2008年01月の記事を集めたページ


もちお かわいや かわいや もちお

去年、森見さんの「四畳半神話大系」を読了した記念に、小説に登場する「もちぐま」を買った。白いクマさんの形をしたバス用スポンジです。
もちおの写真

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触ってみるとほどよい弾力があって、たしかに「もち」っぽい。永遠にふにゅふにゅし続けたくなる。感触を確かめながら、
「でもこれ、バス用スポンジって、これで体を洗うんだろうか・・・。絶対ムリ!私にはできない。だって、クマのどの部分で洗うの?洗う箇所だって色々あるしさ。ムリすぎるわ・・・。もしかして、バス用スポンジって浴槽掃除用ってことなのかな。それはもっと非道だと思う!」
そんなことを考えたりしていたら、私は相当このクマが気に入ってしまい、「もちお」と名づけ、毎日のように手にとって「もちお~」とふにゅふにゅしています。
「もちお」の魅力は語りだしたらきりがないのだけど、どことなくオッサンっぽいところがいいんです。表情とか首まわりのたるみとか背中の丸みから醸し出されている哀愁がなんともオッサンぽい。もちおの後頭部を押して「うんうん」とうなづかせてみると、なんでも受け入れてくれそうな気がしてきて、なんか「懺悔の時間」みたいになってることもあったりして。
そんなふうにいつも私を癒してくれる「もちお」ですが、たまに目から繊維を放出してることがある。
↓こんなふうに(向かって右の目。分かりにくいかもしれませんが・・・)
mochio_no_me.jpg
引っこ抜く作業はちょっとホラー。結構ぎゅーっと力を入れて引っ張り出さなければならず、このままとめどなく繊維が続いたらどうしよう・・・繊維以外のなんか怖いものが出てきたらどうしよう・・・とビビります。

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サヴァイヴァー

日光の旅で渡らずに見るだけになってしまった「神橋」のこと調べてみようと思った。
そうしたら、日光二荒山神社「神橋」サイトのBGMが・・・
デスチャの「サヴァイヴァー」?!
途中から違ってくるけど、最初のほう似てると思うのはワタシだけ?
ああこの曲、頭の中で鳴り出したら止まらない。
神橋そっちのけでエンドレスSurvivor、I’m a survivor。

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オレのニュース

ほぼ日のコンテンツ「田島貴男のオレのニュース」が大好きです。
田島さんのあの圧倒的な前向きパワー。おもしろくて、無邪気で、好きなものに対する愛情がめちゃくちゃ深くて、ときに周囲の引き気味空気もお構いなしに突き進み、どんなハプニングをも楽しんで・・・、読んでいると無条件に元気がモリモリわいてくる。熱いぜっ、ニュース番長!
2007年の「オレのニュース」が終わってしまった・・・。はあ、さびしい・・・。今回の中国の旅も最高でした。顔芸も最高!ペロリアンってなんなんでしょう?
個人的には年に数回と言わず、ずーっと旅してニュースを届け続けて欲しい。でも、それだと元気が出すぎて私の身がもたないかもしれないな・・・とその前に田島さんはアーティストだ!そういえば、アーティストとしての田島さんのことって、オリジナル・ラブの「接吻」「朝日のあたる道」くらいしか知らない・・・。これを機にちょっとアルバム購入しようかな。
あと、同じように読んでいて無条件に元気がわいてくるのが、Scoobie Doブログ「やっぱ音楽は素晴らしい」。
コヤマシュウ殿の文章読んでると気持ちが急上昇。たまに哲学的な文章もあって、グッときたりもする。ドラマーおかもっちゃんのナイスキャラっぷりも最高だけど、ライブ前ライブ後の記事での、最後の一文が好きなんです。
「またいつだって「今しかねえ!」ってやり合おうぜ。」
「また会う時も、俺とお前の『爆発』をやり合おうぜ。」
「またいつだって信じられんくらいにリアルなやつをやり合おうぜ。」
こんな感じでいつも熱く締めくくられていて、ライブ行くわけじゃないけど「やり合おうぜ!」と心の中で親指立ててます。
ブログにあったライブ動画を見てみたら、これまた!6分45秒あたりからのコヤマシュウ殿のあおりが最高。
「オレとお前がさ、この真夜中集まっちまったんだよ。限界超えてみませんか。まだいけるよな!そうだ、バカになれ!」
濃ゆい!熱い!あー、元気ですぎたから、購入し損ねていたミニアルバム「トラウマティック・ガール」を買いに行っちまうぜ。やっちまうぜ。

