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落語めぐり in internet

本日、ネットで調べた落語情報を羅列してみます。

スタート!
30日に亀戸で開催されるという百栄師匠や方正さんが出演する落語会について調べよ。

第3倉庫というところが企画なのか。噺家さんばかりの落語会と思っていたらどうやら違う。いろんな芸人さんが19組も出演するって。ほー。なになに、10日のイベントは新日本プロレスのプロレスラーがゲストやって。変わった趣向だなあ。あ、モロ師岡さん発見。

2コマ目、モロ師岡さん。
モロ師岡さんって落語されるんだ!モロフィールに、モロやまばなし、フフフ。背広で語るサラリーマン落語!しみじみフォークソング!見てみたいなあ。あ、5/21に広小路亭である!わお。チェックチェック。

3コマ目、外国人落語家、ダイアン吉日さん。
あ、そういや、旦那さんとダイアン吉日さんの落語を見に行こうと言っていたのだった。調べよ。5/25に浅草だな。チェックチェック。

こうやって、外国出身の方が日本の古典芸能に興味を抱いて、日本で活躍されているというのはほんとに嬉しいことだなあ。ダイアンさんを知るキッカケとなったムービーもっかい見よ。「みゆきちゃん!久しぶり〜!」可愛らしいなあ、ダイアンさん。ニコニコしてしまうなあ。焼き芋はチンパンジーやなあ。

4コマ目、外国人落語家、桂三輝(カツラサンシャイン)さん。
あ、外国人落語家さんといえば、以前、桂三四郎さんがマクラで、「カツラサンシャインという弟弟子がいる」と言っていたなあ。「兄さん、稽古つけてください」って言われるって。どんな方なんだろう?桂三輝さんのブログ「I love 修業!!」。I love 修業!! 素晴らしいタイトルやなあと思ったら「ブログが引っ越ししまちた」のかー。「I love 修業!!」じゃなくなってる…。いつか東京でも落語やってほしい。

5コマ目、吉笑さんでゴール。
あ、吉笑さんのブログが更新されておる!明日の日暮里寄席に伺うことにしたのだけど、吉笑さんは高座に上がらはるのかしらん。楽しみ。

2コマ目のモロ師岡さんあたりでグンときました。4月4日の「落語めぐり in internet」でした。たぶん続かないです。

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『シネマ落語 昭和の名人』の第弐弾!

手持無沙汰になると見るとはなしに「東京かわら版」をパラパラめくってしまう、そんな毎日。嬉しいお知らせが飛び込んできた!!

シネマ落語「落語研究会 昭和の名人 弐」上映決定!!うわいうわい!!
東劇にて、5月21日(土)~6月10日(金)まで。
東京かわら版のつぶやきにて情報ゲット、東劇サイトにはまだ情報が掲載されてなかった)

志ん朝 「船徳」
十代目馬生 「臆病源兵衛」
円生 「引越の夢」
八代目正蔵 「中村仲蔵」

なんだそうです。
わはー、観に行く観に行く!ああ、待ちきれない!

あと、NHKで始まる『三遊亭圓歌の演芸図鑑』の録画予約もしなくては!
(4月号のかわら版では、ナビゲーターが談志師匠だったのだけど変更になったみたいだ)
番組のねらいは「大衆芸能の個々の芸人とその芸の魅力を、ストレートに伝えること」だそう。6月からは『桂文珍の演芸図鑑』と続くとのことで楽しみ。

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初鈴本演芸場

木曜日、そして今日も楽しみにしていた落語会があったのだけど延期になってしまった。くすんくすん。でも、こんなときこそ好きなもので満たされるに限ると、新宿で少しお買い物してから鈴本演芸場へ足を運んでみた。昼席の仲入りから入場できた。

昭和のいるこいる師匠。お揃いの赤いジャケットの胸には大きなワッペン。面倒くさげに「はいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはい」と言ったあと耳の横で両手を振るの、生で見ましたよ!すんごい嬉しいんですけど!なんかもう漫才しているお姿を見ているだけで満足しちゃいました。もちろん、漫才面白かったです!のいこい師匠ありがとう。

