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赤ガッパさんからの自立

今日は約半年ぶりにカッパの皆さま(写真がキッカケで集まったが今となってはおしゃべり倶楽部的つながりの皆さま)で集合。これまでカッパの集会においては、赤ガッパさんが楽しいアイデアを出してくれて、その他のカッパたちがそれにノるというパターンが多かった。ここ数ヶ月赤ガッパさんがお忙しいとのことで、カッパの情報交流場は閑散としていた。このままではいけない!いつまでも赤ガッパさんお一人に頼っていてはいけない!いまこそ赤ガッパさんからの自立を(大げさ)!と思い立ち、ともちゃんとコソコソ相談して集会の呼びかけをし、嬉しいことに全員が参加の運びとなったのでした。

メインはもちろん写真撮影!と思いきや、もんじゃ屋形船。でもその前に写真撮影もしようねということで、Googleマップを見て気になった「貯木場」へ行くことに。「貯木場」、魅力的なワードです。海にたくさんの木材が浮かび、職人さんが木材の上に乗り長い棒を操り作業している、そんな風景が脳裏に広がってしまう。しかし、橋の上から見える貯木場は寂しいものだった。浮いている木材は少しだった。やはり、今はもう丸太の状態で運ばれることはないみたい。まあそうかあ。

しかも、この「貯木場」には、海沿いに立ち並ぶ材木所の敷地内に立ち入らないと近づけない様子。門が開いている木材所を覗くと作業員の方がいらしたので、思い切って「すみません!海に浮かぶ木材の写真を撮りたいのですが、入れてもらえないでしょうか?」と交渉したらアッサリ了承を得られた。30分ほど「貯木場」の写真を撮り、第1ミッション完了。30分でも撮影したした、オッケーオッケー。新木場駅まで戻り喫茶店で休憩1時間。


そして、もんじゃ屋形船。暑さと熱さにやられ途中ボーッとなりながらも、わいわい楽しんだ。

その後は有楽町に移動してダーツバーへ。ダーツ楽しかった!でも、私だけブルズ・アイ(真ん中)出来なかったのがとても悔しい!あのブルズ・アイ出来たときにマシンが発する「ビヨン!」という音が聞きたい。やはり、ある程度狙って投げられるようにならないとダメだなあ。ダーツを3本いただいたので自宅にて素振り練習しようと思う。

そんな久しぶりのカッパ集会。皆さん、お元気そうでよかったよかった!また、集まりましょうね。

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確かに横浜に行った

今日は「詩のボクシング」を見るために横浜へ。ムギさんのご友人がこの「詩のボクシング」地方大会の司会をされている関係もあり、流れで私も今回の横浜での大会を見に行く展開となった。「詩のボクシング」、もちろん初めて見るし、そんな大会があることも今回初めて知った。(最初のころはねじめ正一や谷川俊太郎さんなど詩人や作家やミュージシャンの対決だったんだそう)

せっかく横浜行くなら開演時間までお散歩しよう!と昼過ぎには集合したにも関わらず、赤レンガ倉庫に入るや否や、おやつにカレーパンを食べたら喋りすぎた。おやつタイム優に1時間超え。これではいけない、せっかくの横浜が!慌てて大さん橋に向かうも、今度は波止場で鳥の求愛ダンスに見とれる(哀しくも失敗に終わった…)。「振られたね。邪魔したかしら?」「羽を広げてアピールするさまは歌舞伎の見えのようだったね。」などと言っていたらまた時間が過ぎ…。歩け歩け!

大さん橋は甲板をサクッと一周するだけで退散。大さん橋を出たところで日本人女性と外国人男性の二人組とすれ違う。すれ違いざま男性が「プロテインバー?」と言ったのが聞こえた。「へえ、プロテインBarなんてのがあるのかー。プロテイン飲みながら筋肉自慢?しかし、すれ違いざまにその台詞ってなかなかすごいね」などと話す。でも、今「プロテインバー」でググって思った。もしかして酒場のバーじゃなくて棒状のバー

関内へ歩く。途中でプレゼント用に可愛いおもちゃの自転車を買う。渡せるといいね!

