2日目。雨ー。
四国旅行2日目の写真

私は張り切って6時に起床。道後温泉本館に行こうと思っていたから。でも、誰も行く気配がない…。唯一、父が「せっかくやから行っとこか」と言ったが、とっとと先に出かけた…。ほんまマイペースな人やわと思いつつ、そぼ降る雨の中、一人傘さして道後温泉本館、別名「坊ちゃん湯」へ。「千と千尋の神隠し」に登場する油屋のモデルにもなったらしいその建物は、情緒たっぷりで気分も盛り上がる。混んでるかなーと思ったけど意外とすいていてラッキーだった。お湯につかってのんびり。常連らしきおばちゃんが湯口からお湯を桶にとっては、体を洗っている友達のおばちゃんのところへ持っていき、「アキちゃん、法事はよう終わったん？」などと声をかけながら、背中にお湯をかけてあげていた。ほのぼのした。
朝もお部屋で和食をいただきチェックアウト。母の希望により砥部焼きを見に行くことに。せっかくなので絵付けでも体験するかということになった。平野レミ似の元気なおばさんに説明を受け絵付け開始。皆それぞれに夢中で1時間ほど絵描き。2週間ほどで完成し送られてくるとのことでとても楽しみ。その後、砥部焼きの工場を見学したり、おみやげを買ったり。私は愛媛限定タルトキューピーを。羊みたいにもこもこでかわいらしい。食べちゃうぞー。

昨日と同じく高速に乗ってブイーッと高松へ戻る。今回は高松在住のもっさんがすべて運転してくれた。もっさん、がんばった。
2回目のうどんは「わらや」。大きな桶に入った家族うどんをいただいた。しょうがを利かせて。またまた、う～ま～い～！
最後は栗林公園へ。ハナショウブや睡蓮が綺麗だった。両親二人の写真も撮ったけど、「母写真集」ができるんでは？というくらい、母一人の写真もたくさん撮影した。大きくくねった大木を見つけては「その木のくびれの下に入って。そうそう」とか、「その橋の上で。ハイ、こっち向いて」とか。
雨の栗林公園はそれはそれでしっとりした感じがよかった。大きなハスの葉っぱに溜まった雨粒がキラキラしていた。ハスの葉っぱは雨粒が似合うなあ。

そしてやっぱり東京とはちがって周りにビルが見えないのがいい。うしろに紫雲山がどどーん。思わず大きく「うむ」と頷いてしまう美しき眺め。
ちょうどいい時間になったので高松空港まで送ってもらってお別れ。2日目に雨に降られたけれど楽しい旅でございました。たぶん来年も開催されるんじゃないかしらん。母写真集が出来たので送らねば。

ayumit: Diary, Photo | コメント(2)