ひょっこりひょうたん島

この日はドングリさんと巣鴨散歩&やみ鍋の会(落語会)へ行ってきた。

おばあちゃんの原宿巣鴨突入。商店街入口の伊勢屋に並ぶ大福のビジュアルに誘われさっそく買い食い。少し歩けば小藤屋発見!ともちゃん家御用達、そしてちんまり隊散歩のお供、「鬼っ子」が売られているお店だ。ドングリさん、お試しに一袋ご購入される。巣鴨らしい何か、ほどよく巣鴨が感じられて後で買ったことを後悔しそうなアイテムを買おうとあちこち見回る。とりあえず「もんぺ」を候補にあげる(結局、買えなかった…)。とげぬき地蔵尊を参拝し、洗い観音さまのほぼ全身を洗う。江戸文字屋で「千社札ミニシール(30枚)」をオーダー。するっ亭オリジナルグッズ!意外とお安く、出来上がりは1週間後。身近な人に押し付けよう。タイミング的に第1の犠牲者は森見會リーダーかと思われる。日本緑茶専門喫茶「壽」で玉露をいただこうと予定していたのだけどお休みの模様。がっくり…。「珈琲専科貴族」でコーヒーをゆっくりと。落語会前に腹ごしらえをと入ろうとしたお店のメニューに鍋焼きうどんを発見。「おお、あの日食べられなかった鍋焼きうどんが今ここで!」とドングリさんと盛り上がる。あったまった。

やみ鍋の会のため「studio FOUR」へ移動。studio FOURはとても素敵な空間。音符や鳥などの形をしたかわいい鉄のオブジェがいろいろ!ここでもし演奏会をするならばタイトルは「ちいさな森のちいさな音楽会」とか付けたくなるような可愛らしさ。

やみ鍋の会へ足を運ぶのは2回目。方正さんの手水廻しを今一度聞いて確かめたいという目的が半分。開演を待つ間トイレに並んでいたら、後ろにいたお綺麗な女性に「どなたか目的で来られてるんですか?」と聞かれた。「方正さんの落語が好きで」と答えたら、その女性も方正さんの落語が好きだとのこと。「方正さんのどのネタが好きですか?」と聞いてみたら「幽霊の辻ですね。おばあさんが可愛くてー」と。手水廻しはどう思ってはるのかしらと「私、手水廻しが好きなんですけど聞いたことありますか?」と尋ねたら、「あー、何回もー」(ニッコリ)と私ほどの盛り上がりではないご様子。うむ、やはり、自分の目と耳でもう一度確かめるしかないな。

「第9回 やみ鍋の会」
鈴々舎やえ馬「新作落語」 教えられた通りなのに真逆にはまってさあ大変
前田一知「鷺とり」 落花生を枕に熟睡する雀たち、可愛すぎるやないの!
桂三四郎「新作落語」 三四郎さんのやる呆れ果ててる女の人がとても好き
笑福亭瓶二「だくだく」 つもり〜!久しぶりにだくだく聞けた!大好き
月亭方正「鼻ねじ」 面白さてんこ盛りの噺!もっといけるに違いない!

大きな余震が続いて怖い。もう腹がたつ。どうしたら治まってくれるのだろう。どうしようもないよね。余震、原発。どうなるのか分からない不安が続く。結局、自分のことしか考えられてないんじゃないかと自分のちっこさにへこんだり。落ち着かない。福島が、日本がどうか守られますように。

ウクレレに落語に寄席太鼓などなどこれからの楽しいことを考えよー。ひょっこりひょうたん島の楽譜が見当たらないから探そー。
ドングリさんにおすそ分けしてもらったイコマ製菓本舗のレインボーラムネ、爽やかですごく美味しかった!ありがとう!

それにしても、ひょっこりひょうたん島のテーマ曲は展開が盛りだくさんですごい。転調の使い方がすごいの?苦しいこともあるだろさ、悲しいこともあるだろさ。歌詞もあいまってグッとくる…。

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おやつマドレーヌ

ふと、おやつマドレーヌを思い出し、検索してみて愕然!おやつマドレーヌを作っていた神田精養軒が2009年2月に自己破産していただなんて…。ショック…。おやつマドレーヌはもう食べられないのか…。悲しすぎる…。

西友でたまに売られるおやつマドレーヌを買っていたのは2006年のこと。当時の私、おやつマドレーヌのことを熱く書いていました。うわぁ、私のこの文章、面白く書こうとして空回りしてる感が否めない…!読めば読むほど恥ずかしい…!じゃあ、やめればいいのにと思うのに何度も読んでしまう。読んでは恥ずかしがるを10往復くらいしてしまった。

それにしても、おやつマドがもう食べられないとは…。あのぎっしり詰まった硬めのマドレーヌ。モサつくところを温めた牛乳で流し込むのが最高でした。マドレーヌの外包みのイラストがまた和み系でよかった。笑った顔と怒った顔と困った顔の3種類があって、中でも困った顔がなんとも可愛らしかった。

焦がれるあまり、おやつマドレーヌで画像検索してしまった。やらねばよかった…。ああ食べたい…。おーやーつーマードー!