そんなのいこい師匠のウェブサイト「noi-coi.com」、トップページには「Laugh or die!!」と活きのよいキャッチ。あまり更新されていない「のいこいライブレポート」コーナーには「今宵のノイコイ度:76ノイコイ」って、ノイコイ度ってなんやろう。

三遊亭金馬師匠、御年82歳。マクラからいい感じのなごやかムード。「当たり前のことを言い合ってる人もいますなあ。『三月だねえ』『そうだ三月だ』『次は四月だねえ』『うん四月だなあ』なんてねえ」これだけの台詞なのに笑えてしまう。

ネタは親子酒!やったあ!やっぱりせがれが酔っぱらって帰ってくるところで大笑い。わははー、酔っぱらって帰ってきたきたー。サゲの「あたしだってこんなぐるぐる回る家は要りません」も大好き。

三遊亭歌武蔵師匠。力士から落語家に転身されたんだそう。登場されていきなり「ただいまの取り組みー、金馬師匠で親子酒でしたー」といい声で。笑った!ネタは「猫の皿」。茶店の亭主がかなりの「一人盛り上がり系」で面白かった!猫の皿にもいろいろだなあ。

林家正楽師匠の紙切り。すごかった!相合い傘、お花見、人力車、卒業式、春一番などなど、もう感動!春一番がよかったなあ。紙の中の風景にはびゅんと風が吹いてた。切りながら「いろんなお客さんがいらっしゃいますねえ、『何を切りましょうか』とたずねたら、『とりあえずビール!』ってねえ」って。粋なお客さんだ。正楽師匠が流れるお囃子に合わせてゆるく身体を揺らして、面白い話をかるーくしながら、どんどん紙を切っていく。お客さんはその様子をわくわくしながら見る。いい時間でした。

トリは入船亭扇遊師匠。
ネタは「天狗裁き」。事は寝言を言いながら寝ていた八五郎に、「楽しい夢を見ていたんだろう?教えておくれよ」とおかみさんが言って、「見てない夢の話はできない」と八五郎が断ったことから始まる。「そんな言えないような夢なのかい?」「だから見てないものは見てない」と夫婦げんか。仲裁に入った隣の辰公も夢の話が気になって尋ねる、八五郎断る、大げんか。仲裁に入った大家さんも夢の話が気になって尋ねる、八五郎断る、店立てを言い渡す。とうとう奉行所行き。お奉行様まで夢の話が気になって尋ねる、八五郎断る、縄で縛られ木にくくり付けられる。次はびっくり、天狗が風をふかせて高尾山に八五郎を運ぶ。天狗までもが夢の話が気になって尋ねる、八五郎断る。天狗怒って八五郎の首を締める。うぐぐぐぐぐー、目を覚ますと隣にはおかみさんが…。

天狗のあたりで「さては夢落ちだね?」って気付いたけれど遅いかなあ?扇遊師匠の落語はとても恰好良かった!

終演後、1階に降りると太鼓の音が聞こえてきて「どこから?」と思ったら切符売り場の上からだった!(写真をご参照ください)

