2012年01月の記事を集めたページ


なんですと?

仕事帰り、ふらり鈴本へ。ゆったりじっくりと楽しんできました。

文左衛門師匠の転宅、おもしろかった!文左衛門師匠のやるお菊さんがかなりツボでした。お菊さんの気風の良さと、しなを作ったときの可愛らしさにやられたー。転宅は初めて聞いたネタだったけど、泥棒の最後屁衛さんはお菊さんに、一緒になろう、明日迎えに来てなんて言われたけど、うまいこと騙されてて、次の日行ったらもぬけのからなんだろうというのは予想できた。だもんで、すっかり本気にした泥棒さんが「所帯を持つってのはどんなもんかなあ〜♪」とあれこれ妄想してグフフフとなっているのを見ると、ちょっと可哀想になった、泥棒とはいえ。お菊さんの家の前のたばこ屋で、お菊さんが引っ越ししたと知ったときの泥棒さんの「なんですと?」が絶妙なニュアンスで大笑い。サゲの「義太夫だけにうまく語られた」も好き。転宅、おもしろい!

「鈴本演芸場 夜の部」
隅田川馬石 「鮑のし」
三遊亭歌武蔵 漫談
マギー隆司 奇術
入船亭扇辰 「子ほめ」扇辰師匠、やっぱりかっこいいよー。
古今亭志ん輔 「水屋の富」
ロケット団 漫才 声が遅れて聞こえてきたよ。
春風亭一朝 「看板のピン」心地よい口調にすっかり聞き入りました。
林家正楽 紙切り
橘家文左衛門 「転宅」

いつか紙切りのお題をリクエストするぞ…!タイミングだ、タイミングをつかむのだ…!

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ジャパニーズソウルシンガー

去年の紅白歌合戦で見て以来、北島三郎の「帰ろかな」が私の中でブームです。サブちゃんの曲と言えば、与作、まつり、北の漁場、函館の女あたりはパッと浮かぶけど、「帰ろかな」はなんとなく知ってる程度。でも、紅白で聞いたとき、静かなるソウルなグルーブを感じてソワソワし、その後、Youtubeで↓の動画を見たら完全にハマってしまいました。

イントロの「帰ろかな~、帰るのよそうかな~」のコーラスにかぶせてくるサブちゃんの「ハ~ア~アアア~」の歌声がかっこいい。「♪淋しくて言うんじゃないが」とソフトな歌声で階段下りてくるところがかっこいい。「♪故郷のおーふくろ」の「の」から「お」への音の上がり具合(このときの表情も)がかっこいい。さぶちゃんにしてはソフトな歌声だけど、やっぱり最後は盛り上がってきて、「帰ろかな~、迎えにゆこう~か~(ん)な~」と広げた右手を横に振って、歌い切った!やりきった!っていう表情がかっこいい。

でも歌詞は、東京に出てきた息子がなんとか暮らせるようになり、村にいる好きな子もいい年だし、嫁にもらって、そして、おふくろを呼びよせようかなあ、帰ろうかなあ、やっぱり帰るのよそうかなあと悩んでいるふうなんですよね。悩んでるにしてはサブちゃん盛り上がりすぎじゃないかしら。あれかな、悩んでるというか、「一緒に暮らそうとおふくろに言えば喜んでくれるだろうなあ。一緒に暮したら色々やってやりたいなあ」と想像がふくらんでどんどん楽しくなってきた!ってことか。Wikipediaで「帰ろかな」を調べてみると、『望郷の念を深刻にならず明るく軽妙に歌った曲』とあって、まとめ上手!とひざを打った。

そんなことで、毎日5回はサブちゃんの「帰ろかな」を見てニマニマしています。当然、コンサートに行きたくなって調べたところ、3月に東京であったのだけど、ご都合あわず見送りに。チケットぴあで「北島三郎」をお気に入りアーティストに登録もしたし、次のチャンスに期待!

ちょっと余談。同じように「帰ろかな」に心打ち抜かれた人いないかなと、「北島三郎 帰ろかな ソウル かっこいい」ってキーワードでググってみたら、もう何年もブログを読み続けているScoobie Doコヤマシュウさんの2007年の記事がヒット。もしかすると、隠れていたこの記事の記憶が顔を出してソワソワさせたのかも。で、そこに掲載されていた「北島三郎ダブル・デラックス」のジャケに打ち震えた。コレ欲しい!

