なんですと?

仕事帰り、ふらり鈴本へ。ゆったりじっくりと楽しんできました。

文左衛門師匠の転宅、おもしろかった!文左衛門師匠のやるお菊さんがかなりツボでした。お菊さんの気風の良さと、しなを作ったときの可愛らしさにやられたー。転宅は初めて聞いたネタだったけど、泥棒の最後屁衛さんはお菊さんに、一緒になろう、明日迎えに来てなんて言われたけど、うまいこと騙されてて、次の日行ったらもぬけのからなんだろうというのは予想できた。だもんで、すっかり本気にした泥棒さんが「所帯を持つってのはどんなもんかなあ〜♪」とあれこれ妄想してグフフフとなっているのを見ると、ちょっと可哀想になった、泥棒とはいえ。お菊さんの家の前のたばこ屋で、お菊さんが引っ越ししたと知ったときの泥棒さんの「なんですと?」が絶妙なニュアンスで大笑い。サゲの「義太夫だけにうまく語られた」も好き。転宅、おもしろい!

「鈴本演芸場 夜の部」
隅田川馬石 「鮑のし」
三遊亭歌武蔵 漫談
マギー隆司 奇術
入船亭扇辰 「子ほめ」扇辰師匠、やっぱりかっこいいよー。
古今亭志ん輔 「水屋の富」
ロケット団 漫才 声が遅れて聞こえてきたよ。
春風亭一朝 「看板のピン」心地よい口調にすっかり聞き入りました。
林家正楽 紙切り
橘家文左衛門 「転宅」

いつか紙切りのお題をリクエストするぞ…!タイミングだ、タイミングをつかむのだ…!

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