小三治師匠に会いに

ドングリさんと中央線にてゆらり揺られてはるばる立川まで。小三治師匠の独演会。小三治師匠の落語を聞いた!しかも4列目で(ドングリさんに感謝)!

広い舞台の真ん中の高座には、座布団がポツンと一枚。小三治師匠がゆっくり登場して座ると見事にはまる。いつまでも見ていられそう。マクラがたっぷりで「落語はちゃんとはじまるの?」と心配になったくらい。30分は超えていたんじゃなかろうか。たんたんと語られる日常の中に、じんわりとおかしみを感じる。普通の生活の中に、笑いってたくさんあるんだなあと思った。そして落語もマクラと同様、噺の登場人物みんなにじんわりとおかしみを感じてとてもいい心持ちになった。

小三治師匠はお客に媚びるでもなく、かといって突き放すでもなく、距離感が絶妙。ゆったり聞いて、ゆったり笑って、とてもいい時間を過ごさせていただいた。毎月、小三治師匠の独演会に行きたいなあ。なんというか、小三治師匠の落語が聞きたいというより定期的に会いに行きたい

「柳家小三治独演会」
柳家〆治 「お菊の皿」
柳家小三治 「金明竹」
柳家小三治 「付き馬」

帰りにお久しぶりに会えたなみまるさんと、なみまるさんの後輩くんも交え、ルノアールでお茶。私はまた一人盛り上がって空回りした。後輩くんちょっと引いてたもんなあ…。ドングリさんとなみまるさんが温かく笑ってくれたから助かったけれども。もっと大人らしい、そつない会話ができるようになりたいものだ…。

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