2008年03月の記事を集めたページ


新宿御苑で桜とムリウイでライブ

この日はギター仲間くんと、とあるプロジェクト(ちょっと大げさ)の打ち合わせを兼ねて、ライブを見に行く予定。
よーし、その前に桜を見ようと新宿御苑へ。残念ながら曇り空ではあったけれどソメイヨシノは満開!気分上々!御苑は、お花見を楽しむ人たちでたいそう賑わっていました。数種類の桜があったけれど、オオシマザクラが素朴な感じがしてかわいらしいなあ。オオシマザクラは葉っぱと同時に花が咲くのですね。花が大きくて真っ白で、黄緑色の葉っぱとのコントラストがよい。
新宿御苑のサクラ

www.flickr.com

仕事が終わったら合流しますと言っていたギター仲間くんが、入園終了時間ギリギリに到着。「どこいます?」とメールが入る。自分がどこにいるのかよく分からなかったのだが、周りの景色を確認して地図見て、フムここやろうという場所を伝えた後、のんびりと写真を撮ったり、桜を眺めたりして待っていた。「あれれー、なかなか来ないなあ」と思っていたら、まもなく、ぜんぜん違う場所を伝えてしまっていたことが発覚!しもた!まことに申し訳ない!てんやわんやの大騒ぎをしつつ、なんとか合流したのはいいが、スグに「閉園となります」のアナウンス・・・。「まあ、閉じ込められることはなかろう」と新宿門目指して、すっかり人が減った御苑内をじつに快適に散策しました。途中、前から清掃のトラックがやってきて「あ、あれに乗っけられて門まで運ばれるんかな?」とか言いつつ(もちろん、乗っけられなかった)、閉園を30分くらいオーバーして新宿門に到着。結果、閉演後の30分でものすごく楽しんでしまった感じ。見所満載な新宿御苑。また、別の季節にも訪れてみたい。
その後、祖師谷大倉へ移動して「cafe MURIWUI」へ。ライブが始まるまで、もろもろ打ち合わせ。完成までもう少し!
そしてライブです。「ギターとクラリネットのための競争曲」助川太郎さん (G)、土井徳浩さん (Cl) を見る。素晴らしかった!ゆったりしたり、まどろんだり、ワクワクしたり、不安をかきたてられたり。とくに2セット目はドキドキの展開で、もうおなかいっぱい、大満足のライブでした。夏にはこのユニットでのアルバムが発売になるそう。おおう、楽しみでならない!
ムリウイは2度目だったけど、やっぱりいい雰囲気のカフェだなあ。旅先でライブ見てるような、ちょっと贅沢な気分になる。
MCでギターの助川太郎さんが、マンガの「人間失格」がなかなか素晴らしいんですと言っていて、とても読みたくなった。たぶん、↓だと思う。探してみよう。

人間失格 (まんがで読破)
太宰 治
イースト・プレス (2007/07)
売り上げランキング: 30953

pagetop

やすし(またはヤスシ)と何回書いただろう

昨日はYouTubeで旅してました。世の中、知らないものがまだまだたくさんありますね。

まずは「Scoobie Do」を見てコヤマシュウ殿の「この世はソウルでまわってるぜ!」って叫びにキャー!となる。

つぎは「Jackie & The Cedrics」というガレージロックなインストバンドを見て、ウワー!カッコイイ!となる。ライブ映像を見るとスゴイ・・・。完全に酔っ払った上半身裸のお客さんたちがステージ上るわ、と思ったらフロアにダイブするわ、マイク奪って歌うわ、演者とお客入り乱れの大騒ぎ・・・。楽しそう。

そして「やすしーず」という横山やすしバンドを見る。くだらなすぎ・・・いやいや、おもしろすぎる!やすしやすし、メガネメガネと歌い過ぎ。大いに気になったので、やすしーずサーチ開始。公式サイト「やすしーずオンライン」を訪れてみた。メンバーが「ベースやすし、ギターやすし、ドラムやすし」っていうのに笑う。そして「やすしーずDisc」コーナーで「ヤスシーナイト」と「電撃やすし」のmp3を聴く。まずい!ヤスシーナイトが頭から離れない!

Bay City Rollersの「Saturday Night」のメロディにのせて。

Y-A-S-U-S-H-I! Y-A-S-U-S-H-I!
Y-A-S-U-S-H-I! Y-A-S-U-S-H-I!

