Diaryカテゴリ 11ページ目


大混雑と後頭部と案山子

本日の予定。現代美術館にて「メアリー・ブレア展」鑑賞。その後、深川辺りを散歩しつつ写真。夕方、御徒町に移動して、お友達と「志らく一門会」。

メアリー・ブレア展は1時間半あれば大丈夫だろうから、そのあとゆっくり散歩できるなあ。深川、じっくり歩こうと思いつつ実現できていなかったから楽しみ~と、悠長に夢見ていたら飛んでもなかった!!メアリー・ブレア展、ひいてはディズニー!恐るべし!!

チケット買うのに30分!入場するのに30分!!図録買うのに30分!!!予定していた1時間半は待ち時間だけで突破しちゃいました…。なんと甘かったことか…。

会場内もえらいことになってました。広いスペースはまだいいけど、ちょっと狭いスペースなんて人だかりで前に進めない。もう作品鑑賞どころでない。いかにしてこの人の塊をすり抜けるか、それだけで頭いっぱい。そんなことなので、すべての作品をゆっくりと楽しむことはできなかった。

それでも、やっぱり原画の力というのはスゴイです。メアリー・ブレアさんのあの独特な色世界に感嘆しっぱなし。色も線も思い切りがよくて、ダークな色味でも暖かい気がした。あー、やっぱり色は楽しいなあ!いろんな場面において、色を組み合わせるときはすごくワクワクする。洋服とか、もっとチャレンジできればいいけどなあ…。
人ごみにパワー吸い取られてフラフラになりながら現代美術館を出たら…。ウソやん!もう日ぃ傾いてるし!

10-04
神々しい空でした

当然のごとく、ゆっくり深川散歩する時間はなく、地下鉄乗り継いで上野広小路に移動。

「志らく一門会」、関取(どすこい)じゃなくて席取り失敗…。見えたり見えなかったりが4対6くらい。しかも、見えたといっても完璧には見えてないんですよ。前の人の頭で見切れてるけど、なんとか演者さんのお体の半分以上が見えたら「見えた」と数えてですよ。

前の人が悪いわけじゃないのは重々承知だけど、忌々しくなってくるんですよね、その頭が。「横髪がぺったんこだったらなあ…」とか、「お兄さん、ちょっとだけ右に小首かしげてみないか?」とか、もう祈るような気持ちで後頭部を見つめてしまう。集中仕切れませんでしたねぇ、これでは。あとで聞いたらお友達も見えにくかったようで…。関取じゃなくて席取りってほんと重要。

それでも!それでも!落語はやっぱり面白いと思う気持ちには変わりなく!まだまだ、どんどこ寄席に通いたい!

志らく一門会
「ガマの油」    立川らく太
「疝気の虫」    立川志らら
「片棒」      立川こしら
「真田小僧」    立川志ら乃
「お化け長屋」   立川志らく

と、いい具合に締まったところで思い出した。もう一つ書いておきたかったこと。
現代美術館に行く途中に通る深川資料館通り商店街がとても味わい深いのです。「第12回かかしコンクール」と銘打って、町のみなさんが作ったかかしが数メートルおきに並んでるんですが、どれもこれもいい感じにゆるくて素晴らしい。

kakashi.jpg
最後の写真、路地に固めて並べられた案山子たちが哀愁オーラを放っていた。一体倒れていたし…。

タオルやペットボトルやビニール袋などなど、身近なもので工夫して作られているが、決して手をかけすぎていないところにグッとくる。そもそも、精巧で出来すぎていたら案山子っぽくないと思うし。適当な感じだけどなんか愛らしいのが案山子だと思う。で、雨、風で少しくたびれてくると、切なさが加わってより愛着がわくんじゃなかろうか。

…。なんでこんなに案山子について語ってるんだろう…。
とにもかくにも。現代美術館に行くなら、その前にぜひ案山子ゆるゆるアートを!いやいや、この案山子目当てで、ぜひ深川資料館通り商店街へ!いつまで飾られているか分からないですけれど。
わー。久しぶりにいっぱい書いた。楽しい。

pagetop

シルバーウィークもろもろ

「ayumitの大冒険」そんな感じのシルバーウィークだった。白浜、白浜、京都、京都。はあ、遊んだ遊んだ!

