」と言ってはりました。

八光さんが「初天神」と「幽霊の辻」、方正さんが「看板のピン」と「手水廻し」の2席ずつ。方正さんの「手水廻し」は会場、爆笑の渦だった。抱腹絶倒。ゲストのロザン目当ての若いお客様もたくさんいたのにすごいなぁと思った。落語を初めて生で見ただんなさんも、「面白かった!また聞きたい!」と何回も言って大満足してた。

方正さんの落語は大好き。正統派江戸落語とはまた違う面白さ。方正さんが正統派でないという意味ではなくて、古典落語やけど知らない人でも分かりやすい落語というか。笑いに重きを置いてはる落語というか。表情(変な顔)、言い方とか、持ち前の芸を取り入れて方正さん流の落語だと思う。さすが芸歴23年、笑かしどころを押さえてはるなあと。あかんたれなキャラが自然にはまるし、どの登場人物も愛嬌たっぷりで始終微笑んでしまう。

全国行脚、ぜひ成し遂げてほしいなあ!千葉、神奈川、埼玉…行けるところは全部行きたい。

「全国行脚、月亭二人旅」
月亭八光「初天神」(団子でサゲ)
月亭方正「看板のピン」(サゲが大好き。「中もピン!」)
月亭八光「幽霊の辻」
月亭方正「手水廻し」(サゲが大好き。「申し訳ないけど、これはお昼にいただきます」)

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山生亭花楽さん、ありがとう

寄席発祥の地「下谷神社」に行ってきた。

以下、寄席発祥の地の石碑横に貼ってあった説明文を転記(少し文章を短くしました)。

江戸時代、完成10年(1798年)6月に山生亭花楽が下谷神社の境内で5日間の寄席興行を行いました。
これが江戸における最初の寄席興行といわれております。

落語自体はもっと前から存在しましたが、それ以前の落語は、身分の高い方の前で一対一で話をしたそうで、寄席の定義というのは一般の人を対象に、木戸銭をとってお落語を聞かせることだそうです。

馬喰町で櫛職人をしていた京屋又五郎という人が、山生亭花楽と名乗り「風流浮世おとし噺」の看板を掲げ、下谷神社の境内の小屋で落語を聞かせたそうです。

山生亭花楽の名前の由来は「山椒は小粒でピリリと辛い」をかけて付けられたそうです。山生亭花楽は後に三笑亭可楽と名前を変え現在は9代目です。

山生亭花楽の名前の由来は「山椒は小粒でピリリと辛い」をかけて付けられたのか。ちょっとちょっとー、「するっ亭トナカイ」も近いものがあるじゃないかー(笑)。

この山生亭花楽、最初の寄席興行のあと一度は職人に戻ったが、諦めきれずに越ヶ谷で興行を起こし、これが成功したんだそう。その後、寄席が爆発的に増えて、職業落語家として活躍したとのこと。ということは、もし、山生亭花楽が職人に戻ってそのままだったら、今のような形では落語はなかったかもしれないのか!ああー、これはとても感謝せねばならない!よくぞあきらめないで再起してくれました。山生亭花楽さんありがとう!

毎年4月の第1土曜日、浅草の潮江院にて「可楽まつり」が行なわれるそうなので、今年は行かねばと思う。

下谷神社で絵馬を奉納。先日「ホンマでっか!?」で「絵馬は言い切りで書くと自ら実現するように脳が働く」と紹介されていて、脳が働くのもいいし、言い切るって潔くてなんかいいなと思ったので言い切ってきた。

その後、浅草へ移動。行きたかった「合羽橋珈琲」は満席、「梅むら」は定休日でダブルしょんぼり。豆かん食べたかったのに。気を取り直して、するっ亭一門会での抽選会用に品物を少しばかり見繕った。

帰ろうとしたら、猿回しをやっていたので足をとめた。最後、お猿のりくくんが細い棒のてっぺんで逆立ちをする芸を披露すべく、棒のてっぺんへ登った。でも、かなり高度な芸らしく、小さく揺れる棒のてっぺんでなかなか逆立ちに踏み切れない様子。このときの猿まわし師の女性の表情がなんとも言えなかった。それまではずっと笑顔だったのに、このときだけは祈るような励ますような表情でりくくんを見つめていた。時間はかかったけど、逆立ち芸は成功!ちょっとウルッときてしまった。

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二週間切った

二週間切った!「新春!するっ亭一門会」まで二週間切った!

