追いかけたい百栄師匠

「我らの時代 落語アルデンテ」中野ZERO小ホールにて。

とってもバランスがいい組み合わせで大満足。

一之輔さん、ちょいと斜に構えた感じ。粋。
兼好さん、とても安心感がある。お話がすんなり入ってくる。
白酒さん、しっかり落語を楽しめる。また見たい!

そんな中、私の心をひねり掴んだのは春風亭百栄師匠。笑いすぎておなかが「あいたたたたたっ」ってなった。まくらで披露された英語小咄ですでに笑い泣き。小咄を英語にして、さらにディズニー映画風味をプラスすると、あんな面白いことになるのねぇ!

新作落語「愛を喩えて」はカップルがお互いに相手のことをどのくらい好きかを喩え合うんですが、何か展開があるのかと思いきや、愛の大きさを喩えに喩えて、これでもかと喩えまくって終わった。「これ落語なん?」と疑問符が浮かびかけるも、次々に繰り出される愛の喩え方があまりに面白いもんで冷静になる暇がなかったです。ああ、笑った!

帰りに百栄師匠自ら新作落語CDを売ってらしたので、迷うことなく購入。すでにサインされてあったのを知らずに「サインしてください」とお願いしてしまったら、さらにサインしてくださいました。

春風亭百栄の落語 人間国宝への道・第一章
春風亭百栄
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その後、百栄師匠の情報を調べていたら、「せめ達磨」という新作落語の会のメンバーだと知る。森見会関連で「達磨」はときに分身になるくらいに身近なアイテムなので、「せめ達磨」という名前に勝手に親近感を覚えてしまう。次の「せめ達磨」の会は行かねばなるまい。

さらに、「せめ達磨」の前に百栄師匠の独演会があるのですよ。「百栄のヒラキ~骨の付いてる方~」っていう洒落たタイトルで。なんですがぁ、日にちがぁ、写真展開催中の金曜日ということでしてぇ。まいったなあ~。ふ~む~。

我らの時代 落語アルデンテ
「寿限無」 柳家花いち
「あくび指南」 春風亭一之輔
「愛を喩えて」 春風亭百栄
「近日息子」 三遊亭兼好
「花見の仇討」 桃月庵白酒

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