そして、詩のボクシング。舞台にはリングのセット。16人の選手のみなさん、それぞれにそれぞれの世界がありました。すごいです!ストレートな表現、ミュージカル的な表現、ショートショート的なもの、リングを駆け回りながら叫ぶ選手、ほんとにそれぞれの世界。なかには文字でじっくり読みたいなあと思うものもあった。情景が自然と浮かんで頭の中で広がったり、普通のことでもとらえ方、表現の仕方によってそんな素敵になるのかと感心したり、とてもよい刺激となりました。世の中、いろんな世界があって、いろんな人がいるなあ。ほんと、いかようにも楽しくできる。

そして締めは秋葉原で駅そば。どこまでも横浜らしくない一日。でも、確かに横浜に行った。証拠↓

たくさんしゃべって笑ってのちの楽しみも出来てよき一日でした!

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あん馬

私、秋に体操の世界大会を見に行くことになるかもしれません!事のはじめはムギさんと「いつかやりたいと思っていること」を話していた流れだと思う。(ムギさんのブログ記事はこちら

で、体操種目には男子の場合、鉄棒・床・跳馬・平行棒・あん馬・つり輪とある。中でも私が注目したいと思っているのがあん馬です。少し前にテレビで子供体操教室のドキュメンタリー番組を見て、一見地味に見えるあん馬がとても難しい種目なのだ(基本の旋回をするだけで1年かかるそう)と分かったからです。

あん馬って、他の種目と比べて地味だし、技の美しさも伝わりにくいと思う(足を閉じて旋回するのと開脚してこう交差しながら回すのと2種類しかない?)。着地にしたって他の種目はくるくるっと回転してピタッと止まれるかどうか!と固唾をのんで見守る感じだけど、あん馬はそのまま降りるのもなんだからといった感じで倒立してトン!とあっさり着地。あん馬ってなんか意味がよく分からないなあって思っていた。まったくド素人の安易な感想でしょうけれど。でも、そのドキュメンタリー番組を見て、あん馬の迫力と繊細さや見るポイント(始まったら一瞬も止めることができない)が分かり、今度テレビで体操を見るときは注意して見てみよう思ったのでした。

あん馬についてちょこっとググってみた。体操競技の中でも最も古い歴史を持つ種目なんだそう。古代ローマ時代、軍事目的で馬術の基礎運動として実施されていて、最初は飛び越すだけだったのが、次第にくるくる回って競うにようになったとのこと。飛び越すのに飽き足らず回り始めたってすごいけど、果たしてそれは馬術として役に立つの?!なんにおいても物事の由来って面白いなあ!

さらには、お家芸といわれる日本の体操界において、あん馬だけはオリンピックで金メダルを獲得できていないんですって。世界大会では2003年に鹿島丈博選手が金メダルを獲得したんだそう。

こうやって書いているとあん馬のことがますます気になり始めてきた(笑)。こういう展開は大好物です。

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お散歩

少し前から「谷根千ウロウロ」というサイトを楽しみに見させていただいている。心浮き立つ情報が盛りだくさんだし、掲載されている写真が、紹介するためだけの写真じゃなく印象的で好きなんです。で、当然行ってみたくなって、今日は谷根千プラス上野をウロウロしてきた。

rose団子坂近くの総菜&食堂「檸檬の実」、おなか減ってたら入ったのに〜。次回はおなか空かせて行こう。団子坂超えて、はじめて薮下通りを歩いた。静かで緑が多くて気に入った。
根津神社に向かって歩いている途中、白いバラの階段があって「あ〜!バラが見頃だったなら〜!さらに白いワンピースのご婦人が階段を登っていて、バラと後ろ姿をさわやかに撮れたなら〜!」と心底残念に思った(写真参照)。

ueno上野に向かう途中、「やぶさいそうすけ」さんをのぞいて、もしお客様がいらっしゃらなかったら、帽子のオーダーのことを相談してみようと思っていたのだけど、お客様がいらしたので次回に持ち越し。
ブラタモリで見た池之端の変電所跡(写真参照)を通って上野公園へ。根津から上野まで歩くときは必ず(といっても3回目ほどだけど)ここを通る。今日は通りすがりのお兄さんが「君をのせて」を口笛でえらい上手に吹いていてナイスBGMだった。
で、不忍池で夕日が落ちるのを眺めて帰宅。

