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梅を見に行ったら

今日は少し電車に乗って梅を見に行った。写真を撮っていたら、後ろから声が聞こえたので振り向いたら、初老の男性とそのお母様と思われる車イスに乗ったお婆さんがいらした。「梅が綺麗だね。」と男性がお婆さんに言っていたので、シャッターを押してあげようと「梅をバックにお二人の写真を撮りましょうか?」と声をかけた。男性が「それはありがたい!でも、カメラを家に忘れてしまって…。もしよかったら、お持ちのカメラで撮った写真をメールで送ってもらえませんか?」と半分懇願するようにおっしゃるので、何か事情があるのかしらと思いつつ、「いいですよ!撮って送りますね!」と3枚の写真を撮った。

帰宅してすぐに3枚の写真を添付して、男性にメールをした。そうしたら、30分もせずに写真を受け取った旨のお返事がきた。お返事の後半には「母は結婚して以来、ずっとこの土地に住み、ここは人生の舞台そのものでした。母は来週、訳あって遠くへ引っ越しするので、もしかしたらもうこの土を踏めないかもしれないと思いながら、梅の花を見ておりました。」とあった。

そんな思いで歩いてらっしゃったのか…。私が写真を撮ってあげた後、二人の女性が駆け寄ってきて「ああ!久しぶりに会えてよかった!次、いつ会えるか分からないから!元気でいてね!」とお婆さんの手をずっと握って言っていたのは、そういう理由があったからなんだ。

「写真撮りましょうか?」と声をかけて本当によかった。私が撮った写真をあんなに喜んでくださって、「私のへっぽこ写真も役に立つことがあるんだな」と私のほうがお礼を言いたいくらいの気持ち。お婆さんが新しい土地でおだやかに過ごせるといいなあ。

こたろう君
こたろう君。可愛すぎた。

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枠連4-8

今日はちんまり隊のともちゃんと府中の東京競馬場へ。私はこれが初競馬!驚きがいっぱいでございました。

まずは、競馬場の広さ。食べ物屋さんがズラリと並んで、どこぞのショッピングモールかと思うくらい。ダートを走り抜ける馬たちが立てるドドドドドッという地響き。最終カーブを曲がって直線に入ってからのスタンドの熱気。

いろいろとびっくりしてきたんですけど、もうもう、ものすごい驚きの出来事があったのですよ!!ちょっと長くなりますけど書きます。

5R、10R、11R(メインレース)の3レースの馬券を買った。5R、初めての馬券購入。にわか知識を駆使してなんとか複勝の馬券を購入。そして、呆気なく撃沈。でも、馬券の種類は分かったし、記入方法も分かった。よし、行くで!10R!パドックでお馬さんを観察。私なりに分析し、8番と15番の馬がいけると踏んだ。それらをからめて枠連と複勝の馬券を購入。そして、出走!行け行け!だがしかし…。そんなうまくいかないよねー。

そして、本日のメインレース、11R!モニターでオッズを確認し、パドックでお馬さんを観察。よし、決めた!人気のある堅そうな馬をからめて、単勝、複勝、枠連、三連単(!)の馬券を購入。気合い十分!私も馬たちと一緒に出走してもいいくらいに。しかし、結果は…残念無念…ビギナーズラックならずか…現実そんなものよね…と思ってたんです。

そうしたら!!そうしたら!!当たってないけど、記念にと払い戻し機に馬券を通したら!!精算金17,870円ってディスプレイに表示されてるやないですか!!

「えっ?えっ?うわわ、お金出てきたで!ええええええーっ!なんで?なんで?何か当たってたん?!なにが当たったか分からん!なにこれーーーっ!」

騒いでいたら、それを少し呆れ混じりの笑顔で見ていたカップルと目があった。思わず、「何が当たったのか分からないんですよ!」と戻ってきた馬券を見せながら話しかけてしまった私。

少し呆れ混じりの笑顔で彼氏のほうが教えてくれた。「11レースはまだ精算始まってないから~。10レースは何枚買ったんですか?2枚ですか。じゃ、当たったのは吸い込まれるから、10レースのが1枚当たったんですよ。ああ、あのレース荒れましたからね~。結構付いたんじゃないですか〜。」