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知ってるアピール

今日の落語会は隣のおじさんに注意がいっちゃって大変だった。「知ってるアピール」がなかなか激しめのおじさんで。

マクラからネタに入ると、演目は言わないまでも「ふふーん」と声を出し、『ハイハイ、あれね。俺、すぐ分かった』のアピール。

談笑さんの金明竹の途中で、道具屋のくだりがアレンジで入ろうものなら、「ハハ!道具屋だよ」とわりと大きめにつぶやいたり。私だって分かったから負けじと大きめに笑ってみたけれど。

で、サゲが近づくと必ず「クククク」と先走って笑い、大きく足を組み直す。

まあ、気にする私も了見が狭いというものか。というか、ただの負けず嫌いかも。

でも、帰り際、「志の八はよかったね。志の輔の弟子だけあって調子がいい。嬉しいねえ」とにこにこしながら話すおじさんを見て、「あー、落語がとても好きなんだな。まいっか」と思った。

『立川流日暮里寄席』
立川幸之進 「家見舞い」
立川三四楼 「アニソン和尚」仏教替え歌は衝撃でした
立川談笑 「金明竹」訪問してきた男の方言がすごい。それに挑むおかみさんが最高
立川雲水 「天神山」大笑いだったのがサゲでほろり。雲水さんエッジな感じ。
立川志の八 「花色木綿」
土橋亭里う馬 「権助芝居」
立川談幸 「崇徳院」瀬をはやみ〜♪がんばれ、熊さん!

寄席で聞いたことある噺がダブるようになってきて嬉しい。(私も知ってるアピール!)

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落語めぐり in internet

本日、ネットで調べた落語情報を羅列してみます。

スタート!
30日に亀戸で開催されるという百栄師匠や方正さんが出演する落語会について調べよ。

第3倉庫というところが企画なのか。噺家さんばかりの落語会と思っていたらどうやら違う。いろんな芸人さんが19組も出演するって。ほー。なになに、10日のイベントは新日本プロレスのプロレスラーがゲストやって。変わった趣向だなあ。あ、モロ師岡さん発見。

2コマ目、モロ師岡さん。
モロ師岡さんって落語されるんだ!モロフィールに、モロやまばなし、フフフ。背広で語るサラリーマン落語!しみじみフォークソング!見てみたいなあ。あ、5/21に広小路亭である!わお。チェックチェック。

3コマ目、外国人落語家、ダイアン吉日さん。
あ、そういや、旦那さんとダイアン吉日さんの落語を見に行こうと言っていたのだった。調べよ。5/25に浅草だな。チェックチェック。

こうやって、外国出身の方が日本の古典芸能に興味を抱いて、日本で活躍されているというのはほんとに嬉しいことだなあ。ダイアンさんを知るキッカケとなったムービーもっかい見よ。「みゆきちゃん!久しぶり〜!」可愛らしいなあ、ダイアンさん。ニコニコしてしまうなあ。焼き芋はチンパンジーやなあ。

4コマ目、外国人落語家、桂三輝(カツラサンシャイン)さん。
あ、外国人落語家さんといえば、以前、桂三四郎さんがマクラで、「カツラサンシャインという弟弟子がいる」と言っていたなあ。「兄さん、稽古つけてください」って言われるって。どんな方なんだろう?桂三輝さんのブログ「I love 修業!!」。I love 修業!! 素晴らしいタイトルやなあと思ったら「ブログが引っ越ししまちた」のかー。「I love 修業!!」じゃなくなってる…。いつか東京でも落語やってほしい。

5コマ目、吉笑さんでゴール。
あ、吉笑さんのブログが更新されておる!明日の日暮里寄席に伺うことにしたのだけど、吉笑さんは高座に上がらはるのかしらん。楽しみ。

2コマ目のモロ師岡さんあたりでグンときました。4月4日の「落語めぐり in internet」でした。たぶん続かないです。

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『シネマ落語 昭和の名人』の第弐弾!

