8月の文化活動-本

まだ8月は終わってないけれど。何冊か読んだ中でもすごく気に入ったのが、

お縫い子テルミー
お縫い子テルミー
posted with amazlet on 06.08.22
栗田 有起
集英社 (2006/06)

栗田有起さんの小説は初めて読んだ。ちょっと非現実的でなんか面白くてほんのりあたたかい。独特の雰囲気ですごく気に入ってしまった。
お縫い子テルミーとABARE・DAICO(あ、岡村ちゃん・・・)という2つのお話が入っていた。どちらもよかったけど、ABARE・DAICOのほうがより好きだった。
スーパーのタイムサービスでえのきとしめじをゲットして深い満足感を覚える小学5年生(笑)、小松誠二くんが主人公。
小松くんが下着泥棒の疑いをかけられてしまうのだが、無実なのに事情があって本当のことが言えない。それで小松くんの体の中に「黒いどろどろ」ができてしまった。朝、目を覚ますと「どろどろ」はすでに起きていて、なにをしても一緒についてきて、薄めようと水を飲んでもダメで、どんどん巨大化していって・・・。この「黒いどろどろ」と小松くんの戦いの様子を書いた部分がとても好き。「苦しいなあ。分かる分かる」と思いつつもなんだかいじらしくて、読みながら完全に小松くん応援モード。がんばれ、小松くん。
栗田有起さんのほかの作品も読んでみようと思う。それにしても、栗田さんの作品のタイトルはインパクト大だな。

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