ビールをのんで出かけよう
ヤスシーナイト ヤスシーナイト

セスナに乗って出かけよう
ヤスシーナイト ヤスシーナイト

ないないないないメガネなーい (ココちょー好き)
ほんとは知ってるくせにー

キー坊いればなんでもできる
ヤスシーナイト ヤスシーナイト

・・・

今朝も、頭の中をヤスシーナイトで全開にして、会社までの道のりを歩きました。(怒るで)しかし、この「Saturday Night」のメロディは素晴らしい。こんな簡単に楽しくなっていいのかってぐらいに一気に楽しくなる。

pagetop

やなかねづねつ

春だなー。あったかいなー。ここ数日、朝は電車の中で欲望と戦っています。グラグラ沸き上がってくる「このままどっか行ってしまいたい欲」との壮絶なるバトルです。なんとか打ち勝って降りるべき駅で降りているけれど。そういえば最近は、電車内からときおり桜が見えるから、習慣の電車内読書も中断中です。あ、中村中さんを思い出した。

sakura_to_kodomo.jpgこの日、今は海外に住んでいるギター仲間さんが日本に帰国しているとのことで、仕事をちょいと抜け出してお茶&神田明神を散歩してきました。あと一息で満開!な桜を眺めながら、ぽかぽか陽気のなかを散歩。楽しいなー、心地よいなー、このあと仕事に戻らねばならないなんて酷すぎるやないかー、と逃亡欲がムクムクムク。でも、なんとか欲望を抑えて仕事に戻りました。

帰国中に行ったところのお話しなどを聞いたのですが「谷中」「根津」がすごくよかったとのこと。あと、旧古河庭園も。俄然、私も行きたくなっちゃいました。さっそく「根津神社のつつじまつりに行く」とズバリ決めました。
ちぃとさぼり気味のギターも弾きたくなったなあ。

pagetop

彫っています

今日の「篤姫」もよかった。桜島を離れる篤姫の想い、それを見送る今和泉の家族や尚五郎さんの想い、胸に迫るものがありました。むせび泣きです。ああ、今和泉のお父さんがとても心配・・・。碁石を人生になぞらえた話もグっときたなあ。今日の放送分だから、まだあまり細かい話はしないほうがいいですよね。
NHKの篤姫サイトを見ると篤姫が生まれたのは1835年。「ほんの170年ほど前の話なんだなあ。170年なんてつい最近のことだよなあ」としみじみ思う。なんか信じられない。不思議。
そんなことを思いつつ見ている篤姫。今後の篤姫もますます見逃せない。しかし、宮崎あおいちゃんの声はかわいらしい。
今日もいいお天気でお散歩日和でしたが、私は板木に向かい彫刻刀で彫りまくっていました。
hangi.jpg4月に友達と京都を旅するのですが、その中で「唐長」の唐紙制作ワークショップに参加するのです!すごく楽しみなんですが、それに向けて板木を彫っているんです。彫刻刀なんて小学生以来。幸い、だんなさんが中学生のころ使っていた彫刻刀があったので、それを借りています。だんなさん、中学生のときに彫刻で賞をもらったことがあるらしい。知らんかった。私の危なっかしい彫刻刀の使い方を見て「ああ、ちがうちがう。彫刻刀の持ち方はこう」と賞をもらったという腕前を華麗に披露。私が「キャー、素敵」と頬染めたのは言うまでもありません(笑)。
そんなことで彫っているのですが、まだ2/5くらいでしょうか。友はどれくらい彫り進めているかしらん?しかし、3種類あるうちの一番難しい図案をチョイスしてしまったな・・・。細かいところが難しい・・・。というか、細かいとこだらけ・・・。それでもだいぶん慣れてきたので、ここからはスピードアップできそう。板木の完成が、そして唐紙制作の日が、とても楽しみ。

pagetop

上野公園散歩

この日は天気もよかったので、だんなさんを誘って上野公園を散歩してきました。まずは、モトヤエクスプレスのコーヒーを。カフェモカにしました。お外で飲むのって楽しいし、美味しいー。途中で”屋台のやきそば休憩”を取ったりしながら、不忍池をぐるーっと周って、大きな噴水のところまで歩く。はーっ、広い。なんて広いんだ。ソメイヨシノはきっと来週末ぐらいから見頃なんでは。
上野公園の写真