とくにこれといった盛り上がりもなく至って普通のお散歩ですね。iPhoneアプリ「RunKeeper」によると、6キロほど歩き、1,506カロリー消費したらしい。って、エエー!消費カロリー少なすぎると思うのだけど…!これではおやつにところてんすら食べられない…。なにか設定やら解釈やらで根本的に恥ずかしい間違いをしているのかしらん…。

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大仏チラ見認め印

先日Twitter上で、「注文したハンコが届いた」とのつぶやきとともに添えられていた写真に目を奪われた。それは「邪悪なハンコ屋 しにものぐるい」さんのハンコ。こ、これは可愛い!欲しい!欲しすぎる!

乾いた都会の喧騒!湿った日常!(サイトに書いてあった)こんな遊び心あふれるかわいい認め印をポンッと押せば心もフワッと浮き立つってもんじゃないでしょうか!

サイトに掲載されたたくさんの種類のデザインを鼻息荒く見まくった。そして、迷いに迷った(本当に買うのかも含めて)。でも、本当はこれを見つけたときから99%心は決まっていたのだと思う。「大仏チラ見認め印」。私の好きな鳥、パンダやリスに犬、どれも可愛いけれど、やっぱり最後に見てしまうのは大仏。このインパクトに他の物はかなわないと思う。

旦那さんに「でもこれ、名前のとこに大仏って書いてあるからおもしろんじゃ?」と言われ、一瞬「あっ、そうかも?」と思ったけど、「いやいや、大仏に○田なら、それはそれでまたなんともいえぬ感覚を味わえるでしょう!」と言い返したりもした。「もう、欲しいんやろ?はよ買えばいいやん」な展開(笑)。

というわけで、大仏チラ見認め印を注文しちゃいました。到着は約1週間後らしい。宅急便の受け取りに使って、配達員さんの反応を窺うのが今から楽しみ。ニヤニヤしてしまいそう。

で、最後に思うのはやっぱりコレですよ。「自分でハンコ作りたい」。私の思考パターンをご存じな方は「はい、きたきた」と思われるでしょうか(笑)。昔、小学か中学かのころ、石のハンコを彫って作ったことがあったのだよね。あのハンコ、実家にあるかなあ。しかしなんなのだろう、この彫りたい削りたい欲は。

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活版アートのチカラ

活版印刷に興味を持ったキッカケは、「つるぎ堂」さんの「なまけものとおばあさんのお誕生日おめでとうカード」であることは何度かまぜごはんに書きました。そのつるぎ堂さんから、「活版アートのチカラ」というイベントがある旨のご案内をいただき、これはおもしろそう!と伺うことにした。チャンスがあればつるぎ堂さんに「なまけものとおばあさんのお誕生日おめでとうカード」の誕生秘話を突撃インタビューする企みも秘めつつ。

で、前日に場所はどこかな〜とサイトをチェックしたら、なんと!ともちゃん家のご近所ではないですか!ビックリ!で、お誘いしてみたら雨で暇にしてたとのことで一緒に行くことに。思わず嬉しい展開!

第1会場は大伸印刷のガレージ。活字が売られていたり、活版印刷の作品が売られていたり。スタッフの方に、印刷博物館での活版印刷体験がとても楽しかったので、またやってみたいけど機会がないという話しをしたら、「印刷機を時間レンタルできるサービスがあったらどうです?」と聞かれて、「それはいいですね!」とブンブン顔を縦に振った。実現されるといいなあ。

第2会場をめぐり、第3会場へ。つるぎ堂さんがいらしたので、「あの、まぜごはんにコメントいただいて」と声をかけさせていただいた。いろいろあれやこれやお話させてもらって、いよいよ「なまけものとおばあさんのお誕生日おめでとうカード」の誕生秘話について切り出してみました。まず、なまけものがお好きだということと、『しっくりくる違和感』をコンセプトにされているとのお答え。ふむふむ、『しっくりくる違和感』というお言葉にしっくり!

