お正月の記録。
1日。だんなさんの実家にて過ごす。姪っ子ちゃんと「THIS IS IT」話しで‘超’盛り上がった。マイケル最高。チョロギというのはまったくへんてこな形でへんてこな名前の食べ物だ。
2日。大阪帰省。4日まで滞在の予定。
帰省前のこと。母からの電話で「お母さん、最近、すごいうれしいことあってん。長くなりそうやから帰ってきてからじっくり話すわ」と宣告された。「なんやめちゃめちゃウキウキしてはる。これは長編になりそうだ…。受けて立ちますよ。私も、毎回韓流ドラマ全何十話分をダイジェストで聞かされたりして鍛えられてるので、うなずき、合いの手には自信がありますから。まあ、合いの手なくても、関係なくしゃべるんやろうけど」なんて思ったりしながらの帰省。実家に到着後、近況報告もそこそこに、さっそく母の嬉しかった話しになった。キタ。
それは、定時制の高校に通ってたころの友達よねちゃん(仮)からの電話で明らかになったこと。
当時、母は、知り合いの同年の男子にお互い友達を集めてどこかに行こうと誘われ、男女混合8人ほどでハイキングに行った。このときの男性の一人、中尾くん(仮)は、母のことを素敵な人だとえらく憧れた。母にアタックしたいと思ったが、主催の男子と恋仲なんだろうと勝手に思い込んであきらめようとした。だけど、思い切れなくて、職場の近くを何度もウロウロ。でも、結局は勇気がなくて声がかけられず、母のような素敵な人は自分よりお似合いの人がいるだろうとあきらめた。
そんなお話だった。よねちゃんによると、ごくごく最近、何十年ぶりに中尾くんと電話する機会があって、そのときに「じつは当時…」と告白があったのだそう。母にすると、そんなふうに手の届かぬ憧れの女性と思ってくれていた男性が一人でもいたという事実が、そして、今でも大事な憧れの女性として記憶に存在し続けていたことが嬉し恥ずかしいらしい。
うん、それは嬉しいよなあ。還暦も過ぎたその歳になって知るというのがなんとも素敵じゃないですか。
と、ここで終わったら心がほっこりするいい話しなのに、大阪の血がそうさせるのか、「な。ええ話やろ?(うんと言うしかない) ほんでも、今、中尾くんと再会したら綺麗な思い出もぶち壊しやな~。絶対会わんほうがええなあ。わは!」と笑い飛ばす母。
まあ、そうですね。綺麗な思い出のままで。
そんなことを聞いてしまったら高校時代のアルバムを見たくなるねという流れになり、嫌がる母を説き伏せて見せてもらった。いやぁ、当然ながら母、めちゃ若い!ぱちんぱちん!中尾くんはとてもさわやかな青年だった。
アルバムの中に、文化祭での仮装パレードの写真があった。母はちっこいくせに、流れものの侍みたいな格好をしていた。そのチョイスに笑った。
3日。学生時代の仲間で毎度の新年会。すき焼き食べて、娘ちゃんとオセロやらトランプやら白熱の対戦。面白かった!毎年こういうふうに集まれることはほんとにありがたいです。
4日。おばあちゃんちにご挨拶。90歳になるおばあさんはまだまだ元気。私は、母と伯母と祖母の3人の会話に1%くらいしか入り込めず。次から次へとハイスピードで交わされる会話に上手く切り込むテクニックがない。私はまだまだ未熟者だねと思った。6月に弟の結婚式で親戚集合するので、もう少し切り込めるようになっておきたいところ。
5日。仕事開始。
そんなこんなで今年もいろいろまぜこんでいきたい。どうぞよろしくお願いします。
あけましておめでとう!
充実した年始ですね~。
お母さんの「嬉しいこと」もすてきだー。
そして、写真の、奥にこっそり居るトラが……かわええ!
今年もよろしくね~!!
今年もよろしくお願いします!
お母さん、可愛い&羨ましいなー。
いいなぁ、大人になってから味わう青春。
そして、お母さんの侍の仮装の話に
ayumitさんの面白さの原点を垣間見た気がしました(笑
uripoさん:
おめでとう!今年もよろしく!
実家の玄関に入ったらトラが2匹覗いてた(^^
うりぽ食堂行きたいー。
開店を心待ちにしてます!
ムギさん:
今年もよろしく!
いいよね、60過ぎてそんなトキメキ。
相当嬉しかったみたいー。
「なんで侍?」って聞いたんやけど「覚えてない…」って。
流れの侍を選んだ母を誇らしく思う(笑)。
さすがお母上!
最後の「わは!」には少々の照れもこめられていたのではないかと(笑)。
ええお話やね~。
新年からいいの聞かせてもらいました。
そして今年もどうぞよろしくー!
ひっそりさん:
今年もよろしく!!
母にもそんな時代があったのねぇと不思議な感じ。
嬉しそうな母の様子に、ほっこりしましたです。