www.flickr.com

スズメ大集合の桜の木。
suzume.jpg
これ、桜が咲いていたら、さらに見応え度アップなのに。どうぞ心の目で満開の桜を投影してください。皆さん立ち止まって写真を撮ったり、じっくり眺めたりしている。私もこそーっと近づいて「かわいい!おなかのポワポワ!」と心の中でウヒョウヒョしながら写真を撮っていたら、白地に黄色と緑と赤というパッキリした色の組み合わせの上着を着た男性がツツーっと木に近づいた。そうしたら「チュン!チュン!チュン!チュン!」とすごい鳴き声とともにスズメ一斉に退散。「あっ・・・」という声が周囲からいくつかもれ、「はは・・・あはは・・・」と乾いた笑い声とともに男性もすごすご退散。ああ、なんだかすごくお気の毒・・・。どんまい!パッキリカラーの上着の方!
しかし、こんなふうに幹にへばりついているたくさんのスズメという光景は初めて見た。ごはんを食べているような様子もないし、木肌の温もりを確かめてるんじゃないかしら?(結構真剣) 私も一緒にへばりついてみたい・・・。ううむ、ただ上野公園のスズメたちがとっても人馴れしている、というだけなのかな。
今日はあまり時間がなかったので、サラリとしか散歩できなかったけれど、またすぐに訪れてやるぜ!あ、そういえば、気づかぬうちに左足の親指を捻挫していた。痛いです・・・。
最後に、唐突ですが、私が撮って私が選ぶ「今日のベストショット」のコーナー。今回は、めがね之碑と仲良くベンチに腰掛けてるおじいさんたち。
ojiisan.jpg
構図はイマイチですが、構成内容が気に入りました。おじいさんたちがメガネをかけていたかどうかは残念ながら未確認。中折れの帽子が素敵です。最近どうもお年寄りの後姿にグッとくるんです。

pagetop

肉じゃがとサイン会

ちりとてファンの多くは、昨晩「肉じゃが」を食べたに違いないー。なっちゃん。
私も昨日の晩ご飯は、もちろん肉じゃがを作りました。新じゃがを皮付きで。
話しはものすごく変わって月曜日のこと。会社帰りに用事があって銀座へ。用事を済ませて三省堂に寄ったんです。森見登美彦さんのブログ「この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ」で、万城目さんのエッセイ本が発売と読んだので。なぜか登美彦氏から万城目氏情報を知るという。さらにブログに[万城目氏]というカテゴリがあるのに笑う。
そんなわけで三省堂。猫村さん3の発売はまだなんだね・・・。万城目学さんのエッセイ本「ザ・万歩計」と、三谷さんと清水ミっちゃんのラジオ番組本「いらつく二人」を手に取りレジへ。会計を済ませると、店員さんに「万城目さんのサイン会の整理券お渡ししますか?」と聞かれたので、もらえるものはもらいます!とあまり深く考えずに「ハイ」と答えてしまった。
「作家さんのサイン会って初めてだ。それにどうしよう・・・。万城目さんの本も好きやけど、森見さんの本のほうが好き度でいうとちょっとだけ上なんだよなぁ。偏屈さとクドさが勝っていると思う分だけ。でも、サインをいただくのだから、万城目さんが一番です!ってトキメキで目をキラキラさせなくちゃ失礼なんじゃないかしら?いや、偽りのトキメキなんてもっと失礼?」なんてことを帰りの電車内で思い巡らせる。万城目さんもそこまで変な気合で満ちた人は気持ち悪いだろうし、私の頭も他に考えるべきことがもっとあるんじゃないか、とは思う・・・。ちなみに、決戦は4月4日の金曜日です。
で、私なりの「もっと万城目さん!」活動として、まずはmixiの万城目さんコミュに参加。木曜日は「鹿男あをによし」の最終回を見ます。そして、昨晩から「ザ・万歩計」を読みはじめました。おもしろいです。思わず吹き出してしまいます。

