わたくし今日、なんと「能」を見てまいりました!
お友達が「能みる?チケットあげられるよ?」と持ちかけてくれて、「タダで見られるのなら!」と譲っていただいたのでした。貧乏性や…。
能については全くの無知。とりあえず、行きの電車の中であらすじだけは読んだけど、「寝ちゃったらどうしよう…」と心配していたんでした。で、実際に見始めたらこれが!眠くなるヒマなんて1秒もない!すごく面白かった!
大鼓と笛の音、「ぃよぉ~~」という掛け声、シテ(主人公のことだそう。覚えたので使いたくなった)が舞う足音などが、絶妙に絡み合って織り成される世界。複雑なリズム、音の強弱、緩急ある動作の美しさ。酔いますよ、これは!独特のグルーブにぐでんぐでんに酔いしれましたよ!
パリで初めて能が演じられた時、前衛音楽家たちが「ヤラレタ!」と叫んだそうです。私も全くもって「ヤラレタ!」でした。パリの前衛音楽家と同じ(笑)!
これは楽譜に出来ないアドリブの世界なんだろうなあ。うーん!かっこいい!ああ、なんだか歪んだ楽しみ方をしてきた気も…。
まあ、いっか。でも、ほんとにかっこよかった。大鼓(オオツヅミ)叩いてみたい。しなやかに手をしならせてパーン!と響かせてみたい。
ムギ | 2009.07.07 11:55
あなたって子は本当になんでも楽しんでしまうのね!(笑)
読んでたらモーレツに能を見てみたくなりました。
いや~それにしてもayumitさん、なんでも果敢にチャレンジしてて
人生には無限の可能性があることを教えられます(ちょっと大げさ~)
私ががんばろ~。いょぉ~!
ayumit | 2009.07.07 18:28
あは。
文化的なことなら、結構なんでもいけるタイプとは思っていたけど、能に関しては「こんなに楽しめるなんて!」と正直ビックリだったよー。
『遅すぎるってことはないのよ。私たちは何でも出来るんだから。』と言ったのは、ドラマ「すいか」の教授(浅丘ルリ子)ですけど、ムリだと決めずとりあえずやってみればいいよねー精神です。
でも、私の場合は、出来心で始めることが多すぎてダメですよう…。中途半端なことだらけ、中途半端パラダイスです(笑)。
ムギさんこそ、その独特のセンスで、何でも自分のものにしてしまう感じがプンプンするよ~。
匿名 | 2009.07.07 23:55
最初のコメント、私「も」がんばろ~。と書いたつもりが
私「が」になってる、すいません(><)自己顕示欲の激しい人みたいだ。
浅岡ルリ子さんのセリフ、大人が言うからこそ素敵ですね。
我々もお互いおおいに大人を楽しみましょうね~♪
ayumit | 2009.07.08 15:34
自己顕示欲の激しい人(笑)。
ちゃんと「も」に変換して読んでたよー。
ドラマ「すいか」見てました?
2003年だからもう6年も前なのかー。
もしなんでしたらDVDお貸ししますよ!
きっとムギさんもお好きだと思われる!
>我々もお互いおおいに大人を楽しみましょうね
ええ、ええ、楽しみましょう。
大人らしくないこと多めで(笑)!
じゅんこ | 2009.07.11 3:14
お能の、たとえようの無いグルーヴ感、あの間合い、たまりませんよね~
私はアドリブというよりは、完全な「型(かた)」なのかなぁと思ってましたが、それにしても、どうやって合うのか、西洋音楽の感覚では理解し難いですね。
松明の灯りのもとで演じられる「薪能」は、これまたいっそう幽玄の世界です。奈良では年に数回、東大寺や興福寺の境内で開催されていますので、機会があれば是非!
ayumi | 2009.07.12 19:31
じゅんこちゃん(うー、いつものように呼びたい! 笑)、お久しぶりだね!
グルーヴ感じるよねえ!!
ほんとに衝撃だった!!
>アドリブというよりは、完全な「型(かた)」なのかなぁと思って
パターンは決まってるんだけど、パターンの組み合わせとか、長さとかは自由なのかなあって。「今日はノッちゃって、長めにやっちゃったなあ」なんてことがあったりしそうな…。お話は決まってるんだから、そんなことはないか…あはは…。
それくらい、単調そうに見えて、自由っぽい感じがしたのですよー。
「薪能」いいなあ!いいなあ!
ううううー、すっごい見たい!
もう機会作ります!
素晴らしい情報をありがとう!