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「ちんまり隊、蕎麦を打つ」の巻

ちんまり隊、今年最初の活動は蕎麦打ち体験!蕎麦打ちとはおよそ不釣り合いなレースがあしらわれたふんわりエプロンで参加してきた。

蕎麦の実を挽いて蕎麦粉にする。蕎麦粉と割り粉(中力粉)を混ぜ、水を加えてさらに混ぜる(水回し)。そしてこねる。体重かけてこねる。まだまだこねる。疲れてもがんばってこねる(ねり)。菊練りして円錐状にして空気を抜いたら(へそ出し)、ぺちゃんとつぶして円板状に。すっかり愛しい存在になった円板状の生地を両手に乗せて延し台へ移動。いよいよ延し。長い麺棒の上に手をグーの猫の手にして乗せてコロコロコロ。どんどん薄くしていく。もう夢中。すごい楽しい。薄くなった生地をたたんで最後は切り。

ここで登場した蕎麦打ち先生(Kさんというおじさま)がおもしろかった!威勢のよい江戸前おやじでなかなかの口の悪さ(笑)。まずはK先生によるお手本。リズムよく切った蕎麦の細さは、そこまで細くする必要ないんちゃう?というくらいの細さ。見せつけだ。「はい、どうぞやってみて」という顔は少しほくそ笑んでるよう。

持ったことない長くて大きい蕎麦包丁に戸惑いながら切る私に「こりゃ料理してないな」とまずは軽く一発。「一応主婦だから料理してますよ!包丁が大きいからですよ!」とキッとなって言ったら、「はいはい、手が休んでる。切って切って」。1/3ほど切るとコツが分かってきてリズムよく切っていたら、「いい調子だねえ!初めてにしては上手い上手い。でも、端がつながってるねえ。こりゃいかだのオンパレードだ。」「ちょっとひどいじゃないですか!懸命にやってるのにい!」「わははははー。」とこんな調子でわいわい軽口言い合いながら蕎麦打ち体験を終えた。

その場で打ち立てを試食もさせてもらった。コシがあって美味しい!いいね、手打ち蕎麦!「習いたいけど家でやるには道具揃えるのお金かかるし、結構なスペースが必要だよねえ」などと話ながらビルを出たらKさんがいた。「今日はありがとうございました!楽しかったです!」と言うと、「おう。そこの湯島天神寄ってったら?七五三やってるよ。」「ちょっとひどい!一応大人ですよ!」「わはははー。またおいで!」。最後までおもしろかったです、Kさん。

その後は、不忍池で手の上に乗るスズメを見て、谷中をぶらぶら。カヤバ珈琲前でロケ中の堀北真希ちゃんに遭遇!衝撃のかわいさ!顔ちっちゃい!「茶処 まるに」でお茶を試飲させてもらったりもして日暮里駅で解散。

この日嬉しかったのは、ともちゃんからともちゃんによる「年賀状大賞」をいただいたこと!まさかの受賞です!わーい!今年の年賀状は版画に挑戦してみて、まあまあ上手く彫れたと思ったけど、色合いがちょっと地味だったかなあと後悔していたのですよ。母にも「あんたの年賀状、今年は地味やったなあ」と言われていたし。でも、ともちゃんから版画のかすれ具合がよかったとのお言葉をいただいた。ああ、嬉しい。

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正月初席

今年初落語は鈴本の初席に行ってきました。だってトリが小三治師匠だから!鈴本は事務所から歩いていけるからほんとにありがたい。また、松坂屋でのり巻き買って行ってきました。初席は演者もたいへん豪華、壽獅子もあってお正月らしい華やかさを満喫!獅子舞って結構コミカルなのね。途中で居眠りしてハッとなってまた踊り出したり。小三治師匠の一眼国よかったなあ。好きなネタの一つになった。

「鈴本演芸場正月初席 第3部」
三増紋之助 曲独楽
蝶花楼馬楽 ケチの小噺と踊り
昭和のいるこいる
入船亭扇遊 
花島世津子 マジック
桂藤兵衛 
桃月庵白酒
柳家小菊 音曲
柳家さん喬 「替り目」
太神楽社中 壽獅子
柳家はん治 「ぼやき酒屋」
柳家権太楼 「つる」
柳亭市馬 「厄払い」
林家正楽 紙切り
柳家小三治 「一眼国」

※ネタが一部思い出せないよう…。聞いたあとすぐにメモするようにしよう、今度から…。

※馬楽さんが小噺のあと、踊りを披露されたのを見て踊ってみたくなった…!寄席太鼓と寄席踊りをやりたいな〜。(出ましたコレ。すぐやってみたいって言うやつ。今年一発目だ。 笑)
写真は、昨年の圓朝まつりにて、頭にタオルを置いた姿が可愛らしかった馬楽さん。

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今年もよろしくお願いします

すっかり明けてしまっているー。だらけ癖が抜けないー。いかんいかんー。

今年も2日から5日まで大阪に帰省。母としゃべりまくって、友達んちで鍋で女子会!して、大阪お勤め時代の後輩ちゃんと会って、帰省を楽しんできました。ありがとう〜〜。帰省の折はまた遊んでやってください!

今年も落語聞いて写真撮るぞー。新しいカメラが欲しい。やはりミラーレスなのかなあ?ちょっと頑張っていろいろ調べてみよう。あと英語、英語をなんとかしたい。自分の勉強法を確立したいところ。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

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