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二週間の休暇

二週間の休暇 (MouRa)
二週間の休暇 (MouRa)
posted with amazlet at 10.10.30
フジモト マサル
講談社
売り上げランキング: 16044

とてもいい本に出会ってしまいました。射ぬかれました。初めて読んで連続3回読み返して、その後も数回読みました。

主人公はOLの日菜子さん。自分より少し小さいくらいの大きさの鳥たちがうろうろしている街を歩いている。豆腐屋さんの鳥から豆腐を買い、お肉やさんの鳥からコロッケを買って…。記憶を失っている日菜子さんは自分以外鳥ばかりなのにとくにパニックを起こすこともなく、自然にふるまっている。いきなりこんなシュールな展開で始まる。

「え?え?なんで鳥がしゃべってるの?なにが起きてるの?」と不思議でたまらないけどおかまいなしに話しは進み、そのうち鳥に囲まれていることは気にならなくなり話しの展開に夢中になった。それはフジモトマサルさんの絵の力もあると思う。

後半、日菜子さんが鳥の国にいる理由が明かされていくのだが、その明かされ方が素晴らしい。押しつけがましくなく、ごく自然。知らぬうちにジーンとしていた。

絵、文章、ストーリー展開、登場するアイテム(給水塔占いとか)、ミステリー要素などなど、すべてが絶妙なバランスで成り立っていて、私のズバリ好みだった。

いい本に出会えて嬉しい!

そうそう、先日図書館でこんなポスターを見つけた。
「めくるめくる、人生を。」

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もろもろを

なかなか忙しい日々。
この前、やっとこさエゴラッピンの新譜を買った。

EGO-WRAPPIN’AND THE GOSSIP OF JAXX
EGO-WRAPPIN’AND THE GOSSIP OF JAXX
TOY’S FACTORY Inc.(VAP)(M) (2009-02-18)
売り上げランキング: 260

ファンの間では賛否両論出てるようだけど、私は好きになった。「ガツンとくるこの1曲」みたいなのは正直ないかな~と思うけど、アルバム全体ではすごくパワフルで、やっぱりかっこよかった!ごちゃごちゃとシンプルがかっこよく詰まっておりました。エゴラッピンのことはこの先もずっと好きだなと愛を再確認。

胃腸が弱ってる模様…。今日の朝、電車の中でどんどん気持ち悪くなってどんどん鼻水が出てきて「うへぇ。帰ろかなあ」と思ったけど、やりたいことがあったから、それだけでも済まそうと「どんな悲しいことがあってそんな?」というくらいにがっくし俯いて、ヨロヨロトボトボと会社まで歩き、すぐに病院へ行った。胃腸薬もろた。飲んだ。ラクになった。(気がする) たぶんもう大丈夫!(超単純)

そうだそうだ。昨日は「第2回森見会」があったんだった!場所は再びジョナサン。前回起こった奇跡の出来事「お味噌汁事件」のダメージからはすっかり立ち直ってるつもりだった。なのに、メニューを見ると、自然とグラタン・ドリアコーナーに目が行く。「セットのオクラとベーコンのソテーが食べたいから!」(大のオクラ好き)とか言いながら、実際はグラタンなら中身がお皿にくっ付いてるからこぼれないと予測してのことだろう。なんと情けない!いくじなし!と思ったけど、結局、ラザニアとオクラとベーコンのソテーのセットをチョイス。

そんな中、Mさんは「お味噌汁事件」の発端である因縁のメニュー「若鶏のみぞれ煮」をチョイス。さすが!かっこいい!今度は無事にテーブルに着地した「若鶏のみぞれ煮」。これで私の中にこびりついたダメージも一掃されたにちがいない。ありがとう、Mさん。

今回もとても充実した内容だった。前回はちょっと異様な盛り上がりだったけど、今回は比較的落ち着いてた。森見さんの新刊「恋文の技術」を明日から同時に読み始めましょう、そして進捗を報告し合い、感想を述べ合いましょう、ということになった。なんかこの歳になってこういうのすごく楽しかったり。次回の会も楽しみだ。

恋文の技術
恋文の技術
posted with amazlet at 09.03.11
森見 登美彦
ポプラ社
売り上げランキング: 172

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ぽーにょ

ぽーにょぽーにょぽにょ
ぽーにょぽーにょぽにょ
頭から離れない!とあちこちで見かけるから、私も書いてみたくなった。
それだけというのもなんなので、yomyomのYonda~パンダくん。
yomyom1.jpg
ページをめくるとたまにいるのがかわうぃー。
あと、yomyomを手にしたときのくたくた感がとってもよい。

