2010年08月の記事を集めたページ


壮行会

もんさんの後輩さんが少し遠くへ出向されるということで壮行会。メンバーは、もんさん、もんさんの奥様、もんさんの後輩さんお二人と、ヒロシさんと私。なんでayumitさんが入っているの?と不思議に思われでしょうけど、違うんです。これからぐぐーっとお近づきになれると思っていたんです。少し前に書いていた「大いなる野望」がらみで一緒に何か出来ればと思っていた(私が一方的に企んでいた)矢先の出向のお知らせ。とても残念だけど、新たなる挑戦にエールをおくるべく参加させていただいた。

壮行会の会場は原宿の「上ル下ル西入ル東入ル」というとても素敵な京料理のお店。コースで出てくるお料理はどれも手が込んでいて、器もいちいち話題に取り上げたくなるほど素敵で、とても美味しかった!

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お話も大いに盛り上がった。散々盛り上がっておきながら、「ええーっと、○○さんとは会うの何回目になるんだっけ?3回目?最初に会ったのってどこだっけ?」とか改めて確認し合ったり、「うまかっちゃん」のコマーシャルの先生役がチェッカーズの高杢という話から「チェッカーズって知ってる世代?えっと、みなさんの年齢って?」と改めて年齢を確認し合ったり。盛り上がれば盛り上がるほど、「不思議なご縁だなあ」としみじみ思った。

気づけばお店の最後のお客さんになっていた。時間を確認したら23時を過ぎていてビックリ!ああ、おもしろかった!美味しかった!みなさん、ありがとうございました!年末にまた集まれることを楽しみにしていよう。

そうだそうだ。話題に出ていた「浅草寺子屋」の情報はhttp://ameblo.jp/asa1021bun/entry-10612326261.htmlに掲載されてます。単発受講も可能だと思うんでよかったら!

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妄想は人生を楽しくする

久しぶりの志ら乃さんの落語。

「三方一両損」は江戸っ子ってこんなイメージ!な登場人物が出てきて面白かった。
左官の金太郎が柳の木の下で財布を拾う。財布の中にあった書類で持ち主は大工の吉五郎と分かり、財布を届けに行ったら、

吉五郎:「一度自分の懐から出ていった金はもう自分のものじゃねえ!お前が持ってけ!」
金太郎:「金を届けてやったのに何を言いやがる!そんなもんは受け取れねえ!」

と大げんか。大家が仲裁に入るも治まらず、最終的には奉行所まで行ってしまって、お奉行様のうまい裁きで一件落着~!という噺。強情っ張りな両人のやり取りが面白かった。でも、なんだかんだでこの一件のあと二人は友達になったに違いないと思う。

「死神」は盛り上がりどころいっぱいで超エンターテイメントなお噺。最後、主人公は究極のピンチに陥り、聞いてるこちらも「どうする?どうする?」とハラハラドキドキする。そんな中での志ら乃さんのサゲは、身を乗り出して待ってるところを「あれっ?」と肩透かし食らうようなサゲだった。あっという間すぎてついてゆけず…。あれかな、後で振り返ってじわじわと面白さを噛みしめる感じなのかな。とても、とても偉そうですけれど違うバージョンのサゲも聞きたい!また近いうちに高座にかけてくれないかなあ。

「志ら乃大作戦 第10話」
花色木綿   立川らく兵
悋気の独楽  立川志ら乃
三方一両損  立川志ら乃
死神     立川志ら乃

帰りにムギさんといつもの珈琲屋さん。タモさんの一番好きな言葉は『妄想』だという話で大盛り上がり。その発言は笑っていいとも!で発せられたんだけども、ちょうどお休みをもらっていて生で見てたんですよ、私。なんてラッキー。タモさんの言うことだから間違いないですね。妄想は人生を楽しくするのですね。妄想力をもっと高めていきたい。

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ジョニ・ミッチェル・ナイト

ヒロシさんが出張で行かれなくなってしまった畠山美由紀さんの「ジョニ・ミッチェル・ナイト」。僭越ながら代わりに聴いてまいりました。

ヒロシさん!それはそれは素晴らしいライブでしたよ!畠山さんの歌はやっぱりいいなあ。あれこれ理屈はいらないです!

ライブが開催された場所は新百合ヶ丘の「アルテリオ小劇場」。畠山さんは、学生時代を新百合ヶ丘で過ごし、当時、今のアルテリオ小劇場の場所にあったカフェによく通っていたとのこと。そのカフェの店主さんが音楽に詳しい方で、ジョニ・ミッチェルもよく聞いていたんだそうです。そんな思い出の場所でのジョニ・ミッチェル・ナイト。畠山さん、一曲一曲魂こもりまくってました。

また、演奏の前に歌詞の朗読をしてくれたり、曲が生まれた背景について説明があったり、恋多き女性としての逸話が紹介されたり、小さなころにかかった病気のため左手がうまく動かない中で編み出した変則チューニングのお話があったりして、私のようにジョニ・ミッチェルの人物像についてほとんど知らない者でも親しみを持って聞くことができた。

全曲通して素晴らしいライブだったけれど、とくに印象に残った曲を3曲あげてみます。まずはやはり「青春の光と影」。いい曲。帰宅後、日本語訳された歌詞を見ながらしばらく聴いた。いろんなアーティストがカバーしていて、その数600ほどというのだからすごい。最近だとヤモリさんもカバーしているんだそう。

