「ちんまり隊、蕎麦を打つ」の巻

ちんまり隊、今年最初の活動は蕎麦打ち体験!蕎麦打ちとはおよそ不釣り合いなレースがあしらわれたふんわりエプロンで参加してきた。

蕎麦の実を挽いて蕎麦粉にする。蕎麦粉と割り粉(中力粉)を混ぜ、水を加えてさらに混ぜる(水回し)。そしてこねる。体重かけてこねる。まだまだこねる。疲れてもがんばってこねる(ねり)。菊練りして円錐状にして空気を抜いたら(へそ出し)、ぺちゃんとつぶして円板状に。すっかり愛しい存在になった円板状の生地を両手に乗せて延し台へ移動。いよいよ延し。長い麺棒の上に手をグーの猫の手にして乗せてコロコロコロ。どんどん薄くしていく。もう夢中。すごい楽しい。薄くなった生地をたたんで最後は切り。

ここで登場した蕎麦打ち先生(Kさんというおじさま)がおもしろかった!威勢のよい江戸前おやじでなかなかの口の悪さ(笑)。まずはK先生によるお手本。リズムよく切った蕎麦の細さは、そこまで細くする必要ないんちゃう?というくらいの細さ。見せつけだ。「はい、どうぞやってみて」という顔は少しほくそ笑んでるよう。

持ったことない長くて大きい蕎麦包丁に戸惑いながら切る私に「こりゃ料理してないな」とまずは軽く一発。「一応主婦だから料理してますよ!包丁が大きいからですよ!」とキッとなって言ったら、「はいはい、手が休んでる。切って切って」。1/3ほど切るとコツが分かってきてリズムよく切っていたら、「いい調子だねえ!初めてにしては上手い上手い。でも、端がつながってるねえ。こりゃいかだのオンパレードだ。」「ちょっとひどいじゃないですか!懸命にやってるのにい!」「わははははー。」とこんな調子でわいわい軽口言い合いながら蕎麦打ち体験を終えた。

その場で打ち立てを試食もさせてもらった。コシがあって美味しい!いいね、手打ち蕎麦!「習いたいけど家でやるには道具揃えるのお金かかるし、結構なスペースが必要だよねえ」などと話ながらビルを出たらKさんがいた。「今日はありがとうございました!楽しかったです!」と言うと、「おう。そこの湯島天神寄ってったら?七五三やってるよ。」「ちょっとひどい!一応大人ですよ!」「わはははー。またおいで!」。最後までおもしろかったです、Kさん。

その後は、不忍池で手の上に乗るスズメを見て、谷中をぶらぶら。カヤバ珈琲前でロケ中の堀北真希ちゃんに遭遇!衝撃のかわいさ!顔ちっちゃい!「茶処 まるに」でお茶を試飲させてもらったりもして日暮里駅で解散。

この日嬉しかったのは、ともちゃんからともちゃんによる「年賀状大賞」をいただいたこと!まさかの受賞です!わーい!今年の年賀状は版画に挑戦してみて、まあまあ上手く彫れたと思ったけど、色合いがちょっと地味だったかなあと後悔していたのですよ。母にも「あんたの年賀状、今年は地味やったなあ」と言われていたし。でも、ともちゃんから版画のかすれ具合がよかったとのお言葉をいただいた。ああ、嬉しい。

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