せんきの虫を演劇で

お茶の水落語会のときに配られたチラシ、舞台版「せんきの虫」。「演劇版!おもしろそうだね!」(これは…らく兵さんは虫の役じゃない?)「行ってみよっか!」(らく兵さんの虫っぷりを見たいね)「行きます、行きます!」とものの1分ほどで行くことになった。こういうのって楽しい。

落語「せんきの虫」のその後のお話。登場人物じゃなくて登場虫達もそれぞれ魅力的で、思わず引き込まれるストーリー展開。台詞の端々から重いテーマが見え隠れしてズシッときたり。志らく師匠の脚本とのことで、とてもおもしろい。

虫っぷりを楽しみにしていたらく兵さんは舞台が始まってもなかなか出てこない。ようやく登場と思ったら不穏な笑みを浮かべて一言もセリフを発することなく舞台は暗転。なんなんだ、この思わせぶりな登場は…と思っていたら、再び登場されたらく兵さん、なんと虫じゃなくてガンだと判明。せんきの虫たちを脅かす危険な存在。なんとオイシイ役どころか!見事に演じ切っておられました、不気味だけど孤独で切ないガンの役を。

終演後はらく兵さんに直接舞台の感想をお伝えし、またまた、縁起物である頭をなでさせていただいた。ありがたやありがたや。帰り、一緒に舞台を見た3人で次回は「落語とお食事の会」をやりましょうと盛り上がった。うーん、楽しみ!

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