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観劇と寺社めぐりの旅 3日目

この日は靖国神社にちらっとお参りして、新感線の「IZO」観劇へ。
これもいいお芝居だったー。以蔵が打ち首になる前、黄色いマンサクの花がハラハラ舞う中で「天と仰いだものも動く。天は動く。」「地に足をつけて、山を見ていればよかった」というようなことを言って、とても切なかった。幕末ってほんとうに激動の時代だったんだなあ(なんかお粗末な感想ですけど・・・)ってしみじみ。
田辺誠一さんの迫力ある演技がよかったなあ。あとやっぱり、西岡德馬さんのあの渋み、たまらんです。
そして、東京駅まで友達をお見送り。充実した3日間をありがとさんでございました!次はまた京都へ行く計画が持ち上がり、とても楽しみ!早く彫り物に取り掛かりたいでござる!

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観劇と寺社めぐりの旅 2日目

この日はな、な、なんと日光へ繰り出しました!世界遺産、日光の社寺でございます!
二社一寺(日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺)を巡ることだけを目的にしていたので、日帰りでも十分楽しめるだろうと踏んで。
日光の写真

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浅草から特急スペーシアきぬ号に乗りこんでしばらくすると、外は真っ白な雪景色!ひえー!乗り込んで1時間50分ほどで日光に到着。降り立つと、ピキーッとした寒さが・・・さむっ!でも、綺麗!
まずは、日光山輪王寺。まだ一面の雪景色に慣れておらず、とにかく雪景色がきれい!と興奮していた段階。ふと顔を上げると、ダイヤモンドダストきらきらーっ、ですよ! (ダイヤモンドダストというと、「聖闘士星矢」の登場人物「氷河」を思い出す。中学生ころかと思うけど、友達の影響だったのかなぜかこのアニメに夢中だった。氷河が「ダイヤモンドダストーーーーーっ!」って必殺技を繰り出すところを絵に描いたりしてた記憶あり。相当へたっぴやったけど・・・)
続いて、日光東照宮(徳川家康の墓所)へ。
日光東照宮はまさに「荘厳」。どこを見ても豪華。どんな細かいとこ見ても美しい彫刻がほぴこされている。(正しくは「ほどこされている」。「ほぴこされている」というのは、昔ペナン島がどこかへ行ったときの、飛行機内のパンフレットに書いてあったデタラメ日本語。語感がかわいくて忘れられず)
東照宮の建物に刻まれた彫刻の総数は5173体!実際に数えてみた人っているのでしょうか!12本あるうちの柱の模様が一本だけ逆というのも「建物は完成した瞬間から崩壊が始まる」とのことから、未完成を表すために不揃いにしているのだそう。ほほう。
次に日光二荒山神社、そして大猷院廟(徳川家光公の墓所)へ。大猷院は東照宮に向いていて、これは家光の家康に対する強い思慕を現していると言われているそう。 東照宮も綺麗だったけど、大猷院は建物の抑え目な色合い・装飾と雪景色のバランスが素晴らしくてうっとりした。
最後は団子タイムをとって、神橋を渡らずに見るだけみて、きぬ号に乗り込んで浅草に戻った。
いやはや、ひじょうに寒かったのは寒かったんですが、雪景色がすごく綺麗で、行けてよかったなあ!と心から思える日帰り日光の旅でございました。また、季節を変えて行ってみたいなあ!
夜は地元のお店でだんなさん交え、ご飯。なぜか、だんなさんと私でさだまさしの「精霊流し」をワンコーラス歌って、「そしてあなたの 船のあとを」の「そしてあなたの」のとこのメロディがいい!と絶賛したり。
この日はよく眠ったのであった。ドドン(太鼓の音)

