わが星

「わが星」三鷹市芸術文化センター 星のホールにて。久々の観劇。三鷹までえんやこら観に行ってよかったー。

団地に住むとある家族はそれぞれが太陽系の星でもある。主人公は地球のちーちゃん。友達は月のツキちゃん。人の一生と星の一生が、時間や空間を行ったり来たりして同時に描かれていき、最後は地球が滅亡する。演出方法が斬新で、一秒を刻む時報のリズムが繰り返し流れて、台詞がラップ調で乗る。それが不思議とスーッと入ってくる。円形のホールだったのもとてもよかった。私も太陽系の星の一つとして、同じようでちょっとずつ違う日常を生きて、地球の、ちーちゃんの終わりを見守ってきた。

悲しいとか嬉しいとか感情が大きく揺さぶられる涙でなく、なんて説明したらよいのか分からない涙がスルスルと止めどなく出てきて不思議な体験でした。切ないけど「よかった」の涙だった。

ちーちゃんがツキちゃんにあげたアポロチョコをもらいました。かわいい、アポロチョコ。

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