2曲目は「Amelia」。畠山さんは「Hejira」が一番好きなアルバムで、アメリアが一番好きな曲なんだそう。今回のライブは「アメリアをカバーしたかったから企画したといっても過言でない!」とおっしゃってました。

3曲目は畠山さんのオリジナル曲「リフレクション」。「ジョニのようにさらけ出した曲を作ってみたい。でも、そんな独りよがりなことしてもいいのかな」などなど、いろんな葛藤を乗り越えて出来上がった作品なんだそう。ずっしりきた。

ギターの笹子さん、ベースの織原さんの演奏ももちろん素晴らしく、畠山さんの歌声と混ざり合い、素敵な世界が出来上がってました。そうそう、8/25には笹子さんのソロアルバムが発売されるとのこと。タイトルは「onaka-ippai」。タイトルからして、内容てんこ盛りな感じ!

というわけでヒロシさん、つたない感想で申し訳ないです。美由紀さんのブログ見ると、「この企画を今回だけで終わらせるのはもったいない」という声が上がっているそうですから、きっとまた開催されますね!私も、ジョニ・ミッチェルをもっと聞き込んで、また美由紀さんのジョニカバーを聞きたいなぁと思う。

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浅草寺子屋だって!?

少し前から「文扇堂」荒井さんのブログを読ませていただいている。そうしたら今日の記事が「浅草 寺子屋 受講生募集」だって!浅草!寺子屋!

来た!来た来た来た!今の私にドンピシャ!浅草のこと色々勉強できる!
絶対参加!もれなく参加!月曜日に早速申し込みしよう!興味ある方いらっしゃったら一緒に寺子屋の筆子になりましょうよー。(寺子屋の生徒のことを「筆子」というんだそう)

5回以上受講で終了証がもらえるとのこと。なんかいいなあ、終了証かー。浅草寺子屋、浅草寺子屋、楽しみ、楽しみ!

今日は花火大会に行ってきた。今回は河川敷まで行った。キレイだった!
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鍵屋のサイトにあった花火の歴史。

古川柳に「花火屋は何れも稲荷の氏子なり」
という一句があります。これは鍵屋の守護神であるお稲荷さんの狐が、一方は鍵をくわえ、一方は玉をくわえていたところから、この鍵をとって創業の際に屋号にしたことを詠んだもので、当時花火屋といえば鍵屋を指していたことがわかります。
鍵屋の七代目が番頭の清七にのれん分けする際、玉屋の屋号を与えたのも、もう一方のお稲荷さんがくわえていた玉にあやかるようにとの意図でした。それ以降、両国の川開きでは鍵屋、玉屋が川の上下に船を出して競演し、「鍵屋あー」「玉屋あー」と江戸の人々に声をかけられました。しかし、玉屋は不慮の失火により江戸所払いとなり、鍵屋は現在に至っています。

ほうほう。玉屋は失火で江戸から追い出されちゃったのか。鍵屋、玉屋が全盛期のころはさぞかし盛り上がっただろうなあ。鍵屋あ~。玉屋あ~。

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シャリが弾ける?

月曜日の今日は3331にて「江戸の技・江戸の味」を受講。第9回は「弁天山美家古寿司」の5代目、内田さん。

スーツ姿で登場されたと思ったら開口一番、「この格好では緊張してしまいますので着替えさせてください」と白衣姿に生着替え。そして、「この白衣を着ますと仕事モードに切り替わりまして、みなさんのこともお客さんと思っていつもの調子で話せます」と素敵な笑顔。ちょっとなんですか!この粋な演出!いきなりやられました!

まずは、お店の特徴、特色の説明の変わりにということで、NHKの「アインシュタインの眼」という番組に出演されたときの映像を見る。スーパーカメラで解き明かされるにぎり寿司の技に驚嘆。シャリの周囲はまとまっているけど、中は空洞がたくさんある。口に入れると、周囲がほぐれて中のシャリが弾けるっていうんですから!シャリが口の中で弾けるってどんな?!またまた、やられました!

その後、にぎり寿司の歴史や、お寿司に関するよくある疑問についてお答えなど、内容の濃い話しがたっぷり。
最後に「うーむ!」と思わず唸ってしまういいお話があった。

『「一人前ににぎり寿司をにぎれるようになるには何年かかりますか?」とよく聞かれるけれど、にぎり方よりも魚の管理が大事。魚には旬があって、さらに毎年油ののり方やらが違うので、その時その時の魚に合った下処理をしなくてはならない。それが出来るようになるには、やはり10回、つまり10年くらいは繰り返し魚を見ないとダメ。握り方は、それに伴い上手になっていくもの。』

はー、かっこいい!あと、繰り返しおっしゃっていたのは、「お寿司は理屈で食べるものじゃないから気楽に食べてほしい」ということ。気楽に食べたいけどー、お高いじゃないですかー。すねちゃいますね。でも、いつかきっと食べに行こうと思う。

「江戸の技・江戸の味」も残すところあと3回。老舗のご主人さんや職人さんのお話を直接聞けるこの贅沢ももうすぐ終わりかー。あーさみしすぎるー。シーズン2やってくれないかなー。「扇」「蕎麦」「足袋」の回もそのうちまとめよう。

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