ああ、寄席囃子の太鼓が叩きたい。

「鈴本演芸場 昼席 仲入りあと」
昭和のいるこいる 「漫才」
三遊亭金馬 「親子酒」
三遊亭歌武蔵 「猫の皿」
林家正楽 「紙切り」
入船亭扇遊 「天狗裁き」

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パンツの卒業旅行

雑学王」は我が家で好きなテレビ番組のひとつ。爆笑問題と伊集院さんの絡みが大好きだからというのもあって毎週録画しています。

あ、伊集院さんに関しては、たまに思い出し笑いしてしまう発言が二つあって言いたいので書きます。ひとつはニッポンの教養での発言なんですが、長くなるので割愛させてもらって、もうひとつがこの雑学王での発言。アンジャッシュの児嶋さんが伸び悩み芸人枠の回。「旅行にはもう古くなって捨てるつもりだったパンツを持っていく。古びたパンツをただ捨ててしまうのは忍びないから、最後に旅行に連れて行ってあげるんだ」という児嶋さんに対し、伊集院さんが言い放った一言、「あー、パンツの卒業旅行だね」。うまいことおっしゃる!!わははははは!!と笑い転げた。私、こういうのがすごく好きで。座布団一枚!の上手さに加えて、夢と可愛らしさがあるじゃないですか?そういうのを言えるようになりたいと常々思ってるんですけど無理みたいです。で、「パンツの卒業旅行」は今でもたまに思い出して笑ってるし、今度機会があったらやってみようと思っている。でも、よく考えたら洗わずに捨てるってちょっと勇気がいるなあ。スーパー袋に入れてしっかり閉じればいいかしら。

そうそう、3月7日の雑学王のことを書きたかったのだった。この日の伸び悩み芸人枠はアンバランス。私はアンバランスの山本さんのしゃべりに魅了されてしまった。よく通る声でハキハキと流暢なしゃべりでちょっと懐かしい感じの笑い。落語されたら絶対はまると思うのだけどなあ。着物も似合いそうだし。あー、ぜひ見たいなあ!と一人盛り上がってしまって、ブログをされているのでコメントしてみようかしら?!と思ったけど、黒川さんという相方がいらっしゃることを鑑みてやめることにした。あ、「あんた何様?」な発言をしていることはしっかり自覚していますので大丈夫だと思います(笑)。それにしてもですよ、山本さんの落語を見てみたくて仕方がない。

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うどん一杯つけてえな

ドングリさんと一緒に「浜松町かもめ亭二月公演『喜多八・一之輔の会』」。喜多八師匠と一之輔さんという渋い取り合わせに心待ちにしていた落語会!

かもめ亭では太鼓と出囃子が生演奏なんですね。独特のリズムの太鼓に心踊る。寄席太鼓について少し調べたら、一番太鼓は「どんどんどんと来い、ドンドンドントコイ、金持ってどんと来い」と欲張りに、そして、二番太鼓は「お多福来い来い、お多福来い来い、ステツク天天、ステツク天天」打つんだそう。へえ~!次回はそう聞こえるか注意して聞いてみよう。

まずは、開口一番、立川こはるさん。生き生きとした落語に清々しくなる。キリッとしたとてもいい顔をされているなあ。

一之輔さん、まずは「短命」。マクラで喜多八師匠がいまだ会場に到着していない旨が知らされる。ええーっ!一之輔さんの短命は二回目。前回は八五郎のほうにたくさん笑ったけれど、今回はご隠居さんに笑った。あれやこれやと手を変えて短命の理由を八五郎に伝えようとするのに、なかなか伝わらず、ムキーっとなる様が面白い!時には一人乗りツッコミまでするご隠居さん、最高!とはいえ、やはり最後、八五郎が恐妻に向かって「ごはんよそってぇ~」と甘えるところは何度も見たくなる面白さ!

喜多八師匠けだるく登場。間に合ったのですね。「待ってました!」の掛け声。私、寄席で「待ってました!」って聞いたの初めてかもしれない。盛り上がるなあ!けだるいマクラから「長短」。初聴き。最初、えらいゆっくりしゃべらはるので「一体何事?」と思ったら、超のんびり屋さんと超せっかちさんのお話なんだと分かって合点がいった。喜多八師匠はすごいなあ!途中から、お話の内容はもうどうでもよくて、喜多八師匠演じるその人自身が面白くて面白くて夢中になった。ゆーーーっくり餅食べたり、ゆーーーっくりタバコ吸ったり。お客さんの反応も「クスクスクス」って笑いから徐々に「ワハハハハ」になる感じで面白かった。