ちょっとおもしろかったのは、作品のモチーフがマトリョーシカだったり、ロシア語が使われていたりするので、「ロシアがお好きなんですか?」(もちろん「好きなんです」というお答えが返ってくるだろうから、次は「どういうところがお好きなんですか?」と聞いてみようと意気込みながら)と尋ねたら、「んー、普通です」というお答えが返ってきたこと。ちょっとコケちゃいました。おもしろかったー。

つるぎ堂さんのカードを6枚と女性作家さん(お名前が分からない…なんてこった…)のカード4枚を購入。その女性作家さんとつるぎ堂さんたちで夏には展示を開催するとのお話しだったので、また素敵な作品を期待して待っていようと思う。


つるぎ堂さんのなまけもののカードたち!

そうそう、近くにいたお客様と作家さんたちが「あ、きのこ。やっぱり、きのこモノに目がいってしまう」「あー、やっぱりきのこ。○○さんといえばきのこですよね」などと、あまりにもきのこ、きのことおっしゃっているので、「あのー、きのこ…なんですか?」とお尋ねしたら、「ずっと、きのこに携わっていたので未だにきのこなんです」と。その方、『きのこ文学名作選』という本に携わっていたそうです。読書界はじめての「きのこ文学」アンソロジー、きのこが出てくる本を集めた本(で合ってるかしら?)ですって!おもしろいなあ。

今日も「世の中には素敵な人がいっぱいいるなあ」としみじみ思った。

その後は、ドトールで1時間半ほどおしゃべりして(ちんまり隊「渡良瀬遊水地の巻き」の話でひとしりき盛り上がった。この日のことは今後も何度となく語られることだろう)、ころちゃんも合流して3人でもんじゃ焼きとお好み焼きを食べた。美味しかった!楽しかった!そして、安かった!雨だったけど、とてもいい1日だったな。

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大阪帰省3日目

短大時代のお仲間で集合!「花の文化園」に行ってきました。絶好のお散歩日和。お茶して、散歩して、お弁当食べて、散歩した。そして、よくしゃべった!わろたわろた!キラキラというよりは、想像たくましくギラついていた短大時代の毎日を思い出して笑った。毎日がお祭りであったなあ。

いろんな思い出話が出る中で、原人色の服を着て、映画「北京原人」を観に行った話が出てきて、「あ、最近もそんな提案をしたな…ベースは今も変わってないな…」と少々情けなく思ったり(笑)。

当時の思い出話って、何回同じ話をしても毎回めちゃくちゃおもしろいのがおもしろい。また、次回も同じ話をして笑うんだろうなあ。ハハハ、想像したらわらけるー。

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大阪帰省2日目

この日は両親と奈良の長谷寺へ行ってきました。
草もち(美味しい)、おこわまんじゅう(イマイチ)、わらび餅(美味しい)を食べ歩き、長い登楼をえっちらおっちら登って本堂まで。
有名な牡丹はいい時期は過ぎていたけれど綺麗でした。
帰りに柿の葉寿司を食べた。出来立てはちょっとしょっぱい。でも、うまいうまい!

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大阪帰省1日目

5/2より大阪に帰省。両親とも変わらず元気で一安心。

晩ご飯後に母と語らい。あいかわらず韓流ドラマは見続けているようで「いま再放送してるエデンの東がおもしろいねん。話が複雑でなあ」と言いながら紙と鉛筆を取り出した。私は心の中で「来ましたね。これは長くなるね」と覚悟の上、相づちを打ち始めた。

復讐のためだけに生きる兄弟、入れ替えられた赤ちゃん、身分の差で結ばれぬ恋などなど、複雑に絡み合う運命に翻弄される登場人物たち。

こちらが母が話しながら書いた人物相関図。何が何だか分からないとは思うけど複雑さは伝わりますかね。

で、話し始めて40分が過ぎ、話は佳境に入った。それでそれで?と身を乗りだしたら、「と、今ここやねん。最後どうなるんかなあ~」と筆を置く母。「エエエエエ…!いま再放送やろ?一回見たんやろ?覚えてへんの?」と詰め寄ったら、「それが覚えてへんねん。複雑すぎるから」って…。そりゃないわ~。40分聞かされる身にもなってくださいよ~!