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お助けメール

読書生活。のろのろながらも、なんやかんや読んでおります。森見さんの「太陽の塔」を読み返したり、手塚治虫の「火の鳥」をつまみ読みしたり、yomyomをつまみ読みしたり。
で、後輩とヴィレッジヴァンガードに行ったときに、なんとなく探していた「まんがで読破 人間失格」があったので購入。その晩に読んだ。
ずっしーん。人間恐怖!
絵が不気味ですごくよい。顔がのっぺらぼうの人間がものすごく怖い。ヨシ子さんがのっぺらぼうになるシーンはとくに怖い。でも、なぜか笑ってしまうシーンもあって、ほんとは欲しくないのにお父さんを怒らせてはいけないとおみやげにシシマイが欲しいとお願いした葉蔵くんに、お父さんが意気揚々と買ってきたシシマイを「ほぅら!!」とカパカパして見せるシーンなんかは、絵の効果もあって哀しくなりつつも笑ってしまった。
最後の「廃人」「いまの自分には幸福も不幸もありません」「ただいっさいは過ぎて行きます」のページが頭にこびり付いて「ふぇぇ~」となった状態で眠りについた。
翌朝、後輩との待ち合わせ場所に向かう電車の中で、なぜか再び読んでしまう私。で、また「ふぇぇ~」となる。後輩と会えば「ふぇぇ~」もすっかり忘れてワーッと遊んでいたのだが、ふとカバンの中に「人間失格」の背表紙を見つけ、ほんのり「ふぇぇ~」となったりして。
このままだとなぜか毎日読んでしまって「ふぇぇ~」となるのかしら?!とぷるぷる怯えていたところに(ちょっと大げさに書いてますけど)、タイミングよく友人よりお助けメール! 「『東京バンドワゴン』は読みましたか?心温まりますよ」と。これは「ふぇぇ~」はいったん休憩しましょうね、ということだ!と、早速帰りに本屋に立ち寄り『東京バンドワゴン』を購入したのは言うまでもなく。あと、友達のブログで紹介されていた瀬尾まいこさんの『優しい音楽』も購入なり。

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藤まつり

今日は池袋でお芝居を観た帰りに亀戸天神で藤を見てきた。
亀戸天神藤まつりの写真

www.flickr.com

満開ちょい前だったけど視界に広がる紫のグラデーションが綺麗だった。藤っていい香りがするんだなあ。はじめて知った。風がサラリと吹いてしなやかに揺れる藤の房を見上げながら「ほう、風流ですなあ」と心の中でつぶやいた。そこから、今夢中の大河ドラマ「篤姫」のことを思い出し「なんと風流なことよ。のう、お篤」と斉彬のつもりで心の中でつぶやきなおしてみたり。
このまま「篤姫」の話ですけど、斉彬を演じる高橋英樹さんを見るたび、やっぱり高橋英樹さんは時代劇でなくちゃ!と思ってしまう。(そんなに時代劇好きなわけではないけれど) たまにバラエティ番組に出演されているのを見るけれど、どうも違和感を感じてしまってなじめない。時代劇の高橋英樹さんでないと受け入れられないというのは、高橋英樹さんにとってどうなんだろう?
「篤姫」での高橋英樹さんは、ほかの役者さんと比べるとちょっと時代劇度が濃い目な気がするけれど、あの目力や眉力、着物での立ち振る舞いを見ると、もう、ものすごく納得させられてしまう。「殿を信じます」って思う。
以前、公式サイトの高橋英樹さんのインタビューで

さらに斉彬がすごいのは、篤姫という女性の力を借りて時代を変えようとしたことです。あの当時、政略結婚で女性が何らかの役割を果たすことはありましたが、それとは明らかに違う。女性の持っている力をどれだけ日本の国のために役立てることができるのかということまで考えていた。

と読んだのだが、ここ数週間の「篤姫」を見て、斉彬の期待に応えまくっているお篤はそれはもうすごいなとひしひし感じる。先週の「斉彬のお花見大作戦」(斉彬のニヤってする顔が浮かんで笑った。やるなあ、NHK)は「篤っちゃん、カッコイー」だったなあ。今週も楽しみ。
最後に今日、池袋の東武百貨店で少し並んで買った「ねんりん家」のバームクーヘン「マウントバーム しっかり芽(め)」
baum.jpg
食後に大のバームクーヘン好きのだんなさんと一緒に食べた。外はカリッ、内はしっとりで美味しかったー。わー。

