発熱と落語

先週木曜日、世間の流行に乗っかって風邪をひいた。夜中には38.6度まで熱が上がり、久しぶりの高熱にふらふら。こりゃインフルエンザだろうと金曜日に病院に行って検査をしてもらったら陰性。その後みるみるうちに回復を遂げ、頓服10回分もらったけど1回飲んだだけですんだ。なんだったんだろう。

土曜日はひたすら家に引きこもって、ハードディスクに録りためていた番組を片っ端から見た。昨年末に再放送された「上方演芸ホール特別版~ちりとてちんの落語を聞こう」も一気に見た。いやあ、面白かった!中でもやはり人間国宝、米朝師匠の「はてなの茶碗」がよかった。品があってまろやかで、いつまででも聞いていたくなる落語。文枝師匠の「愛宕山」も茶目っ気たっぷりでお腹抱えて笑った。でも、ちりとてちんで聞いた「♪あたっごやまさか え~ええ~ぇさか にじゅうごっちょめのちゃやのかか」の歌は入ってなかった。落語家さんによって違うそうで。このあたりの違いが分かるようになったら、より面白くなるんだろうなあ。染丸さんの「辻占茶屋」は三味線との掛け合いが見事。すごく華やか。でも、どうしたって喜代美ちゃんの三味線ロボット「ふるさと」が思い出されてしまう!あの草々さんの「辻占茶屋」シーンはほんとに最高だった。いっぱい笑わせてガツンと泣かせる名場面。ちりとてDVD鑑賞も中断しているので、ちょっとずつ再開しよう。

その後、桂吉弥さんについてネットで調べていたら、吉弥さんがNHKの大河ドラマ「新撰組!」の山崎烝役だったと書いてある!山崎の姿がじわじわと思い出されてきて…、「あああ!そうやそうや!吉弥さんのお顔やったわ!」と合点がいって喜んだ。吉弥さんは俳優さんとしても活躍されるだろうな。

はー、落語会に行きたいなー。よさげなのがないか調べよう!

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コメント(2)

  • hiroshi | 2009.01.30 17:07

    さすがの回復力ですね!
    私はまだ年末のちりとて落語、まだ見てませんでした。
    週末に鑑賞してみま~す。

  • ayumit | 2009.01.31 0:22

    「さすがの」ってどういう意味ですかー!(笑)
    米朝師匠の「はてなの茶碗」が素晴らしいですよ。
    あと、落語のあいだにちりとて名場面が挟まれるんですけど、
    それだけで泣いて笑って大騒ぎできますよー。

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