ザ・万歩計
ザ・万歩計

posted with amazlet on 08.03.19
万城目 学
産業編集センター (2008/03)
売り上げランキング: 463

↑表紙に森見さん友情出演中らしい。

いらつく二人
いらつく二人

posted with amazlet on 08.03.19
三谷幸喜 清水ミチコ
幻冬舎 (2008/03/18)
売り上げランキング: 715

pagetop

名画座ギンレイホール

ずっとぼんやりと観たいなあと思っていた「パンズ・ラビリンス」。結局、あちこちで公開している間には見に行かなかったので、レンタルしようと思っていた。でも、最近、飯田橋のギンレイホールで公開していると知り、神楽坂散歩を兼ねて行ってみることにした。
パンズ・ラビリンスは、あまりにも残酷で悲しくて苦しい映画でした・・・。

1944 年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。そこは母が再婚したフランス軍のビダル大尉の駐屯地だった。体調の思わしくない母を労りながらも、冷酷な義父にどうしても馴染めないでいた彼女の前に妖精が現れ、森の中の迷宮へと導く。・・・・・・

絶望的な現実の中、オフェリアの前に現れた魔法の国。でも、その魔法の国にも3つの試練を乗り越えなければ受け入れてはもらえない。現実の世界と幻想の世界を行ったり来たりするオフェリア。最後の3つ目の試練を乗り越え、横たえて目を閉じながら微笑むオフェリアに、悲しすぎるけど救われた気もした。幻想の世界はオフェリアが自ら勝ち取った幸せなのかもしれない。
オフェリアが現実世界で唯一の心の拠り所だった小間使いのメルセデス。そのメルセデスが歌う子守唄の旋律が悲しくてきれいで切なくて、このお話に恐ろしいほどに合っている。エンドロールで流れるこの子守唄を聴きながら、悲しいのと、解放されたのと、なんだか複雑な気持ちが渦巻いて、自分でもびっくりするほどヒックヒックと泣いてしまった。
思わず目を背けてしまう残虐なシーンがいくつもあるし、現実の過酷さや人間の残酷さを見せ付けられるし、観るのにとても覚悟がいる映画だけど、また観たいと思うときが来るような気がする。
あまりに気持ちがズッシリ重くなってしまったので、ちょっと休憩して心を落ち着かせることに。
コーヒーを飲みながら、初めて行った「名画座 ギンレイホール」のパンフレットを見る。ロードショーが終わった映画だけど、2本立てで1,500円で映画が観られるっていいなー。さらにギンレイ・シネマクラブの会員になれば、10,500円で1年間を通じてギンレイホールで上映する映画を何度でも鑑賞できるとある。月に1回行けば余裕で元がとれてしまうのかー。あのレトロな雰囲気もいいし、ついでに隣の成人映画館にも行けるし(笑)、会員になってみようかなー。
その後は、神楽坂を散歩してきました。この日はシャツ1枚で歩いても平気なほどのポカポカ陽気。観光のお客さんもたくさん。毘沙門天の前で花を売るおばあさんの後姿にグッときたり、「ここん.」というかわいい和雑貨屋で買い物したり、なんだか気品あふれるねこちゃんに会ったり、カレーショップ「ボナッ」のちっちゃい”ッ”がイカしてる!って思ったり。
kagurazaka.jpg
いい休日でございました。

pagetop

もっさんが帰っていきました

もっさん、土曜日は友達と六本木ヒルズあたりをまわって、月島でもんじゃを食べたんだそう。
日曜日は私が昼間に用事があったので、夕方にみんなで集合して、ごはんを食べに行きました。ピザやらパスタやらイベリコ豚やら。食べながら「姉ちゃん、健康診断は自分で手配せなあかんねやろ?えっ、受けてへんの?ちゃんと受けなあかんで」とたしなめられる。まさかもっさんにそんなふうに心配されるだなんて、情けないやら嬉しいやら・・・。おなかはちきれそうになるまで食べて、ちょっとだけお酒を飲んで、気分が高揚していたので、勢いでWiiFitを買ってしまう。帰宅して、Wiiで遊んだ。もっさんとテニス対決やゴルフ対決で盛り上がる。
月曜日の朝、みんなで駅へ。もっさんとは駅で別れる。
昼間に「スニーカー、いいのが見つかったから買った」とメールが入る。よかったよかった。
泊まりに来てくれて嬉しかったよ、姉は。
また、おいで。