最後の京都は本当はないはずだったんだけど、お宿が取れちゃったので追加しちゃいました。追加したおかげで、お友達とじっくりおしゃべりできたし(お芝居もっと見たくなった!来年はぜひ遊びにきてね!)、京都な写真はあまり撮れなかったが、森見會的撮影は快調に進んだ。あー、でも、チャーミングチャーハンには行かれなかったんですよねー。いつの日かチャーハンにチャーハンしなくては!しかし、つくづくナイスなネーミングだなあ。チャーミングチャーハン。
邪鬼

「また旅に出たいなあ」
(旅は楽しいと実感した旅であった)

pagetop

めがね

ななな!「めがねマラソン」なんてのがあるんですか!
http://portal.nifty.com/2009/09/16/b/index.htm
http://www.city.sabae.fukui.jp/pageview.html~id=6487
今年は9月7日に大会があり、第30回を迎えたんだそう。歴史ある大会じゃないですか。
この記事を読んだ瞬間、心に浮かんできたメガネなあの人、この人。
来年参加してはどうかしら?めがねに感謝の意をこめつつ「めがねマラソン」。うんうん。とってもステキな思い出になるにちがいない。
なんて思いながら、いろんなめがねマラソンに関する記事を探して読んでいたら、参加資格が「眼鏡業界に従事する方とその家族」となっている。一般のめがね愛好者は参加できないのかねぇ。あと、サングラスもOKというのが少々残念…。サングラスでマラソンは普通やないですか。
デイリーポータル記事の「マラソン中は、めがねがズレてこようとも、誰一人めがねを外す人はいなかった」というのが心を打った。
ああ、それにしても、福井方面に行きたい熱が再燃だなあ。
小浜市 朝ドラ「ちりとてちん」の舞台
 ↓
鯖江市 朝ドラ「ちりとてちん」で、最初和田家の皆様が住んでいたとこ
     めがねの聖地
 ↓
七尾市 森見登美彦さん著「恋文の技術」で主人公が暮らしてるとこ
そんなコース!

pagetop

落語楽しや

この日は「志ら乃大作戦 第6話」を見に新橋へ。夜の新橋はなんか解き放たれたような、フリーな表情のオジサンだらけでいいなあ。

落語、面白いわ!やっぱり面白い!

落語に出てくる人々はどうしてあんなに”妄想好き”の”あかんたれ”が多いんだろう。もう、愛着沸きすぎる!
オチを聞いたときのあのストンとくる感じもたまらん。「なるほどねえ!」
早く「お、『青菜』か。今年の夏はこれで聞き納めかな」とか、「ちょいと『○○』あたりでほろりとしたいねぇ」とか言えるようになりたいもんだなあ。

縁あって短期間に3回も見ることになった志ら乃さん。こうなったら真打昇進に向けての1票を投じに次回の大作戦も行きますよってに!

帰り道はムギさんとなんやかんやわいわいがやがや。うまい流れで地元の喫茶店で急きょプチ森見會。大生誕祭について盛り上がった。

志ら乃大作戦 第6話
「居酒屋」     立川らく兵
「湯屋番」     立川志ら乃
「抜け雀」     立川志ら乃
「タイタニック」  立川志ら乃

pagetop

粘土恋しや

8月の後半から残業が続いていたのだが、今週に入って落ち着いた。ふぅ。
この「まぜ」も書きとめておきたいことはいっぱいあるのに、タイミング逃して更新滞りっぱなしだなあ。

昨晩はお友達と小伝馬町の「cafe紅」でまったりとご飯を食べた。お客さんもさほどいなかったせいもあって、ちょっと田舎の親戚んちでご飯食べてる感じでかなりリラックスした。よっぽど、「はあ~~!」とか言いながら大の字に寝ころぼうかと思ったけれど、一応大人なのでやめておいた。

cafe紅

間違えて食事の途中でデザートのミニケーキを食べてしまうほどにおしゃべりも弾んだ。(予想外の甘い味に混乱して一瞬固まった)「洋風な料理を和な器に盛るのもいいねえ」なんて話から、陶芸の話題に。2年前くらいか、陶芸教室に通ってたの。でも、私が通いだして一年もたたぬうちに、経営が立ち行かなくなったのか突然に教室が閉まってしまい、それきりになっている。楽しかったのになあ。

