銀座煉瓦街を歩きたい

江戸東京博物館ってすごく面白い!なんで今まで訪れなかったのか信じられない!

14時に到着して、ボランティアのおばさまに小一時間駆け足で展示を紹介していただいて、もう一度展示を見ていたらあっという間に閉館の17時30分。企画展「東京復興」も、映像ライブラリフロアも回れず…。これは通わねば~!

江戸ゾーンももちろん面白いけれど今日一番がっついて見たのは「銀座煉瓦街(ぎんざれんががい)」の模型。

銀座煉瓦街は、1872年(明治5)2月の築地一帯を焼き尽くす大火の後、近代国家にふさわしい街づくりとして、明治新政府によって計画、建設されました。

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GRD持っていくのを忘れたのでiPhoneにて撮影

着物の人と洋服の人が入り交じり、大通り沿いには洋風の建物が並んでいるけれど、一歩裏に入れば江戸の長屋が並んでいる(長屋の模型はないけれどそこは想像で埋める)。新旧入り交じる様にものすごい活気を感じた。模型やけど。文明開化、文明開化。あー、この時代にタイムスリップして銀座煉瓦街を歩きたいー。

この銀座煉瓦街ジオラマ、当時銀座で起こった事件を紹介する音声ガイドが流れるのですが、これがまたクスッと笑ってしまう演出でよい。模型の街が暗くなったと思ったらある場所にスポットライトが当たり、「朝野新聞社投石事件」とものすごい渋い男性の声が流れる。まもなく「ヒューン ガシャーン わいわいがやがや」と事件の様子が音声で再現される。当然模型は動かない。
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そのほか「三河屋万引き事件」と「車夫(人力車)と馬丁(馬車)のケンカ」が音声にて再現される。万引きとケンカ。なんていうか、その事件のチョイスにもクスッとなるし、なかなか迫力のある再現音声を聞きながら模型の人間たちを脳内で動かす感覚が面白い。あんまりに面白いので2回見て、3回目も見ようと思ったんだけど閉館となってしまった。

※翌朝追記—–
万引きや車夫と馬丁のケンカという事件のチョイスにクスッとなると書いたけど、文明開花の波に乗れる余裕のある人と日々生きていくだけで必死な人、その格差を象徴する事件ってことなのかな。今度、ガイドさんに聞いてみよう。

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コメント(2)

  • もん | 2010.09.07 0:00

    お!
    入ったら1日中楽しめちゃう魅惑の館「江戸東京博物館」へ
    とうとう足を踏み入れちゃいましたね!!
    舞台では「かっぽれ」とか「落語」とかのショータイムなんかもあり
    ますし、午後からだと全部見るには時間足りませんですよね
    今度は朝からガッツリをおススメします(笑)

  • ayumit | 2010.09.07 14:15

    踏み入っちゃいました、魅惑の館へ!
    そうそう、寄席もあるんだそうですねー。
    案内がありました。
    次は朝から張り切って行ってきます!
    年間パスポート的なものがあればよいのに(笑)。

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