この日は美容院へ。担当してくれているSさんに「じつは私、落語やることになって。高座に上がるねん」と告白。それはもう驚かれました。まあ、そうだよねぇ。

なんでそんな展開になったのかというあらましを話し始めたら、どんどんテンション上がってしまって、また、Sさんが乗せ上手なもんやから、喋りまくっていたら、気づかぬ間に髪が切られ、染められ、残すは前髪だけという状態になっていた。「えっ!実感がない!知らん間に短くなってる…おかしい…」と首をかしげるばかりだった。

帰りは店を出て階段の下まで一緒に来てくれて「頑張ってくださいね!」と送り出してくれた。気合い入った。

その後、着付けレッスンへ。帯まで習って、とりあえず完成までたどりついた。あとは家で練習すればなんとかなりそうな感じ。

なかなか決められなかった落語のマクラもなんとか出来た。マクラから全部通して練習してみなくては。来週は仕事帰りにカラオケボックスで練習するつもり。

明日は寄席発祥の地とされる下谷神社に行ってきます。

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千代田区勤め

同じ千代田区にお勤めのMさんより「千代田区のイベントで『講談から学ぶ江戸しぐさ』」という講座があるみたいですよー」と入電。

江戸しぐさってなんやろ?と調べてみたら、”江戸時代の商人たちが築いた商人道、生活哲学”とのこと。最近は小中学校の道徳の時間で紹介されたりするんだそう。江戸っ子の粋な行動を知りたいし、参加費が1000円(!)とお安いし、講談を聞いたことがなかったし、若くてお綺麗な女性講談師だし、ということで申し込んでみた。

で、講座の内容を読んでみると「体験『啖呵をきってみる』」とある。ん?啖呵ってあれよね?「てやんでえ!べらんめえ!」? 初対面の受講者同士、なんの理由もなくいきなりテンション上げて「べらんめえ!」ってやるのかしらん?受講者たちの「べらんめえ!」が廊下に響き渡るのかしらん?わおう、気になるわあ。あ、江戸しぐさのことそっちのけで「啖呵をきってみる」のことばかり想像しててはいけないいけない。

そうそう、あとは講談。生では聞いたことがないので楽しみ。現時点の私の講談の知識は、タモさんのCDに入っている「材木屋吉兵衛―吉兵衛出世の巻」のみ。これ、面白い。

「台所のほうを向きますと、もうそこは真っ赤に燃え上がっております。火消しは飛んでくるわ、半鐘は鳴るわ、昼間みたいな大騒ぎでございまして」。そのあともいろんな物が燃える。お茶漬けの茶碗の中、畳の目の間も真っ赤に燃えて、自分の過去を振り返ってみると真っ赤に燃え上がっておりました、みたいな内容、って言われてもなんのこっちゃかと思いますが。

「火消しは飛んでくるわ、半鐘は鳴るわ、昼間みたいな大騒ぎでございまして」という台詞が講談中に何回も出てくるので、一時期これが気に入ってよく真似して言っていたのを思い出した。

このCDに入っている「古典落語 めけせけ」も面白い。古典落語の「転失気」をベースにしてるらしい。「転失気」は聞いたことがないのでチェックしなくちゃ。で、この「めけせけ」、ハナモゲラなんでなんのこっちゃぜんぜん分からないのに笑ってしまう。というかなんのこっちゃ分からないのに、なんか落語やから笑ってしまうのか。リズムと間が最高です。

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講座の話から流れ流れてタモさんの話になってしまった。2011年初投稿だ。今年もどうぞよろしくお願いします!

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落語強化イヤー宣言

「落語ファン倶楽部Vol.11 よくわかる落語家カタログ123名」を購入。

落語ファン倶楽部 Vol.11
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現在、東西合わせると約700名の噺家さんがいらっしゃるんだそう。そのうち123名がピックアップされていて、プロフィール、エピソード、聴きたいネタ、色紙、手ぬぐい(!)などが紹介されている。

数えてみると紹介されている噺家さんのうち、聴いたことのある噺家さんは12名ほどでした。少ないなあ。こんなことじゃアカン!来年は落語強化イヤーとする!いまここに宣言!

今のところの予定は、1月に月亭方正さんと月亭八光さん(八方さんの息子さん)の落語会。方正さんの落語は型にはまらず自分の言葉ではなしていて楽しい。あと、するっ亭一門会をやらせていただく文七での「文七笑唄会」。そして、21日は「新春!するっ亭一門会」。(しれっと紛れ込ませてみた。笑)

2月には柳家喜多八さんと春風亭一之輔さんの落語会。超渋い取り合わせ!

3月は「落語物語」という映画。この映画とても面白そう!監督は林家しん平師匠。少し前に行った「無限落語」でしん平師匠をはじめて拝見したのだけど、そういえばまくらでこの映画のことを猛アピールされてたなあ。「職権乱用でぽっぽの入浴シーン入れましたから!」と。落語家さんが作る落語映画ということで期待特大!そして、ピエール瀧が落語家っていうのがはまりすぎている。

4月はチケットが取れたら小三治師匠独演会!チケット取れますように!

今日はなみ丸さんとドングリさんの女3人で、するっ亭一門会の会場となる文七に下見へ。幸いほかにお客さんがいなかったので、どのくらいの声を出せば後ろまで届くのか試してみたり。そして、落語について語りに語りました。すごく楽しかった!

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