一之輔さん、二席目は「明烏」。一之輔さん、悪の権化の源平衛と多助がとても似合う!(褒めてます!)明烏といえば、昨年末に見た映画「昭和の名人」の八代目文楽の甘納豆シーンが印象深く残っていたので、源兵衛が甘納豆食べるくだりで「きたーっ!」と心の中で小さくガッツポーズだった。また聴きたい、一之輔さんの明烏。

喜多八師匠の二席目は「うどんや」。これまた、喜多八師匠の一挙手一投足にもう夢中。見事なる酔っ払いぶりにクスクス笑いが止まらない。最後、かぜっぴきのお客が鍋焼きうどんを食べるところは、空腹の私には地獄だった。「ちょっと私にも一杯つけてえな、うどんや~」。そうそう、喜多八師匠のお顔はシワ加減がとても素敵だと思う。

大満足な落語会だった!喜多八師匠も一之輔さんも、今後もどんどん追いかけたい!やっぱり落語は面白い!

当然の流れでドングリさんと話の合間に「鍋焼きうどんが食べたい、鍋焼きうどんが食べたい」と言いながらの帰路。残念ながら遅くまでやっているうどん屋さんは見つけられず、ラーメンすすった。あー、ラーメン普通にすすってしまったなあ。もっとアツアツの鍋焼きうどん風に食べてみるべきだった!(ね、ドングリさん)

「浜松町かもめ亭二月公演『喜多八・一之輔の会』」
立川こはる 「一目上がり」
春風亭一之輔 「短命」
柳家喜多八 「長短」
春風亭一之輔 「明烏」
柳家喜多八 「うどんや」

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お茶の水落語会

仕事を終えて、もんさん主催の落語会へ。会場である湯島総合センターは、何十年前にタイムトリップしたような郷愁誘う空間だった。古いソファやマッサージ機があるロビーがよかったなあ。写真撮りたかったー。

吉好さんは「新聞記事」。先日、方正さんがかけていた「阿弥陀池」の江戸版だということで、思わず東西聞き比べができて楽しかったー。

もんさんは「たぬさい」。子だぬき可愛いー。サイコロに化けた子だぬきが、加減が分からず、どこまでもコロコロと転がっていくところが大好き。これを書きながら、もし我が家に子だぬきがお礼に来たら?何に化けてもらう?とか想像していたら和んでしまった。

はな平さんは「権助魚」。最後、権助がおみやげの網獲り魚をひとつひとつ調子よく嘘つきながら紹介していくところ、サゲに向けての盛り上がりがすごかった!笑わせてもらいました!

正太郎さんは「宿屋の富」。会場が湯島だということで、このネタをかけたんだそう。富くじの結果が出る日、湯島天神の境内の賑わいぶりが楽しい!いっぱいの人が見えた。昨晩枕元に立った神様と話して「二番くじが当たる」ことになっている男の、当たったらこんなんしようと妄想するくだりが面白かった!結局、二番くじは当たらなかったので妄想は妄想のまま。

今回はもんさんがプロの噺家さんと一緒にやる落語会ということでした。これからもいろんな企画で落語会をやってほしい!

自宅最寄り駅に戻り、ドングリさんとご飯。『俺のちょうずを聴けっ!~四者四様‘手水まわし’の競演~』をお江戸でもやってほしいと真剣に願っている話で盛り上がる。さすがドングリさん、裾野からじわじわ攻める作戦を考えてくれたり。楽しくなるなー。「俺のちょうずを聴けっ!東西手水回し対決 inお江戸」。いいなあ、いいなあ。