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観劇と寺社めぐりの旅 1日目

この3連休は「観劇と寺社めぐりの旅」と銘打って大阪の友達が上京。
この日は明治神宮参拝と「キル」観劇。
と、その前に珈琲屋さんで一休み、のつもりが結構長居してしまい、バタバタと明治神宮に参拝して渋谷へ移動。VIRONのおいしいパンで腹ごしらえをして、いざ「キル」観劇へ。
いいお芝居だった。ラストにかけて、わわわわーっと広がって押し寄せてくる感じが鳥肌ものだった。輪廻なんでしょか。ただ見上げればよかったんだな・・・と空を見上げるテムジンがよかった。
言葉が持つ力を感じたし、「斬る-着る」「征服-制服」などいっぱい散りばめられた言葉遊びも面白かった。流れていく膨大なセリフに付いて行くの超必死やったけど・・・。それにしても、野田さんはすごい身軽だなあ!テムジンの子供バンリくんの野田さんがとくに好きになった。テムジン役の妻夫木くんもよかったなあ。羊水にゆらゆらと揺られているときの表情がかわいくてキュンとした。あと、カーテンコールのときの広末さんの表情がひじょうに優しくて充実していて感動。ああ、堤さんのテムジンはどんなだったのかなあ。
あ、そういえば客席のブロック越えて後ろの列に野村萬斎さんがいたのだった!小さい方かと思ってたけど、醸し出されているオーラがすごくて大きく見えた。すんごいかっこよかったもんで、友達と話す振りして後方に見える萬斎さんを何回も見てしまったー。私の今の”しゅっとしてる人”ナンバー1です!この”しゅっとしてる人”って言い方は関西だけなんですね。
はらぺこ状態で自宅最寄り駅に戻り、ぶらりと初めて入ってみたご飯屋さんが大当たり!美味しかった!味付けや材料の組み合わせを変えることができる「わがまま(を聞いてくれる)ダイニング」とのこと。
もう時間も遅かったから、私たちしかお客さんはいなくてリラックス。すごい分厚いレンコンステーキがめちゃうま!マスターさんに調理法を聞いたので、ぜひ作ってみよう。たぶん、違うものになると思うけど・・・!そして、いろいろ食べたにもかかわらず、写真は最初に食べたレンコンステーキしか撮ってへんっと(笑)。ゆっくりいろんなお話しできてうれしかったし、友達のことだいぶん尊敬した。小草若ちゃんの物まねも上手やし!ってそういうことじゃなくて、これまでもすごいなあって思ってたけど、より一層です。
renkon.jpg
1日目から相当な充実ぶり!

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よっぽど小吉

「私って結構、おみくじ大吉率高いわ、ふふふ」って、ちょっと自慢に思ってたんです、ずっと。ところがところが・・・。
大阪から帰ってきて、いつものように近くの神社へ初詣に行った。いつものように参拝して、いつものようにおみくじ、いつものように「大吉」となるはずだったんですよ。なのに「小吉」・・・。何度見ても小吉・・・。願事は初めに気をつけないと半ばでやぶれるんだそう。あと、女難にことに気をつけなさいって。
で、仕事がはじまって神田明神へも行ったんです。「よーし、もっかいひいたろー」と思っておみくじひいてみたら、また「小吉」・・・。さらに思い起こせば、昨年末に浅草寺でおみくじひいたときも「小吉」だったんだった・・・。
もう、よっぽど「小吉」、なにがなんでも「小吉」なんだろう、しばらくは。よーく分かった、分かったさ!