「ちょっとも思い出されへんの?!」としつこく食いつく私に、「あ、これ作ったで」とサッサと話題を変える母。まあ、いいけど…。ちょこちょこ手作りするのが好きな母は、帰省すると大抵、何か手作りアイテムをくれる。今回はミニきんちゃく袋。口に紐が二本付いていて、一方を引っ張ると閉じ、もう一方を引っ張ると開く。ちょっと面白い仕掛け。

写真のきんちゃく袋の生地は、なんとその昔、母が作ってくれたワンピースの生地。小学生1、2年の頃かなあ。気に入ってよく着ていたのですよ、ピンクのリボンのワンピース!泣かすことしてくれる…。ああ、懐かしい…。涙

次の次の日に短大仲間と会うというんで、ちょうどいいねと飴ちゃんを入れて人数分用意した。就寝。

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活字を拾って版を作る

本日、ちんまり隊は印刷博物館にて活版印刷を体験。

活版印刷とは、グーテンベルク以来およそ550年間ほとんど形を変えずに行われている印刷方式で、活字(金属製でハンコのように文字が裏返しに刻んである)を組んだ版で印刷するもの。

印刷博物館の「印刷の家」にて体験講座は行われる。エプロンを付け、まずはインストラクターのお姉さんより説明を受ける。活字を触らせてもらう。

左の写真、向かって左が24ポイントの活字、右が3ポイントの活字。ほっそいちっこい3ポイントの活字はルビに使うんだそう。800文字の版(右の写真)ともなると2キロにもなる。ずっしり!

今回は一筆箋の最後に文字を入れるとのこと。一人1種類だということで私は本名を、ともちゃんは「ちんまり隊」と入れることに。

流れはこんな感じ。

  1. [原稿作成]ー文章を原稿にする
  2. [文選]ー活字を一本一本手で拾う
  3. [植字]ー活字を並べ、印刷の元になる「版」を作る
  4. [組みつけ]ー平らにならし、固定する
  5. [紙選び]
  6. [印刷]ーインキをつけ、印刷機で刷る

棚にずらりと並んだ活字から必要な活字を拾って、ちまちまカチカチと並べて版を作る。こういう作業はとても楽しい。思わずにんまりしてしまう。印刷機のレバーは意外と重い。この重さがやってる実感を味わえてよい。レバーを上げ下げして、ローラーにインキを付けたところで、レバーを下げ切ると紙に版が押される。うまいことなってる仕組みにうなった。

で、出来上がったのがこちら!いい味わい〜。わいわい。欲を言えば、インキの色を選びたかったな〜。あと、もう少し分厚い紙であれば、活版印刷のぷっくり感をもっと味わえたかな〜。

講座最後に、活版印刷が現役だったころ、文選の仕事(専任だったそう)で活躍されたというインストラクターのおじさまによる文選仕事の実演。「現役のころはもっと早かったんだけど」と少し申し訳なさげにおっしゃっていたけれど、私からするとめちゃ早い!スイスイだ。いいものを見せていただいた。
一人前の文選師(?)になるには1年はかかったんだそう。しかし、当時は1回版にした活字はすり減ってもう使えないから、使用後は溶かしてたというのにビックリ。ぐるぐるサイクル。だから、よく使う活字は毎日のように工場に注文して納品してもらっていたとのこと。

体験後は展示を見回った。たくさんの版画、版木、そして棟方志功の彫り姿を見ていたら彫りたい熱がフツフツと再燃!彫刻刀で彫りたいなあ。うむ、やろうかな!まずは、消しゴムハンコ。

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