「お茶の水落語会」
春風亭吉好 「新聞記事」
如月亭もん 「たぬさい」
林家はな平 「権助魚」
春風亭正太郎 「宿屋の富」

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やみ鍋の会

浅草寺子屋にて吉原遊郭について勉強。新吉原の見取り図や遊女の1日の過ごし方などなど面白い話しをたくさん。郭噺を聞くときにイメージしやすくなったかな。

その後、「ヤミ鍋の会」を見に経堂まで出向いた。

やえ馬さんは「初天神」。
寅ちゃんの「あれ買うて、これ買うて」のおねだり攻撃になぜか毎回、「買うてあげえな」と加勢してくる他人のおばちゃんがおもしろかった。「蜜のつぼにどぼんとつけて、ああみっともない。あんな父ちゃん連れてくるんやなかった」の団子サゲ。

瓶ニさんは「ちりとてちん」。
白菊というお酒をいただくくだりが大好き。クイクイクイ、「くーっ、美味しいでんなあ。美味しいお酒というんは、呑もうとせんでも向こうからツツツーっと勝手に入ってきまんな。呑みながら『もうそんな何をしまんねん』て思いましたわ。」

歌橘さんは「粗忽の釘」。
あ、打ち上げのときに「次のネタ候補にどうですか?」とアドバイスもらった噺だ。タイムリー。
-粗忽者の八五郎がカミさんに「箒をかける釘を打って」と頼まれた。で、打ったはいいけどえらい長い釘を壁に打っちゃった。「なんちゅうこと!隣の家の壁に突き抜けてしまったんじゃ!」とカミさんに叱られて隣の家へ確認に行くことに。なのに、そこは粗忽者の八五郎、カミさんに怒られたことをブツブツ話しながら歩いてたら向かいの家に行っちゃって「馬鹿にすんない!」となぜか怒り散らす。そんなこんなのすったもんだしてようやく隣の家にやってきて、「とにかく落ち着かなきゃなんねえ」と悠々たばこ吸ったりしていたら落ち着きすぎて、自分の結婚の成り行き話して帰ろうとする。「あんた、一体何しに来なすった?」-
「ここまで箒をかけにこなくちゃならねぇ」でサゲ。愛すべき粗忽者~。おもしろい~。上方では「宿替え」という題なんだそう。あ、歌橘さん、最初は置いていかれそうになったけど、途中からどんどん噺に吸い込まれていった。不思議な魅力がありました。

三四郎さんは自作落語。
息子が落語家であることを隠そうとする母と息子のやり取り。大阪の人ってそんなノリ!そんなノリ!おもしろかった。そして、三四郎さんはさわやかさんだった。

方正さんは「阿弥陀池」。
あー、手水廻しじゃなかったー。阿弥陀池は落語家になって初めてやった噺なんだそう。だから、とても緊張する、と。
うまいこと騙されてしもた男が、おんなじこと誰かにやったるねん!って勢いづいたんはいいけど実際はうまいことゆかず、なんでこうなるのん?というよくある展開。好き好き。中だるみしかけたところを表情やアクションでグイグイっと持ち上げて、再びお客さんをのせていくあたりはさすが!最後、嘘やねんってバラすところのオドオドぶりが最高だった。

残念ながら方正さんの「手水廻し」は聞けなかった。なんかもう、もっかい聞いて確かめないと落ち着かない感じになっとります。東京でも『俺のちょうずを聴けっ!~四者四様‘手水まわし’の競演~』やってくれないかなあ。熱望だなあ。エンディングトーク「これからの『手水廻し』」に参加させてもらいたい(笑)。

「第7回 やみ鍋の会」さばの湯にて
鈴々舎やえ馬「初天神」
笑福亭瓶二「ちりとてちん」
三遊亭歌橘「粗忽の釘」
桂三四郎「新作落語」
月亭方正「阿弥陀池」

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笑いながら立川

去年、志ら乃さんのブログで大笑いした記事、談笑さんのお弟子さんの名前をどうするかという話。「『立川』を笑いながら言う」ってなんて斬新!と大笑いしたんだった。

そのお弟子さんは結局「立川吉笑(きっしょう)」という名になったようで、「なんだー、笑いながら立川じゃないのかー」とちょっと残念に思ったり。その吉笑さんのブログがなんだか面白い。前座修業の様子を垣間見れる面白さと、あとなんか、本気なのか計算なのかが分からない真面目さが面白い。