pagetop

もっさんがやって来ました

もっさんがやってきた。この日は会社を休ませてもらい、もっさんと東京観光デート。
友達の車に乗せてもらい、木曜の深夜に到着し、新宿西口近くのホテルに泊まってるという。じゃあ、とりあえず都庁の展望室行って「すごー!たかー!ビルいっぱいー!東京タワーどこやー」とはしゃごうではないのと「11時に都庁前で」とメール。
で、都庁に着いて「着いたでー、どこおるん?」と電話したら「都庁前やで」と弟。「都庁の建物の前の広場みたいなとこおるんやけど?」と言うと「えっ?都庁前って駅の改札おるんやけど?」と弟。し、しまった!「都庁前」って駅があるのか!知らなかった・・・。「ごめんごめん!都庁前って駅ちゃうくて、都庁の建物の前って意味やってん」
しょっぱなから、やらかしております。無事、広場で落ち合い「ギャー!久しぶり!」と熱く抱擁、なんていう劇的な再会シーンはなく、「おつかれ」「おう」って軽く手を上げ、挨拶終了。「都庁でかっ」とか言いながら建物内へ。さっそく「石原都知事おるん?石原都知事どこ?」と知るはずもない質問を浴びせかける弟。たぶん都庁に見学に来た人の8割は「石原都知事いるかな、石原都知事どこかな」って口にしてるに違いない!お腹すいたというので、都庁の職員食堂で580円の定食ごはん。で展望室に行き、ひとしきりはしゃぎました。
これからどこへ行こうか。
姉 「六本木ヒルズらへん?」
弟 「明日、友達と行く予定や」
姉 「青山、代官山らへん?」
弟 「うーん、服とかいらんしなあ」
姉 「東京タワー?」
弟 「行ったことあるしなあ」
姉 「浅草は?」
弟 「ああ、行ったことないわ」
浅草で決まり。雷門、浅草寺などお決まりのコースをめぐり、また「楓」で団子。んー、うまい!
友達におみやげを選ぶというので一緒に探す。使えて笑えるのがいいと言う。
姉 「これは?!笑点の山田くんボールペン」
弟 「笑点、知らんと思うで」
姉 「笑点知らんって、ありえへんで。じゃ、これは?吉本芸人ばんそうこう」
弟 「吉本って大阪やんか」
姉 「あ、そうか。じゃ、これは?!HeinekenならぬShimurakenTシャツ」
弟 「・・・・・・」
いろいろ提案したのに全部却下。最後のほうは返事すらしてもらえず。結局、おせんべいの詰め合わせを買ってました。笑点の山田くんボールペン、いいと思うのにー。
結構、歩いた。
コーヒーでも飲もうと喫茶店に入り、しばし休憩。さきほど浅草寺でお線香の煙を頭にかけてる弟を激写したので、母に送ってあげようと「もっさんと浅草に来てまーす」とメールしたら、目の前の弟の携帯がブルブル。「僕のとこ届いたけど?」「えっ?あっ、間違えたわ。はははー」「もー、バッテリ残り少ないねんからー」と叱られる。
まだ時間が余ってる。
銀座に寄ることになった。銀座線で銀座に移動。電車内で、もっさんがただいまモーレツにハマっているダーツの話をたっぷり。ダーツってなかなかに奥深いのですね。
私が「ダーツの的までたった2メートルやろ?めっちゃ当てられると思うわ。まあ、3回に1回は『ナイダー!』やで。」と言うと(『ナイダー!』と言うのは『ナイスダーツ!』の略で、いいポイントに入れたときに『ナイダー!』と声をかけるんだそう)、「やったことない人は、みんなそう言うねん!やってみぃって!初心者は、適当に投げたら、たまたまポイントに入ったって感じやろ?僕らは違うねん。たまたま入るんじゃなくて、狙ってポイントに入れにいってるから」などと熱弁される。
銀座に到着して、三越、マロニエゲート、ベルビア館やらを巡回。
姉 「靴下2,000円やって。」
弟 「3足でちゃうの? 笑」
姉 「わははは」
弟 「『香川から来たんですけど』って言うたら、まけてくれへんかなあ? 笑」
姉 「銀座で値切りはすごい。店員さんに言うてみ?私は隠れとくし」
てなことをコソコソと話す。スニーカーが欲しかったみたいだけど、ばっちり気に入るのがなくあきらめる。わりとこだわる子やったのねぇ。最後は、マロニエゲートの東急ハンズでゆっくり買い物。もっさんがただいま狙っているソニックケアという電動ハブラシを見たり、お試しできるテンピュールの布団に寝転んで喜んでみたり。
で、次はヘアワックスコーナーで足を止める。いま使ってるのがイマイチだから新しいのが欲しいとのこと。ツヤが出てアレンジが持続するのがいいのだと。「あ、いま使ってるのコレやわ。でも、ツヤは出るけど固まらへんねんなあ」と言うのでケースを見てみた。「これ、ヘアトリートメントって書いてあるで?そら、固まらへんわ」「うそっ?!」
そして次はダーツコーナーへ。売り場1列全部ダーツアイテム。矢先、バレル、シャフト、羽、などなど・・・。恐るべし、ダーツの世界。「あ、このスイカの絵の羽なんかカワイイんちゃう?ちゃんと特選ってシールも書いてあるし」とかいろいろ提案したのに、またまた全部却下される。もう泣きますよ?結局、もっさんはスチールの矢先などを購入。
もう歩き疲れてヘトヘト。帰還すべし。
仕事から帰ってきただんなさんと3人でおうちごはん。その後「まだ食べるん?」と言いつつも、お菓子やらアイスやらを食べつつ、プレステでカーレースゲーム。私はもっぱら応援&ダメ出し。えらそうに言うだけ言って自分はやらない、の典型的な図です。いや、だって、もっさん、超集中して走って、いよいよファイナルラップ、最後のカーブをギュイっと曲がれば1位!ってところで「ム、ムリや・・・、へへへへへ・・・」ってへらへら笑いながら、曲がり角越えてズルズルズルってまっすぐ走って崖から転落って・・・。「あかんわ。緊張で頭まっしろになった。ははは」やて・・・。ダメ出しもしたくなりますよ。その角曲がれば1位やったっていうのにっ!プレッシャーに弱すぎるっ!でも、おもしろすぎるっ!
そんな感じのもっさん来訪1日目。飛びぬけておもしろいことはなかったけれど、常にいつもの3割増くらい楽しい1日でした。