手持無沙汰になると見るとはなしに「東京かわら版」をパラパラめくってしまう、そんな毎日。嬉しいお知らせが飛び込んできた!!

シネマ落語「落語研究会 昭和の名人 弐」上映決定!!うわいうわい!!
東劇にて、5月21日(土)~6月10日(金)まで。
東京かわら版のつぶやきにて情報ゲット、東劇サイトにはまだ情報が掲載されてなかった)

志ん朝 「船徳」
十代目馬生 「臆病源兵衛」
円生 「引越の夢」
八代目正蔵 「中村仲蔵」

なんだそうです。
わはー、観に行く観に行く!ああ、待ちきれない!

あと、NHKで始まる『三遊亭圓歌の演芸図鑑』の録画予約もしなくては!
(4月号のかわら版では、ナビゲーターが談志師匠だったのだけど変更になったみたいだ)
番組のねらいは「大衆芸能の個々の芸人とその芸の魅力を、ストレートに伝えること」だそう。6月からは『桂文珍の演芸図鑑』と続くとのことで楽しみ。

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ウクレレです

今日はお久しぶりの森見會。楽しかった!今回も森見會ならではの話のふくらみよう。みんな頼もしい。いくつかの宿題が出た。ええと、手作り製本、ウクレレ課題曲、竹橋もしくは御茶ノ水あたりで読書に向く喫茶店、くらいかしら。調べよー。


こちらがオベーションのウクレレです

本の装丁の奥深さとナスオちゃんのDJにいたく感動した夜だった。

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初鈴本演芸場

木曜日、そして今日も楽しみにしていた落語会があったのだけど延期になってしまった。くすんくすん。でも、こんなときこそ好きなもので満たされるに限ると、新宿で少しお買い物してから鈴本演芸場へ足を運んでみた。昼席の仲入りから入場できた。

昭和のいるこいる師匠。お揃いの赤いジャケットの胸には大きなワッペン。面倒くさげに「はいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはい」と言ったあと耳の横で両手を振るの、生で見ましたよ!すんごい嬉しいんですけど!なんかもう漫才しているお姿を見ているだけで満足しちゃいました。もちろん、漫才面白かったです!のいこい師匠ありがとう。

そんなのいこい師匠のウェブサイト「noi-coi.com」、トップページには「Laugh or die!!」と活きのよいキャッチ。あまり更新されていない「のいこいライブレポート」コーナーには「今宵のノイコイ度:76ノイコイ」って、ノイコイ度ってなんやろう。

三遊亭金馬師匠、御年82歳。マクラからいい感じのなごやかムード。「当たり前のことを言い合ってる人もいますなあ。『三月だねえ』『そうだ三月だ』『次は四月だねえ』『うん四月だなあ』なんてねえ」これだけの台詞なのに笑えてしまう。

ネタは親子酒!やったあ!やっぱりせがれが酔っぱらって帰ってくるところで大笑い。わははー、酔っぱらって帰ってきたきたー。サゲの「あたしだってこんなぐるぐる回る家は要りません」も大好き。

三遊亭歌武蔵師匠。力士から落語家に転身されたんだそう。登場されていきなり「ただいまの取り組みー、金馬師匠で親子酒でしたー」といい声で。笑った!ネタは「猫の皿」。茶店の亭主がかなりの「一人盛り上がり系」で面白かった!猫の皿にもいろいろだなあ。

林家正楽師匠の紙切り。すごかった!相合い傘、お花見、人力車、卒業式、春一番などなど、もう感動!春一番がよかったなあ。紙の中の風景にはびゅんと風が吹いてた。切りながら「いろんなお客さんがいらっしゃいますねえ、『何を切りましょうか』とたずねたら、『とりあえずビール!』ってねえ」って。粋なお客さんだ。正楽師匠が流れるお囃子に合わせてゆるく身体を揺らして、面白い話をかるーくしながら、どんどん紙を切っていく。お客さんはその様子をわくわくしながら見る。いい時間でした。

トリは入船亭扇遊師匠。
ネタは「天狗裁き」。事は寝言を言いながら寝ていた八五郎に、「楽しい夢を見ていたんだろう?教えておくれよ」とおかみさんが言って、「見てない夢の話はできない」と八五郎が断ったことから始まる。「そんな言えないような夢なのかい?」「だから見てないものは見てない」と夫婦げんか。仲裁に入った隣の辰公も夢の話が気になって尋ねる、八五郎断る、大げんか。仲裁に入った大家さんも夢の話が気になって尋ねる、八五郎断る、店立てを言い渡す。とうとう奉行所行き。お奉行様まで夢の話が気になって尋ねる、八五郎断る、縄で縛られ木にくくり付けられる。次はびっくり、天狗が風をふかせて高尾山に八五郎を運ぶ。天狗までもが夢の話が気になって尋ねる、八五郎断る。天狗怒って八五郎の首を締める。うぐぐぐぐぐー、目を覚ますと隣にはおかみさんが…。

天狗のあたりで「さては夢落ちだね?」って気付いたけれど遅いかなあ?扇遊師匠の落語はとても恰好良かった!