「ええーっ!でも、もう1枚何買ったのか全く思い出せないです!わあ、すごい!わあ、すごい!」と興奮しながらカップルにお礼を言った。

大興奮のまま、「ともちゃん!なんか分からんけど、こんなに戻ってきたわ!夜ごはんご馳走するわ!何食べたい?言うて言うて!」と、大富豪にでもなったような気分に。

「でも、何が当たったんやろう?気になる。10Rの結果が分かったら思い出すと思う。」ということで、レース結果が表示されているモニターを見に行った。

なるほど、分かりました。1着が4枠の16番、2着が8枠の7番。8番と15番の馬がいける!と踏んで買っていた枠連4-8が当たっていたのです!私が選んだ8番と15番はアカンかったのにってとこがミソです(笑)。

あー、すごかった!笑った!テンション上がり切った!新宿に戻って、少し豪華な中華料理をともちゃんと食べましたとさ。競馬って楽しい。

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鶴瓶さん

ほぼ日の新春おいわい対談「鶴瓶さんと。-ネアカ元気でへこたれず」がすんごい面白かった!今年に入ってから、ほぼ日を読んでいなかったので、今日一気に14回分全部を読んだ。というか、途中で読むのをやめられなかったのですよ、面白くて!

落語の話、ぜんぶ訳してしまう通訳の角田さん(愛されキャラ)の話、落語に貢献したかった話、「面」が効いてない話、「ネアカ元気でへこたれず」の話、足首回して自分でねんざした話。わろた。

対談中、『突然ガバチョ!』『鶴瓶上岡パペポTV』『ざこば・鶴瓶らくごのご』とか懐かしすぎる番組タイトルも出てきた。YouTubeでパペポTVの動画が結構あったので見始めたら、これまた止まらなくなった。おもろい。

「『ネアカ元気で、へこたれず』。だから、ぼくは落語でも、そういう伝え方をするようにしてるんですよ。」という鶴瓶師匠の落語が聴きたいなあ!今年はチケット争奪戦参戦しよう。そういえば、年末のテレビ番組で、鶴瓶さんとたけしさんが対談していて、「小さいころ、落語家になりたかった」というたけしさんに、鶴瓶さんが「来年、落語会やりましょうよ。(明石家)さんまも誘いましょうよ」と言っていた。実現してほしいなあ。たけしさんはどっぷり古典?それともはちゃめちゃな新作?どっちも見たいなあ。

昨日は、文七の落語会に行こうと思っていたのだけど、仕事が終わらず、着いたのは終演後だった。とりあえず、オーナー谷田貝さんに「金曜日はお世話になります。よろしくお願いいたします!」とご挨拶だけさせてもらった。なみ丸さんと会えたので、カラオケボックスにて私の落語(のようなもの)を見てもらった。「いいと思いますよー」とのお言葉に心底ホッとした…!あんまりにホッとして、嬉しくて、なみ丸さんの笑顔に手を合わせて拝みたくなるほどだった。というのも、前回のお稽古がひどかったもんだから…。私自身もすごく楽しくやれたし、「これを本番でもやれたらなあああああ!」と祈るばかり。

新春!するっ亭一門会まであと2日!わお。

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山生亭花楽さん、ありがとう

寄席発祥の地「下谷神社」に行ってきた。

以下、寄席発祥の地の石碑横に貼ってあった説明文を転記(少し文章を短くしました)。

江戸時代、完成10年(1798年)6月に山生亭花楽が下谷神社の境内で5日間の寄席興行を行いました。
これが江戸における最初の寄席興行といわれております。

落語自体はもっと前から存在しましたが、それ以前の落語は、身分の高い方の前で一対一で話をしたそうで、寄席の定義というのは一般の人を対象に、木戸銭をとってお落語を聞かせることだそうです。

馬喰町で櫛職人をしていた京屋又五郎という人が、山生亭花楽と名乗り「風流浮世おとし噺」の看板を掲げ、下谷神社の境内の小屋で落語を聞かせたそうです。

山生亭花楽の名前の由来は「山椒は小粒でピリリと辛い」をかけて付けられたそうです。山生亭花楽は後に三笑亭可楽と名前を変え現在は9代目です。

山生亭花楽の名前の由来は「山椒は小粒でピリリと辛い」をかけて付けられたのか。ちょっとちょっとー、「するっ亭トナカイ」も近いものがあるじゃないかー(笑)。

この山生亭花楽、最初の寄席興行のあと一度は職人に戻ったが、諦めきれずに越ヶ谷で興行を起こし、これが成功したんだそう。その後、寄席が爆発的に増えて、職業落語家として活躍したとのこと。ということは、もし、山生亭花楽が職人に戻ってそのままだったら、今のような形では落語はなかったかもしれないのか!ああー、これはとても感謝せねばならない!よくぞあきらめないで再起してくれました。山生亭花楽さんありがとう!