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肉じゃがとサイン会

ちりとてファンの多くは、昨晩「肉じゃが」を食べたに違いないー。なっちゃん。
私も昨日の晩ご飯は、もちろん肉じゃがを作りました。新じゃがを皮付きで。
話しはものすごく変わって月曜日のこと。会社帰りに用事があって銀座へ。用事を済ませて三省堂に寄ったんです。森見登美彦さんのブログ「この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ」で、万城目さんのエッセイ本が発売と読んだので。なぜか登美彦氏から万城目氏情報を知るという。さらにブログに[万城目氏]というカテゴリがあるのに笑う。
そんなわけで三省堂。猫村さん3の発売はまだなんだね・・・。万城目学さんのエッセイ本「ザ・万歩計」と、三谷さんと清水ミっちゃんのラジオ番組本「いらつく二人」を手に取りレジへ。会計を済ませると、店員さんに「万城目さんのサイン会の整理券お渡ししますか?」と聞かれたので、もらえるものはもらいます!とあまり深く考えずに「ハイ」と答えてしまった。
「作家さんのサイン会って初めてだ。それにどうしよう・・・。万城目さんの本も好きやけど、森見さんの本のほうが好き度でいうとちょっとだけ上なんだよなぁ。偏屈さとクドさが勝っていると思う分だけ。でも、サインをいただくのだから、万城目さんが一番です!ってトキメキで目をキラキラさせなくちゃ失礼なんじゃないかしら?いや、偽りのトキメキなんてもっと失礼?」なんてことを帰りの電車内で思い巡らせる。万城目さんもそこまで変な気合で満ちた人は気持ち悪いだろうし、私の頭も他に考えるべきことがもっとあるんじゃないか、とは思う・・・。ちなみに、決戦は4月4日の金曜日です。
で、私なりの「もっと万城目さん!」活動として、まずはmixiの万城目さんコミュに参加。木曜日は「鹿男あをによし」の最終回を見ます。そして、昨晩から「ザ・万歩計」を読みはじめました。おもしろいです。思わず吹き出してしまいます。

ザ・万歩計
ザ・万歩計
posted with amazlet on 08.03.19
万城目 学
産業編集センター (2008/03)
売り上げランキング: 463

↑表紙に森見さん友情出演中らしい。

いらつく二人
いらつく二人
posted with amazlet on 08.03.19
三谷幸喜 清水ミチコ
幻冬舎 (2008/03/18)
売り上げランキング: 715

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なむなむ!

「夜は短し歩けよ乙女」を読みました。

夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女
posted with amazlet on 07.07.30
森見 登美彦
角川書店 (2006/11/29)
売り上げランキング: 342

楽しかった!なんちゅうかわいらしいお話ですか!飲み屋さんで樋口氏が樋口式飛行術を披露したところで、この本に対する私のロマンチック・エンジンもギュンと加速。「うはは。浮いた浮いた!そんなところなのね、ここは。了解了解!」
まず文章がいちいちおもしろいので、電車内だというのにこらえきれずフフッと笑ってしまうこともしばしば。登場人物も「なんじゃい!?」な人ばっかりだし、人は浮くし、古本市の神様はおるし、鯉は空から降ってくるし、風邪の嵐は吹き荒れるし。
「はー、おもしろ!」とすごく楽しんでいた私なのに、途中、パンツ総番長がパンツ総番長と呼ばれるに至った所以のとこでまともに引きかけて、危うくこの世界からドロップアウトしそうに。でも、パンツに関してはなるべく細かく想像をふくらませないようにがんばり、なんとか軌道修正に成功。
そんな危機がありながらも楽しく読み終えました。愉快痛快!不思議世界堪能!でも、最後は案外ストレートで逆にキュンとしてしまいました。楽しくてかわいらしいお話に出会えて感謝。なむなむ!
この本を読んで、秋に糺の森へ行くのがとても楽しみになってしまったー。

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9月の文化活動-本

・本
「夜のピクニック」が文庫で出たので読みました。

夜のピクニック
夜のピクニック
posted with amazlet on 06.10.05
恩田 陸
新潮社

歩行祭に混ぜてくれー、と何度も思ってしまった。よかったなあ。登場する子たち、素敵すぎる。みんな、なんてしっかり者なんやろか。私の高校時代なんてチャラチャラヘラヘラ、周りの人のことも自分のことも全然ちゃんと見れてなかったなあ。後悔してもあとの祭りすぎて、せつないわっ。本の中の高校生たちに改めていろいろ気づかされ、教えられた感じ。
読後も、登場する子たちのその後を想像したりして、しばらく余韻にひたれた。すがすがしい、いいお話だった。
今は、また恩田さんの本を読んでいます。「ネバーランド」。これも高校生たちのお話。夢中で読んどります。