蘇るなあ。粘土のあのひんやりとした手触り。粘土のかたまりをリズムカルに捏ねて捏ねて菊練り!あー、菊練りやりたいなあ。あと、特別に好きだった作業が、釉薬を付けたあと、釉薬が固まってでっぱってしまった部分を平ぺったい耳かきみたいなので削る作業。削ったときのサラっとした、でもちょっとしっとりした感触がなんともいえないのよねー。

お茶碗とか小鉢とか一つずつしか作れなくてだんなさんの分がないので、もう一セット作りたいなあ。ああ、粘土。粘土触りたいー。

pagetop

草々さん!草々さん!

落語の話、第3弾。

写真仲間の皆さんで鎌倉へ。長谷寺でのんびり座っていたら、お仲間さんがこっそり「ブザービート、ブザービート」と言うので、周りを見回してみたら…

草々さんおった!

「おお!草々さんやんか!草々さん、草々さん」と一人動揺する私。さりげなく近寄って生声聞いてみたり、目の端っこでお姿追ってみたりしていたんですけど、結局は我慢できずに「握手してもらっていいですか?」と声かけてしまいました。ミーハーですみません…。

心よく握手してくれた草々さん。目ぢからがすごかった草々さん。で、私がそのときかけた言葉が、
「応援してますのでがんばってください!」

…………。ふ、ふつうすぎる…。もっと気の利いたこと言えないもんかね…と自分を責めました。

そのあと、近くに座った二人連れの若い女の子の一人が「草々さんだよ!やばい!やばすぎる!長谷寺来てよかった」と盛り上がっていたのだが、もう片方の女の子は「ちりとてちん」を見ていなかったのか反応が薄い。そこで、「そうですよね、草々さんですよね!」と話しかけてみたら、盛り上がっていた女の子も「ですよね!草々さんですよね!やばいです!やばい!草々さんですよ!」と興奮気味に返事してくれて、少しの間二人で「草々さん!草々さん!」と言い合っておりました。楽しかった。

青木崇高さん、イラスト上手い南米手記読んだ。ナイスガイだ!

pagetop

平(へい)!

落語の話、第2弾。

29日に初めてらくごカフェに行ったとき、31日金曜日の「月亭方正(山崎邦正)十番勝負 その弐」も気になっていた私は、空席がないかお店の方に尋ねてみた。ラッキーなことにわずかに空席ありとのことで、予約して帰ったのだった。

そして当日。いやー、笑った!笑った!方正さんの落語、すごく面白かった!まず、枕がとんでもなく面白い。まあ、「ガキの使い」などであれだけいろんなことをやってきてはるのでネタが強烈。ギリギリ笑える下ネタたっぷし。この日の落語は「貧乏神」。神様にちなんで枕では「笑いの神様が降りてくることがあるんです。芸人3人でロケ行って、神社でおみくじ引いたら、自分だけ『平(へい)』。『平』なんて引いたことありますか?」という話を。テレビで何回も聞いた話やったけど、やっぱりおなかの筋肉引きつるくらいに笑った。

落語「貧乏神」がこれまた聞きやすくて面白かったー。上方落語、大阪弁がやっぱり馴染むなあ。邦正さん、落語に出てくる、こう、情けないけどどこか憎めない人物(この落語では神様だけど)っていうのがピッタリはまるんです。貧乏神さんが甲斐甲斐しく洗濯している様子に愛おしさが爆発した。

この日のゲストは、立川志ら乃さん。先日、柳亭左龍さんの落語会で初めて見て、今回で2回目。初めて聞いたときも「面白い!」と思ったけど、やっぱり面白かった!枕では少々やる気なさげに少々毒の入った話で笑わせて、落語に入るとどんどん加速していってグイグイ噺に引き込んでいく。あのスピード感はクセになる。9月9日の「志ら乃大作戦 第6話」も楽しみ。

月亭方正 十番勝負 その弐
「だくだく」立川志ら乃
「貧乏神」 月亭方正
「祟徳院」 立川志ら乃

pagetop

落語づいていきたい

NHKの朝ドラ「ちりとてちん」で落語に興味を持って以来、もんさん主催の落語会など機会があれば落語を見てきた。「できるならもっと足繁く寄席に通いたい。でも、なかなか気軽に行ける場所がない」と気持ちくすぶり続けていた。

そんなとき、仕事帰りに気楽に立ち寄れる寄席を見つけたのです!それは、神保町の「らくごカフェ」!