毎年4月の第1土曜日、浅草の潮江院にて「可楽まつり」が行なわれるそうなので、今年は行かねばと思う。

下谷神社で絵馬を奉納。先日「ホンマでっか!?」で「絵馬は言い切りで書くと自ら実現するように脳が働く」と紹介されていて、脳が働くのもいいし、言い切るって潔くてなんかいいなと思ったので言い切ってきた。

その後、浅草へ移動。行きたかった「合羽橋珈琲」は満席、「梅むら」は定休日でダブルしょんぼり。豆かん食べたかったのに。気を取り直して、するっ亭一門会での抽選会用に品物を少しばかり見繕った。

帰ろうとしたら、猿回しをやっていたので足をとめた。最後、お猿のりくくんが細い棒のてっぺんで逆立ちをする芸を披露すべく、棒のてっぺんへ登った。でも、かなり高度な芸らしく、小さく揺れる棒のてっぺんでなかなか逆立ちに踏み切れない様子。このときの猿まわし師の女性の表情がなんとも言えなかった。それまではずっと笑顔だったのに、このときだけは祈るような励ますような表情でりくくんを見つめていた。時間はかかったけど、逆立ち芸は成功!ちょっとウルッときてしまった。

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二週間切った

二週間切った!「新春!するっ亭一門会」まで二週間切った!

この日は美容院へ。担当してくれているSさんに「じつは私、落語やることになって。高座に上がるねん」と告白。それはもう驚かれました。まあ、そうだよねぇ。

なんでそんな展開になったのかというあらましを話し始めたら、どんどんテンション上がってしまって、また、Sさんが乗せ上手なもんやから、喋りまくっていたら、気づかぬ間に髪が切られ、染められ、残すは前髪だけという状態になっていた。「えっ!実感がない!知らん間に短くなってる…おかしい…」と首をかしげるばかりだった。

帰りは店を出て階段の下まで一緒に来てくれて「頑張ってくださいね!」と送り出してくれた。気合い入った。

その後、着付けレッスンへ。帯まで習って、とりあえず完成までたどりついた。あとは家で練習すればなんとかなりそうな感じ。

なかなか決められなかった落語のマクラもなんとか出来た。マクラから全部通して練習してみなくては。来週は仕事帰りにカラオケボックスで練習するつもり。

明日は寄席発祥の地とされる下谷神社に行ってきます。

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千代田区勤め2

今日、会社帰りに違う道を通ったら、突如、なかなかのおしゃれゾーンが出現!いつのまにこんなものができていたのか!「2k540 AKI-OKA ARTISAN」だって。AKI-OKA、秋葉原のAKIと御徒町のOKAか、分かりやすいけども「もう一声!」と言いたくなるなあ。以下サイトより引用。

かつて御徒町周辺は、江戸の文化を伝える伝統工芸職人の街でした。現在もジュエリーや皮製品を扱うお店が数多くあり、職人の街の印象を残しています。けれども昨今、時代とともに、変化する人々の感性やセンスが望むものに対して、満足な答えを用意出来ていなかったのではないでしょうか。
このところ、東京の東エリアがおもしろくなってきています。ギャラリー、工房、カフェ、ショップなど、角度の高いセンスとクオリティをもった人々が東エリアに移りはじめているのです。この流れを背景に「ものづくり」をテーマとした施設が、御徒町エリアに登場します。

おお、私の心をくすぐるキーワードがいっぱい。明日の帰りに見に行かれるかなあ。ワクワクワク。そうそう、お財布を買い替えたいんだった。もう10年以上使っていて、とうとう小銭入れの内側が破れてきたのです。気に入るのが見つかったら買っちゃおう!