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大阪帰省日記

とっくにあけておりますね。おめでとうございます。
2日~5日まで大阪に帰省してきました。今回はゆっくり帰省できたなあ。
3日は友達んちでうどんすき新年会。いつものメンバーですんで、まったりのんびりムードです。
今回は友達の娘ちゃんといっぱいままごとしてきた。まずはお店屋さんごっこー。ハンバーグがおいしい店の名は『ステーキハウス「ハンバーグ」』。これは友達が名付けたんですが(笑)。娘ちゃんがシェフになって調理してくれたんだけど、お皿に並べて「はい、どうぞ」だけじゃない。いろんなものを入れて混ぜて水につけて柔らかくして(この水につけるという作業だけは「?」だったけれど 笑)オーブンで焼いて。この焼く作業が最高。オーブンからパンを取り出すと「熱っ!熱っ!」って手の上でパンを跳ねさせて、時にはパンを放り投げて、それはもうダチョウ倶楽部の上島さんもびっくりのリアクション上手。めちゃくちゃかわいらしい!料理が完成したらウェイトレス役の友達がお客A役の私に運んでくれる。これが娘ちゃんがからんでるといいのだけど、大人だけでのやりとりになると途端にすんごい恥ずかしくなるのが笑えた。
あとは何したっけ?ケーキ作りごっこだ。ちょうど近くにあった無料の地元情報誌をレシピカードに見立てて作るんです。情報誌を覗き込んで「えーっと次わぁ?なになに~?イチゴをケーキにいれますって!」「そしてぇ、クリームを塗りましてぇ」ってなかなかいい感じにケーキが作られていく。あ、そういえばここでも「水につけて柔らかくする」って作業が入ってたな。せっかく焼き上がったケーキを水に?!おおおおっ?!
そんな感じですごく楽しく遊んだんですが、ままごとにおける子供の想像力ってほんとにすごい!夢がある。世間のルールに従うままになりがちな大人こそ、ままごとで想像力を解き放ち自由になる時間が必要なんではないか!って真剣に思ったり。
そんなことで私のほうが相当楽しんだ感じでした。次はシンデレラのお城でお姫さまごっこしよー!って言っていたけど、ままごとって何歳くらいまでやるもんかなあ。小学1,2年まではやってたかなあ。
4日は大阪でお勤めしてたときの後輩に会った。会うのはなんと8年ぶりくらい!お互いに「整形はしてないんで」と事前にメールしたりして。
当日、ちょっとドキドキしながら待っていたら後輩到着。ぜんぜん変わってない!あんまりに久しぶりだったもんで「ぎやー、ぜんぜん変わってないわあ!」と肩バチバチ叩きながらちょちょ切れ涙。
おもしろいもんで、すぐに当時に戻ったように話ができた。ごはん食べて、元職場あたりを懐かしみつつ散歩して、喫茶店でお茶飲みながらおしゃべり。いやはや楽しかった!これを機にちょこちょこ会えるといいなあ!
5日は夕方まで母と家でまったり。母が録画していた「風と共に去りぬ」を鑑賞。見続けて3時間半を超え、最後の最後に事件発生!
レットさんが去ってしまって「ああ、これから一人でどうすれば!」と泣き崩れるスカーレットだが、レットさんが以前言った「君にはタラというこの土地が、ほにゃほにゃ・・・」という言葉が頭に浮かんできて・・・ってところで映像ストップ。まさかの録画失敗・・・? しばし呆然としたのち「えっ?えっ?なに?なんなん?!」とわいわい騒いでいたら、母が「ま、あれやで。この土地で強く生きていくって決意して終わりやろ」と・・・。 ま、まあ、たぶんそうなんだろうけど、やはりここはスカーレットによる決意表明が聞きたかった・・・。最後はあの、ちゃーらーららー ちゃーらーららー♪って曲を聞きたかった・・・。
なんとも気持ち悪い状態で帰路につくことになってしまったけど、あいかわらず母との会話はすこぶる面白かった。ほんまに元気をくれる人だ。
ああー、どうしようかな、風と共に去りぬ。最後の数分を見るためだけにレンタルするってのもなあ・・・。

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