一番最初の記事のブログのタイトルを決めるまでのくだり(ちっちゃい字の段落)が面白くて電車の中であやうく笑い声を出してしまうところだった。

吉笑さん、近いうちに落語を聞ける機会があるといいな。

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ねぎま鍋打ち上げ

「新春!するっ亭一門会」ねぎま鍋打ち上げ。場所は浅草の「一文(本館)」。
ねぎま鍋は初めて食べたけれど、まぐろはパサパサした感じはなく柔らかくて美味しいし、お出汁が染み込んだ千寿ねぎがこれまたとても甘くて美味しかったー。

これにて一旦区切り。初高座を予想以上に楽しくできたもんだから、「するっ亭面白かった。たけのこ練習通りに出来た」としつこくいつまでも言ってたのだが、そろそろ打ち止めにしないと本気でうっとおしいみたい(笑)。これからは一人でこっそり思い出し笑いすることにしよう。

次回もお声かければやっていただけそうな感じなのでよかった。初高座は5分ほどの短い噺だったけど、次回はもう少し長いものにトライしてみたい。今時点ではネタ候補は一つもないので、いろんな寄席に行ったり、動画見たり、CD聞いたりして、じっくりとたくさんインプットしようと思う。上方の噺家さん!東京でいっぱい落語やってください!

ほんとはネタ候補として「手水廻し」を上げたかったのだけど、打ち上げの場で先輩方に「登場人物が多いし、状況をちゃんと把握してもらわないと笑いどころが分からないから、とても難しいのでは」というご意見をいただき、ちょっとしょんぼり。

いやあ、1月に5656会館で見た方正さんの「手水廻し」が衝撃の面白さでどうしても頭から離れないんですよね。落語であんな呼吸困難になるほど笑ったのは初めてだったし。愛すべきしょうもなさがギュウギュウに詰まっていて、もう心奪われっぱなしなんです。

何とは無しに「月亭方正 手水廻し」でググってみたら、林家染弥さんのブログの記事がヒット。なんと!去年の12月に『俺のちょうずを聴けっ!~四者四様‘手水まわし’の競演~』(月亭方正、桂かい枝、林家染弥、笑福亭由瓶) という落語会があったそうで!手水廻しばっかりって! うわー、見たかったなあ!場所が大阪だから、知っていても行かれなかったけれど…。オープニングトークは「『手水廻し』を熱く語る」、そしてエンディングトークは「これからの『手水廻し』」ですって。これからの『手水廻し』ってなに(笑)。

染弥さんの記事を読んでいると、「『手水廻し』は気分が悪くなるから嫌い」という声をよく聞くとあるけど、どの部分で気持ち悪くなるんだろう?たらいの水を飲むところかな?とにかく、好き嫌いが分かれる噺なんだなあ。あんなにもおもしろいのに。

あ、なんか気付いたら「手水廻し」のことばっかり書いてる。夢中すぎやなあ、私。このへんで終わりにしとこ。

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ほわっほわのコッペパン

森見會御用達の喫茶店にてドングリさんと「新春!するっ亭一門会無事終了を労い合う会」。お互いに「よくやったね!」「よくやったよ!」と褒め合う小一時間。おめでたきことです(笑)。「次はどんなネタやりたい?」「ファンタジー要素多めのがやってみたい」「愛嬌あるアカンたれが出てくるのがやってみたい」などなど第2回もすっかりやる気。

その後、リーダーも合流して、今年初めての大日本森見會会合。春の遠足について盛り上がった。次から次へとあふれ出すくだらなくてロマンあふれるアイデア。これはスペシャルな遠足になりそうだ!ほわっほわのコッペパンが合言葉。

それにしても、森見さんの新刊について話したのはほんの5分くらいじゃなかろうか。これでいいのか、森見會。これでいいのだ、森見會!あ、新刊面白いです!

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