pagetop

寄席ともっさん

うわ、もう3月!早!ああ、ここのところなんだかバタバタしている。仕事も忙しい。これは自分の実力不足によるものなので、いたしかたなしですが・・・。
先月の24日には友達と「笑客亭」という寄席に行ってきたんだった。それも書こうと思っていたのに、あれよあれよという間に3月突入。でも、おもしろかったので少しだけでも書いておこう!
「笑客亭」、今回もおもしろかった!もんさんの「目薬」。おもしろい噺だなあ!耳かき一杯、女尻につけるべし。あはははは!散歩道さんは人を惹きつける魅力をもった方だった。高座が崩れる!というハプニングもネタにしていておもしろかった。そして最後に登場された方(お名前忘れてしまった・・・ごめんなさい・・・)はすごい!出囃子が「もってけ!セーラーふく」。わたくし、タイトルだけは知っていましたが、この日初めて耳にし、ちょっと感激しました。まくらもたっぷりみっちり、落語(時そば)もすごくおもしろかった。このクドさがたまらない!って思いました。
で、お茶した帰りの電車の中で、この日タモさんの「オールナイトニッポン」の放送があったと知り、愕然としたのだった・・・。ああ、どこかで聞けないだろうか・・・。タモさん・・・。
ところで、週末、もっさんが泊まりに来るみたい。「もっさん」というのは私の弟。友達から「もっさん」って呼ばれてます。「もっさん」と呼ぶ友達は「まっつんつん」といいます。「まっつん」じゃなくて「まっつんつん」です。つい口に出して言いたくなる「まっつんつん」。まっつんつん、まっつんつん。
勤め始めてから、お互い遠く離れて住んでいるので、会う機会もほんとに少ない。そんな、もっさんが遊びに来るというので、なんの気なしに「金曜、仕事休めたらどっか遊びに行く?」と口にしてみたら、案外あっさり「ええよ~」という返事。「ほな、まあ詳細は、またそのうち~」と電話を切ってから、ふと思う。大人になってから、もっさんと二人っきりで遊びに行くなんて初めてなんちゃうの?! で、どこ行くん?! どこへ行ったらいいのかしら・・・わたしたち・・・。小さく動揺する姉。とりあえず、東京ウォーカーとか立ち読みしに行くのかな、こういう時って。

pagetop