存在は友達から聞いていて、いつか行ってみようと思っていた。で、ムギさんと一緒に初めて行ってきたのです。いやー、いいです、らくごカフェ!収容人数50人ほどの広さなので、噺家さんの表情も身振り手振りもしっかり見えるし、噺家さんとお客さんの波長が合ったときの一体感がすごい。たまらん。
らくごカフェで落語を大いに楽しんだあとは「さぼうる」でお茶。(飲む人はお酒がいいでしょねー) 夜の「さぼうる」には初めて行った。半地下と中2階があってごちゃっとした構造、オレンジの灯りで照らされた仄明るい店内、そこに所狭しと並べられたワールドワイドな置物たち。洞窟の中の不思議空間に迷い込んだようでワクワクする。

私たちは1階の席に座ったのだが、足下から半地下のお客さんを覗き見するのがやけに楽しかった。ムギさんと「これは覗いちゃうねー」と言いながら、仕事帰りのサラリーマンのおじさんたちが飲んでいるテーブルをチラチラと覗いた。おじさんたち、テーブル上のお料理はすでに空に近い。そろそろお開きなのねと思った瞬間、一人のおじさんがおもむろにビジネスバッグからバナナの房を取り出し、仲間に1本ずつ配りだした。仲間のおじさんたちは何一つ驚くことなく「あ、いつものバナナね」といった感じで受け取ったバナナをむしゃりむしゃりと食べ始めた。3本締めならぬバナナ締め。なかなか味わい深いもんですよ。ほろ酔い加減のおじさんたちが笑い合いながらバナナを食べている光景を上から覗くって。それを見ていたムギさんが「次の森見會にはバナナ持ってくね」と言った。私も近々バナナ締めを体験することになるようだ(笑)。

お店の入り口近くにはオーナーのおじいさまがスタンバイしており、帰り際には「閉店までまだ時間あるよ。帰るの?どこまで?ああ、花火大会もうすぐだね」などと変に馴れ馴れしい感じじゃなくて、サラッと自然な感じで話しかけてくれた。なんだかすっかりいい気分になって店を後にした。

仕事帰りに落語で笑って疲れを吹っ飛ばし、さぼうるで覗き見しながらまったり。黄金コース見つけちゃったな。よーし、落語づいていくぞー。

聞いた落語一覧を作ろうとこれまで聞いた落語を思い出そうとしているのだが、思い出し切れなくてしょぼくれている。チラシ取っておけばよかったなあ。

はち公物語 第二章
「松山鏡」  古今亭志ん八
「あくび指南」古今亭志ん公
「うなぎ屋」 古今亭志ん公
「野ざらし」 古今亭志ん八

pagetop

薪能

コメントにて教えてもらった「薪能」。もう見たくて見たくて気が狂いそうだったので、東京で近々ないか調べてみた。

台東薪能第30回記念 台東蝋燭能
2009年年8月4日(火)

うう、平日…。しかも18:00開演…。仕事が早く終われば当日券狙いで行ってみようかな。でも、浅草公会堂って屋根のあるホールだ。やっぱり野外で見たい気もするなあ。

もう一つ見つけた。
新宿御苑 森の薪能
2009年10月11日(日)
日曜日!これなら行ける!野外!見に行く!決めた!
いつか東大寺や興福寺の境内での薪能も見たいものだなあ。

pagetop

ハローグッバイ

ハローグッバイと言えば、ほんとは”柏原芳恵”だけど”くるり”と言う自分が愛おしいと思う今日このごろ…
iPhone3Gsを買いました!

R0034369_400.jpg

長年使ってきたモノクロiPodちゃんともお別れです…!よくここまでバッテリもってくれました!ときどき、まだバッテリ残ってるのに「無理!もう鳴らせない!」とウソの表示をするカワイイ子。名残惜しいですが、グッバイです。お疲れ様でした。ありがとう。

ケータイもdocomo解約しました。新しいアドレスをお友達にお伝えせねば!ちなみにケータイ番号は変わってません。

アプリいろいろ使ってみよー。写真もとろー。楽しい楽しい。

pagetop