噺家の手ぬぐい

噺家の手ぬぐい」というブログに遭遇。もともとは五明楼玉の輔さんが本にされているもののWeb版なんですね。

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噺家にとって手ぬぐいというのは小道具だけでなく、名刺代わりでもあるという話は聞いたことがありました。以下、AllAboutの記事より。

手ぬぐいは噺家にとって、小道具の一つだけでなく、名刺代わりでもあります。各噺家達はみな個性豊かなオリジナルの手ぬぐいを作成し、自分で持ち歩くだけでなく、贔屓筋を中心に配ったりします。
真打に昇進したときは、自分の手ぬぐいを新調したりして、名刺代わりに配り歩きます。真打披露パーティー等などに参加したときは必ずもらえますので、その機会は逃さないようにしましょう。
また、独演会やイベント等では、その噺家の手ぬぐいを販売してたり(たまに配ってたり)するので、手入れることができます。
どの噺家も自分の名前だけを印刷してあるだけでなく色やデザイン等に特色があり個性豊かな手ぬぐいばかりですので、手に入るとかなりうれしいものです。
何百人の噺家達がそれぞれ凝ったデザインの手ぬぐいを作ってますので、それを集めるだけで立派なコレクションとなります。落語だけでなく、噺家の手ぬぐいにも注目してみてください。

噺家の手ぬぐい」を見ていると、洒落のきいた凝ったデザインがいっぱいで楽しくなった。

百栄師匠の手ぬぐいはやっぱり猫ちゃんだ。しかも、この猫ちゃんのデザインは奥様(結婚されてたのね!)作なんだそうで。いいなあ、そういう内助の功。

春風亭柳好さんの手ぬぐい、いいなあ!東京農大出身だからということですが、大胆なデザインが目を引くー。

入船亭扇里さんの手ぬぐい、なんとかわいらしいイラスト!森の中で切り株に座って動物さんたちに落語聴かせてる~!すんごい楽しそう!動物に混ざって笑い転げたい。

立川生志さんの手ぬぐいもかわいい!豚唐草(トンカラクサ)!真打昇進まで20年かからはったのか、そうなのか。まだ、拝見したことがないので近いうちに聞きたい。

桂文治師匠の手ぬぐいはシンプルでかっこいい!配置のバランスがなんとも絶妙!10本の縞は10代目ということらしい。ニクイ。びしっと決まっているけど、縞がほんのり波打っているあたりの外し具合がかっこいい。

「噺家手ぬぐい展」開催してほしいなあ!たくさんの実物手ぬぐいをじっくり眺めたい。

ということで盛り上がってしまって、展示ではないけれど、「手ぬぐい噺と落語」という講座に申し込んじゃいました。落語二席も聞けるらしい!

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