終演後、1階に降りると太鼓の音が聞こえてきて「どこから?」と思ったら切符売り場の上からだった!(写真をご参照ください)

ああ、寄席囃子の太鼓が叩きたい。

「鈴本演芸場 昼席 仲入りあと」
昭和のいるこいる 「漫才」
三遊亭金馬 「親子酒」
三遊亭歌武蔵 「猫の皿」
林家正楽 「紙切り」
入船亭扇遊 「天狗裁き」

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初計画停電

これまで計画停電は実施されていたけれど不在のときばかりで、この日の夜、初めて停電を経験。おお暗い。信号も消えてる。そんな中、帰り道にあるケーキ屋さんが営業していたので、嬉しくなって「買うか!」と入った。もちろん照明は消えているので、「これどうぞ」と懐中電灯を渡されて、懐中電灯でショーウィンドウを照らしながらのチョイス。これがワクワクして楽しかった。よいこともあるかも、停電。

しかし、元の生活に戻るまでにどれくらいかかるのか。はたまた、元の生活には戻れないのか。どーなるんかなー。

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庭園美術館とちんまり隊公式サイト

カッパ(写真のお仲間)のみなさんで「あしたのジョー」を観に行く予定だったのがキャンセルになってしまった。このところ、カッパのお達者倶楽部化がはなはだしい。写真メインじゃなくなっている。昨年末には秋葉原の「丸五」にとんかつをただ食べるだけに行ったり(塩で食べるのが超旨い!)、するっ亭を見に来ていただいたり、春には釣りに行く計画があったり、ダーツに行く予定があったり。笑ってしまう。

「あしたのジョー」がキャンセルになってしまったので、ともちゃんにメールしてみたら「庭園美術館に行く」とのことだったのでお供させてもらうことにした。庭園美術館のレトロでモダンな雰囲気は大好き。壁の色とか、ドアのガラスの装飾とか、ステンドグラスのランプとか。

この日やっていたのは「タイポグラフィ展」。文字による表現を使ったシンプルなポスターが庭園美術館の雰囲気とあいまってすごく素敵でした。「庭園美術館での展示は建物の魅力との相乗効果で、他の美術館よりも3倍増しに良く観えると評判」と書いているの読んだ。うむうむ!

そうそう、ともちゃんとのおデートも久しぶりだったのだけど、私のメガネ姿を見ての第一声が「いいじゃないですか!知的っぽい!」。「『っぽい』ってどういうこと!聞き捨てならん!」と笑った。ゆっくりお茶もできて、とてもいい気分転換になった。

次回は印刷博物館の「印刷の家」で活版印刷体験に参加する予定で、これまた楽しみだ!私の活版印刷への興味の発端は「つるぎ堂」さんの「なまけものとおばあさんのお誕生日おめでとうカード」です。このカードとの出会いは衝撃であったなあ。ってこれって2008年の出来事なのか…。時が経つのが早すぎる…。

ちんまり隊の活動も1年と半年を過ぎた模様。私が「ちんまり隊もあちこち行ってるから年表みたいなのあったらいいなあ。」と言ったら、仕事の早いともちゃん、ちんまり隊のサイトを作ってくれました!

ちんまり隊公式サイト」!独自ドメインも取得!超ありがとう!可愛いわあ。(我が参加の事ながら)どうにも和んでしまうわあ。やっぱり去年6月の渡良瀬遊水地の巻きが強烈な思い出だな(笑)。あの日のシャビィは忘れられない。

これから何十年も経って「ちんまり隊公式サイト」を、アルバムをめくるように懐かしみながら見る時を想像してグッときた。どんだけ先走り(笑)。

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改めよう

一晩経って、昨夜自分が書いた文章がとても恥ずかしい…。元気が出ないなんて言ってはいけないですね。ごはんを食べたり、仕事をしたり、だんなさんと話したり、そういう普通のことのありがたさを改めて思わないと。もっと、周囲の人や起こっていることに想像力を働かせないと。もう、ほんとうに恥ずかしい。改めよう。

よーし、一生懸命働くぞ!集中!

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