ネバーランド
ネバーランド
posted with amazlet on 06.10.05
恩田 陸
集英社
売り上げランキング: 4,560

お、両方とも表紙が人シルエット。
・マンガ
ハチクロ読みました。マン喫に2日連続で通って読みきりました!
なんかすごい達成感!
コロボックル!コロボックル!(言ってみたくなった)
キュンキュンした~。そして、時折、いろんな意味で胸にグサっときますなあ。細やかな心理描写とギャグのバランスが程よいですね。しかし、あゆちゃん切なすぎる・・・。
あと、青春真っ只中の学生たちを取り巻く大人たちの「青春ビームにやられてヘロヘロの図」がおもしろかったです。私も何度も、むはー!っとなってました。
もともとマンガを読むのが遅くて、いつもダンナさんに「まだ、その巻読んでんのっ?!おそっ!」とビックリされるんですが、ハチクロはこれまた、ちっちゃい字で隅っことかにいっぱい描かれてるんで大変でした。なんとかスピードアップを図りたいとこです。マンガ喫茶で読むとなれば、それは時間との戦いなのだから!
それにしてもマンガ喫茶というところは、区切られた狭い空間が秘密基地みたいでワクワクしてしまう。なんか楽しいです。でも、な、なにこれっ!とおののくくらいに全身がタバコ臭くなるのが困りもんだなあ。マンガ喫茶専用の服とカバンを用意しようかと真剣に検討中。次は何を読もうか。

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8月の文化活動-本

まだ8月は終わってないけれど。何冊か読んだ中でもすごく気に入ったのが、

お縫い子テルミー
お縫い子テルミー
posted with amazlet on 06.08.22
栗田 有起
集英社 (2006/06)

栗田有起さんの小説は初めて読んだ。ちょっと非現実的でなんか面白くてほんのりあたたかい。独特の雰囲気ですごく気に入ってしまった。
お縫い子テルミーとABARE・DAICO(あ、岡村ちゃん・・・)という2つのお話が入っていた。どちらもよかったけど、ABARE・DAICOのほうがより好きだった。
スーパーのタイムサービスでえのきとしめじをゲットして深い満足感を覚える小学5年生(笑)、小松誠二くんが主人公。
小松くんが下着泥棒の疑いをかけられてしまうのだが、無実なのに事情があって本当のことが言えない。それで小松くんの体の中に「黒いどろどろ」ができてしまった。朝、目を覚ますと「どろどろ」はすでに起きていて、なにをしても一緒についてきて、薄めようと水を飲んでもダメで、どんどん巨大化していって・・・。この「黒いどろどろ」と小松くんの戦いの様子を書いた部分がとても好き。「苦しいなあ。分かる分かる」と思いつつもなんだかいじらしくて、読みながら完全に小松くん応援モード。がんばれ、小松くん。
栗田有起さんのほかの作品も読んでみようと思う。それにしても、栗田さんの作品のタイトルはインパクト大だな。

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猫村さん2~湯けむりバージョンなんてのもあったのね・・・

きょうの猫村さん 2
きょうの猫村さん 2
posted with amazlet on 06.06.08
ほし よりこ
マガジンハウス (2006/05/31)

ああ、おもろかった!
おばあちゃん最高。好きやわ~。
私も刺繍入れてもらいたいなあ。特攻服持ってないけど。
一番好きなのは、仕事中におばあちゃんの部屋で寝てしまって反省している猫村さんに、おばあちゃんがおばあちゃんなりのやり方で励ますところ。
「鬼嫁のシミーズにちびってやる位の事せにゃいかんぞっ!」
「何言うとるか!猫はちびるものと相場が決まっとるわ!」
には笑った。
一番ムキュゥとなったのは、こたつに「ちょっとだけ失礼して・・・」と横になってもぐりこむ猫村さんの背中。(エプロンのひも縦結び)
村田家政婦の奥さんもええ人~。「これ、あんたの通帳と印鑑作っといたから」に泣いた。「ま、あんた猫だけど・・・」ってそのあとに言うのがおもろい。スケ子さんもいい味だしとった。
もっかい読もー。

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