3331といい、会社近くにおもしろい場所が増えて、すごく嬉しい。

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千代田区勤め

同じ千代田区にお勤めのMさんより「千代田区のイベントで『講談から学ぶ江戸しぐさ』」という講座があるみたいですよー」と入電。

江戸しぐさってなんやろ?と調べてみたら、”江戸時代の商人たちが築いた商人道、生活哲学”とのこと。最近は小中学校の道徳の時間で紹介されたりするんだそう。江戸っ子の粋な行動を知りたいし、参加費が1000円(!)とお安いし、講談を聞いたことがなかったし、若くてお綺麗な女性講談師だし、ということで申し込んでみた。

で、講座の内容を読んでみると「体験『啖呵をきってみる』」とある。ん?啖呵ってあれよね?「てやんでえ!べらんめえ!」? 初対面の受講者同士、なんの理由もなくいきなりテンション上げて「べらんめえ!」ってやるのかしらん?受講者たちの「べらんめえ!」が廊下に響き渡るのかしらん?わおう、気になるわあ。あ、江戸しぐさのことそっちのけで「啖呵をきってみる」のことばかり想像しててはいけないいけない。

そうそう、あとは講談。生では聞いたことがないので楽しみ。現時点の私の講談の知識は、タモさんのCDに入っている「材木屋吉兵衛―吉兵衛出世の巻」のみ。これ、面白い。

「台所のほうを向きますと、もうそこは真っ赤に燃え上がっております。火消しは飛んでくるわ、半鐘は鳴るわ、昼間みたいな大騒ぎでございまして」。そのあともいろんな物が燃える。お茶漬けの茶碗の中、畳の目の間も真っ赤に燃えて、自分の過去を振り返ってみると真っ赤に燃え上がっておりました、みたいな内容、って言われてもなんのこっちゃかと思いますが。

「火消しは飛んでくるわ、半鐘は鳴るわ、昼間みたいな大騒ぎでございまして」という台詞が講談中に何回も出てくるので、一時期これが気に入ってよく真似して言っていたのを思い出した。

このCDに入っている「古典落語 めけせけ」も面白い。古典落語の「転失気」をベースにしてるらしい。「転失気」は聞いたことがないのでチェックしなくちゃ。で、この「めけせけ」、ハナモゲラなんでなんのこっちゃぜんぜん分からないのに笑ってしまう。というかなんのこっちゃ分からないのに、なんか落語やから笑ってしまうのか。リズムと間が最高です。

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講座の話から流れ流れてタモさんの話になってしまった。2011年初投稿だ。今年もどうぞよろしくお願いします!

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よいお年を!

今年も終わりです。早かった!猛スピードで過ぎ去った!

今年は落語とグッと距離が近づいた年だった。特に後半の伸びは凄ましいものがあった…!まさか自分が高座に上がる運びになるだなんて(実際に上がるのは来年だけど)!人生なにがあるか分かりません。

先日、映画「昭和の名人」を見てからというもの、落語熱はさらにヒートアップ。「名人といわれる落語家がたくさん現れて、いつまでも寄席が賑わっていて欲しいなあ」と落語界の未来を案じるほどになっております。このヒートアップぶり、我ながらわらける。

落語にかかわることをしていきたいなぁ。どんな形があるかしらん。いろいろ探ってみたい。というわけで来年は寄席にたくさん足を運ぼうと思う。写真展もあるかもしれない感じだから、コンスタントに撮っていきたい。仕事も課題があるので真面目にコツコツ取り組みたい。

まぜごはんを読んでくださった皆さま、ありがとうございました。来年もお付き合いいただけると嬉しいです!来年もたくさん遊んでやってくださいね。ではでは、どうぞよいお年を!

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初韓国

11月12日の夜から3泊4日で韓国へ行ってきました。初韓国でございます。とても楽しかった!ずっと案内してくれたパク君には大感謝!

時間が足りなかったなあ。次回は3日間くらいみっちり遊べたらいいなあ。あと、もっとハングルを勉強してから行きたい。お買いものするにも「イゴ オルマエヨ?(これおいくら?)」とハングルで聞いておきながら、何とおっしゃっているのかわからずボー然としてしまうことが数回あったので。結局、電卓使って教えてくれたんですけれど。

来年も必ずやまいるぞ!以下、写真にコメントをつけて旅の記録トス。

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サーバを引っ越ししました

「まぜごはん」はサーバを引っ越ししました。
URLも変わりましたので、もろもろ変更などお願いいたします。お手数をおかけします。

サーバはヘテムルにしたので、データベース50個使える!張り切った!なんやかんややってみたいと思っています。ごはんシリーズ増やそうかな!(読んでくださる方の不便は気づかないフリをして)

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